「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

秋刀魚の味

2011-09-15 14:59:14 | Weblog


 ここ数日、暑い
  暑さ寒さも彼岸まで、というが残暑が身にこたえる。
  うろこ雲が空いっぱいに広がっている。


  職場では「映画会」があった。
  『秋刀魚の味』 を上映する。 
  小津安二郎監督の映画だ。
  笠智衆さんが演じる愛情に満ちた父が娘を嫁がせたその夜に崩壊する。
  人の孤独とさみしさ、それでも生きていく・・・
  参加者さんたちは どう観られていたのだろう

  

  秋刀魚がおいしい
  粉を振ってフライパンで焼いて、大根おろしにポン酢で食べる。
  フライパンで焼くのは邪道かもしれない。
  でもマンションのキッチンではそれもしかたない。
  本当は白煙がもうもうと舞い上がる
  炭火でさんまを焼いて食べたいけど、ね。

  明日には散歩道の彼岸花が咲くかもしれない。
  月がきれいな夜を迎える。

 

 
  

 


あの太陽がこの世界を照らし続けるように

2011-08-21 15:10:02 | Weblog


   

   

     埼玉アリーナ・コブクロのライブに行く
         >あの太陽がこの世界を照らし続けるように

        『ステイ』 という曲がとても良かった。
        新曲ではないのだけど、いま、この歌詞には励まされる。

      

                   埼玉アリーナに行く途中の渋谷

        急に涼しくなって、ほっとしたら
         がくんと体力が落ちた・・・
         このままではまずい
         気分を変えるとテンションがアップし
         しばらくは 気持ちが持ち直す?
         ライブとか映画とかサッカーとか
         気分転換には最高だね。

         巻誠一郎選手が 東京ヴエルディに加入が決まった。
         昨日は巻選手が読売ランドの練習に出ているというので
         息子クンが会いにいく。
         写真撮影もサインも快く「いいですよ」と言ってくれたそうだ。
         画像は巻サポの私のために息子がくれたもの
         巻!! 緑の背番号41 


   

   

    

 


冷蔵庫のなかのケーキ

2011-08-05 12:04:39 | Weblog


 

  昨夜は息子の誕生日だった。
  仕事帰りに寄ったケーキ屋さんには、このケーキしかなかった。
  もういい歳になる息子に このくまさんケーキを買うか。(笑)
  で、結局 彼は仕事で帰宅せず
  冷蔵庫のなかには ぽつん、とケーキが残されている。

  子どもが大きくなってみれば、過去は夢のように
  育児に、親の義務として手がかかることは当たり前なのだが
  その当時は、手がかかることの中に試行錯誤しながら生きていた。
  もちろん、希望や願いはあったが、子どもが年齢を数えるうちに
  その願いや希望も、子ども自身の願いや希望に変化していくものだ。
  子どもに押しつけできるものはなにもない。
  子どもに向き合いながら、自分に向き合うことで
  瞬間、瞬間を、ただ生きていたことになる。

 

   無常を見つめる
   無常を含めて生きているという事実
   サッカーの松田直樹選手の訃報
   とても悲しいです。
   雨が降ったり止んだりしています・・・
   また、空を見上げる。

  


8月に・・・

2011-08-02 21:03:49 | Weblog


  なんとまぁ、8月に
  長くブログ更新をしていなかった。
  震災後の無力感? 節電のため?
  暑くなったので疲れた?
  まあ、いろいろ
  そして、これが一番しょうもない理由なのだけど
  書かないでいることが、楽だった。
  いや、書けないほど重い何かがあったわけではなく
  書かないで放置していると とても気楽
  書きたいと思ったことがなかったわけではない。
  たとえば、梅雨の頃 紫陽花の花に見惚れたこと
  サッカーだって観戦に行った。
  読書した本の感想
  病院での話、病気に向き合うこと
  家族のこと、映画のこと
  仕事のこと、友人のこと
  書かなくても日々は過ぎていく
  書かない日常に慣れてしまった。
  
  いつしか夏の雲になっていて
  相変わらず、散歩して猫を探している。

  今日の散歩道

 

 

 
 


小暮荘物語

2010-11-29 18:39:37 | Weblog
 

 小暮荘物語 三浦しをん 祥伝社

  小田急線・世田谷代田駅から徒歩5分、築ウン十年
  空き室あります。
  安普請ですが、人肌のぬくもりと
  心地良いつながりがあるアパートです
                  ( 書籍・帯より )

