さる・るるる・かるた 五味太郎
絵本館
はじまりは
「 あいきょうの ある さる 」 から
最初は 「あ」が2つ
最後は 「る」が2つ
このルールがすべてです。
かるた
いまでは、まったくしませんね~
子どもが小さい頃はそれでもやりました。
たしか「ぐりとぐら」のかるただったと思う。
去年、娘が幼稚園の保育実習に行ったときに
手作りかるたを作って喜ばれたとか。
ゲームなどに慣れている子どもには新鮮な遊びに
感じたらしいと言ってました。
五味たろうさんの「さる・るるる・かるた」
とても素敵です。
ばばばあちゃんのおもちつき
さとうわきこ
福音館書店(かがくのとも傑作集)
おなかをへらせて帰ってきた 子どもたちにせがまれて
ばばばあちゃんは おもちをつくることになりました。
でも 臼も 杵もない
大丈夫だよ。ばばばあちゃんに 「まかせとき」
ばばばあちゃん流のおもちつき
まず、もち米を蒸すのではなく 電気釜で炊いてしまう
それをボールにとって、杵のかわりにすりこぎでついてしまう。
ほんとうにおもちが出来てしまうのです。
ばばばあちゃんの挑戦できる料理絵本です。
もしかすると大人の料理の本より説明が上手いかも・・・。
絵本では子どもたちのアイデアで餅にお菓子なんかも入れてしまいます。
興味深かったのは「五平餅」や「氷餅」のお話
「氷餅」って想像できませんでしたが・・・。
ばばばあちゃんシリーズの絵本にはいつも教えられることばかり
こんなおばあちゃんに私もなりたいと思い始めています。
みんなの家では「おもちつき」をするのかしら?
「おもちはどうやって食べるのが好きですか。」のアンケートで
一番人気は「のり巻き」(いそべ巻き)だったそうです。
大根おろし、なっとう、あんこ、きなこ お雑煮
もういくつ寝るとお正月
あべかわ餅
シーソー
ティモ・パルヴェラ、ヴィルピ・タルヴィテ
ランダムハウス講談社
「児童書ベストブック賞」受賞
シーソーの席のひとつは、空っぽです。
もう1つの席では、ピーがシーソーの相手を待っています。
でも、誰もやってきません。
ピーはノートに、こう書きます。
「向こうの席に誰もいないとシーソーはできないね」。
大きなもみの木が倒れてシーソーにぶつかり、ちいさなクマのピーは
宇宙へ跳ね飛ばされてしまいます。
三日月の先っぽにつかまったピーは月と太陽がいつもシーソーを
していると聞きます。
ピーは旅を続け、いろいろな生き物たちと出会いそして気づきます。
生きていくときにもまた、すべてのことが上がり下がりするのだと。
少しだけ前に進む勇気が出る哲学絵本。
(BOOKデータべースより)
*****: ****** ***** ****** ****** ********
子どもの頃、公園の玩具の中では「シーソー」が好きでした。
でも、考えてみるとこの玩具はひとりでは遊べないものだったんだね。
むかいのシーソーの席には誰がいたんだろう。
いまでも「シーソー」があるのかな?と犬の散歩の時
近所の公園まで行ってみたけど・・・シーソーはなかったョ
シーソー
公園にその玩具があったのはいつ頃までだったんだろう。
私の子どもが幼いころにはまだ、あった気がするけど
最近、記憶が・・・
エビングハウスという人の研究によれば人間は20分後に
42%を忘れ1日後には74%を忘れる。
そういう動物なのだそうだ。 そうか、少し安心する。(笑)
年の瀬になると、「今年はどうだったか」などと思うのだけど
毎日、毎日、365日も繰り返したのに
特に何かを記憶することもなく過してしまった気がする。
来年こそは・・・ね。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を観てきました。
続編は前作の興業収入を超えたそうですが・・・
私としては前作で この映画は完結しても良かったのでは。と思いました。
じわ~んと温くなる良い映画だけど やはり前作のヒットを意識しすぎて
空回りしているようにも思いました。
でも懐かしい昭和に出会えた気がします。
いつしか昭和も遠くなってきてしまったものね。 グスン
次回作の予告では『チーム・バチスタの栄光』や『ナルニア国物語』
どちらも本は読んでいますがどうでしょうかね、映画は・・・。
年賀状 枚数は少ないけど やっと投函しました。
今年は年賀はがきの売れ行きが好調で発行枚数は2年ぶりに
40億枚を超えたらしい。
40億枚!!!
凄いねえ~
私は12月になって母の具合が悪かったのでいつもより年賀状を
書くのが遅くなってしまった。(正確には書いていない。PC印刷 )
友達は遠方に住んでいたり 何かの事情で疎遠になったりで
もう会うこともない人達も多いのだが・・・そんな人たちとの場合は
年賀状だけが唯一の交友手段ってこともあるし
パソコン住所録のデータをいちいち削除したり変更するのも
面倒だったので、そのまま自動的に印刷して送りつけてきた。
でも、今年 それも失礼かと思い?住所録をチェックして
思い切って削除した。
半分も消えた・・・
もともと人づきあいが少ない私だから、そうすると出す年賀状の
枚数はとても少なくなってしまった。
「今年こそ 会いたいね」のメッセージの言葉を
今年は誰にも書かなかったのを投函してから少し後悔した。
そういえば
「戻り年賀」という言葉があるみたいだね。
年賀状を受け取ってから その相手宛に出す年賀状のことらしい。
それもありかなと思ったけど
あの人どうしているかなと書く「はがき」はやはり大切にしたいと思う。
今年こそ 会いたいね あなたにも
十二支のお節料理
川端 誠
BL出版
クリスマスが終わった。
ツリーやサンタの人形を片付けるともう年の瀬もおし迫る。
年越しの準備をそろそろ始めなくては・・・。
そんな時期に本棚から取り出すのがこの「十二支のお節料理」
川端誠さんのイラストがとてもお正月らしくて素敵です。
年神さまはお節料理を作るために、12の動物を選び
それぞれ順番に係りを決めました。
ねずみたちは家の掃除と飾りつけ
鏡餅を作るので、餅つきもします。
牛は田畑にくわしいので、米や野菜を選んで運ぶ係り
寅は千里を走るので、ほうぼうの国から珍しい食べ物を
集める係り うさぎは器や重箱を選んで取り揃える係り
力を合わせて働きます。
十二支たちの働きぶりを私も少し見習わなくては・・・。
それにしても十二支に猫がいないのは寂しいね。
なぜ、猫は十二支に入らなかったのだっけ?
たしか、神さまの門に集まる時間をねずみが猫に教えなかった?
イブの夜・・・
ひとりなので 近くの書店に寄ってから温泉に行く事にした。
まず 書店で2冊の本を買う。
『 夜は短し☆歩けよ乙女 』
森見登美彦 角川書店
山本周五郎賞・本屋大賞2位
京都の某国立大学に通う「私」はクラブの後輩「黒髪の乙女」に
密かに思いを寄せている。
とことんマイペースの天然キャラである「黒髪の乙女」は「私」の
思いには気づかず、すべての出会いが奇遇だと思い込んでいる。
(ダ・ヴィンチ ブック・オブ・イヤー2007より)
『 ズッコケ中年 age42 三人組み 』
那須正幹 ポプラ社
「ズッコケ三人組み」シリーズは息子が10歳の頃 とても好きで
よく読んでいた。
あの「三人組み」がズッコケ中年になっていたとは!(ぜひ、読まなくては)
懐かしさと好奇心でつい買ってしまった。(笑)
私は「ズッコケ三人組み」が好きでなく 当時、ボランティアで作成していた
「図書室だより・子ども版」にこんな事を書いていた。
なんで、こんな字がきたない・・・
それにしても、なぜ15年前は ↓ のように思っていたのかしら?
最近、少し読み直したらそんなに悪くないと感じた。
ほう~、それにしても文章力のなさは昔も今も同じだな
それいけ ズッコケ三人組みHP
わが息子(10才)は「ズッコケ三人組み」シリーズの愛読者である。
ある年などは「ズッコケ・ファン・クラブ」へはいりビデオまで買って
正月のお年玉をそのために使い果たしてしまった。
小柄で色黒、口の悪いハチべエ
トイレのなかでも勉強するくせに成績はいまひとつのハカセ
食いしん坊で動作はスローモーなモーちゃん
この三人組みが登場したのは1976年のことだという。
その後、「三人組みシリーズ」はつぎつぎに書かれて20作を超え
売り上げは一千万部にも達したという。
ある時期、図書館などではマンガの挿絵のせいもあってか
「悪書」として扱われたこともあったという。
子どもたちにこんなにも読まれてきた「ズッコケ三人組み」の魅力とは
なんだろう。親の私としては??
「寅さん」的存在のこの本が好きになれない。
「ズッコケ三人組み」を読む 息子よ
この本がどうであれ
とにかく まあ、好きにせい!
さて、さて 少しだけ15年前にタイムスリップしたイブの夜
温泉にも入ったし、コーヒーをいれてケーキでも食べながら
2冊の本でも読むことに・・・
メリークリスマス まだ街は賑わっているのかな
クリスマスのまえのばん
クレメント・C・ムーア さく
ウィリアム・W・デンスロウ え
わたなべしげお やく
福音館書店
T was The Night Before Chrismas
「クリスマスのまえのばんのことでした」で始まるクレメント・ムーアの詩
で知られるアメリカの古典
約100年ほど前の絵本なので「サンタクロース」ではなく
「セントニコラス」
時代を感じる絵本です。
今、ジョン・レノンのハッピー・クリスマス(戦争は終わった)を
聴いています。 クリスマスソングの中で一番好きです。
そして読んでいる本(まんが)は『 毎日かあさん4/出戻り編 』
毎日新聞に連載されているショートギャグマンガ
別れたはずの夫が戻ってきて幸せの生活、でも・・・
毎日かあさんー毎日jp
もう、明日はクリスマス・イブ
きっと私は母の施設で過すことになる。
そこはクリスマスも関係ないし・・・
なにしろ、さっきあったことも
どんどん忘れてしまう みんなと一緒
「日常生活がどうだ」なんて誰も興味ないわけで
それはそれでいい時間の流れでもあるかな
明日のごちそうの準備をしながら
今夜の「白いご飯とひもの」なんて質素な食事が
やけに美味しかったりして・・・
うさぎ屋のひみつ
安房直子
岩崎書店
「今晩のおかずは、なににしよう」と悩む奥さんのところへ
しょっこりとうさぎがやってきて、毎月アクセサリーをひとつくれれば
夕食の宅配サービスをしてくれるという。それでさっそく頼む奥さん
ロール・キャベツ 海老のコロッケ とり肉の胡桃ソース 等など
ほう~~~ うさぎ屋からおいしそうな料理が届きます。
でも、ね。 奥さんはついに大切な結婚指輪までとられてしまう
羽目に・・・ さてどうするのかな?
娘が友達からもらってきた画像です。
誰のものか知りませんけど・・・
ごめんね。 あまり素敵な猫ちゃんなので使わして下さい。
この子を眺めていたら しあわせ気分になったよ。
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何時間、眠っていたのだろう・・・
私はねむり姫 (笑)
母の入院、そして父まで体調をくずしてその看病
ヨレヨレになり 私は爆睡してしまった。
危機を脱した母は施設に戻ることになった。
施設には医師・看護師がいるしへルパーさんもいる。
病院より施設のほうが空気が温かいので母のためにも
早期の退院を希望したのだ。
施設の職員さんが病院まで迎えにきてくださり
軽々と母を「お姫様抱っこ」するとあっと言う間に寝台車に移動した。
施設につくと「お帰りなさ~い」とみんなに迎えられて
母はいま施設のベッドでうつらうつらと眠り続けている。
あなたの人生はしあわせだったの?
私を愛してくれた時期もあったの?
母に聞いてみたい事がいっぱいあるのに・・・
母はこちらの世界でもあちらの世界でもない場所で生きているようだ。
それは 幸せ、とか 不幸とか
そういう事ではないような気がする。
なんにしても、母は老いたのだ。
昔の母とは もう違うのだ。としみじみ思った。
しみじみと感じる暮らし しみじみと思う時間がある。
大切だね。 そんな時も。
明日はもう冬至になるのですね。夜が長いのは寂しい・・・