  うん、そうかあ・・・?
  帯に書いてあるようには 到底、思えないアパートのように感じるけどな。
  アパートの住人たちは
  いそうで、いないような
  出来事も
  ありそうで、ありえないような (笑)
  コメデイのようでもあり、え~!と 行動をみれば引くことばかり
  でも、なぜかほんのりと温かくなる。
 下ネタはちょっと・・・だったけど
  それでも、笑ってたり呆れたりしながらも
  おそらく、いまのマンションにはない 人と人との繋がりを感じた。
  人って 愛おしい。
  いまどき、生活音が 筒抜けの住宅はないだろうが小説の舞台は
  小田急線の世田谷代田駅、井の頭線なら代田橋駅・・・
  なんか、地元ぽっくってリアルなんだよ、ね。  ふふふ
  で、ここは世田谷代田ではないにゃ、と猫が申しています。 

 
 

スマントリとスコスロノ

2010-11-16 17:27:33 | Weblog

  

   山からきた ふたご
   スマントリとスコスロノ 
乾千恵 再話 早川純子 絵  福音館書店

   天界の神々が人間界と行き来していた遥か昔
   美丈夫の兄と、醜さゆえに捨てられ不思議な力を身につけた弟の数奇な絆
   弟に窮地を救われる兄と巨大な怪物へ変身する神や魔王との戦いの
   物語を見事な語りと迫力満点の絵をご覧下さい。 (出版社・内容紹介より)

   インドネシア・ジャワ島に古くから伝わる影絵芝居、ヤワン。
   結婚式や誕生日などのお祝いや儀式の場で「魔よけ」として
   一晩中上演されるそうだ。
  そのヤワンの世界に魅せられた乾千恵さんが再話したもの
  気迫ある絵本に 引き込まれる。
 早川純子さんの絵も、時を忘れるほど惹かれた。

   

 或ることを境にして、自分をとりまく世界がガラッと変わることがある。
  小説や映画のなかではよくあることだけど・・・

  自分の身にふりかかってくるとはあまり予想だにしていなかった。
  これまで ずっと、根拠のない楽観主義者の私だったけど
  そうも思っていられない 簡単ではない病気になってしまったので
  今日はT大病院まで行く。
  医師の言葉に これから身の上に起こるかもしれない様々なことが
  胸のなかをぐるぐるとかけまわる。
 どうしよう・・・
  検査に疲れて無気力に傾きそうになる心を揺さぶってくれるのは
  立ち寄った本屋の絵本たち
  気がつけば子ども用のちいさな椅子で1時間も読み漁っていた。
  
  検査の結果では、きょう、あすにでもどうにかなってしまうわけではなく
  いまは経過を診っているだけでよいそうで 、 少しだけほっとしながら歩く、
  西新宿から新宿駅に向かう道のけやき並木がきれいな秋色で嬉しかった。
  でも、自分がもう高層ビルの街を歩いていても ぴったりとおさまることがなくなったと
  しみじみ感じる。歳だな・・・デパ地下で団子を買う、これも歳だな(笑)
  それでも、元気にあしたも仕事にでかける。
  いろんなことにすごく価値があるって、最近思う。あーやはり楽観主義者かな


KOBUKURO STADIUM LIVE 2010

2010-10-03 23:02:11 | Weblog

  

      コブクロのライブへいく

   

  

      

        ライブ前のひととき
        かわいい坊やが
        ギター弾きながら コブクロの歌を歌っていた。
        それが上手くってね。
        ちょっと人盛りが出来ていた。
        シグネチャモデルのギターにライブTシャツ!
        いったい君は何者なんだ?
        保護者らしき人も見当たらなかったし・・・
        みんな携帯でパチリパチリ
        アンコールにも写真撮影にも応じてくれた坊や

        夕暮れとともに始まったライブ
        天気予報は  雨だったのに
        「コブクロてるてるぼうず」のご利益かな
        味の素スタジアム でのライブは
        雨に降られることもなかった。

        空を見上げながら
        風を感じながら
        聴くコブクロ
        物語の中の挿絵のように
        じんわりと
        こころに響いた。

        緑の芝が見えないサッカースタジアムは
        少しさみしいけど
        夕暮れから夜へと変わる時間を
        音楽とともに過す。

        4万5000人が入ったスタジアムは
        いつもと違う  味スタだった。
        娘からプレゼントされた素敵な1日。
        新曲「流星」は10月からの月9ドラマの主題歌

        
       
        
       

  

ありがとう!

2010-06-30 18:39:33 | Weblog

  日本は よく戦った!
     ひたむきに
     チームが一丸となって

     敗北しても なおさら
     サッカーの魅力を感じた。
     日本代表はなにも恥じることはない。

     この悔しさは
     日本サッカーの明日への糧
     日本代表は
     世界サッカーの扉をノックしたのだと思う。
     次は
     開くよ、きっと。
 
    120分でも決着がつかずに
    むかえたPK戦
    PK戦って、残酷だね。
    どんなにか駒野選手は辛いだろう。
    でも
    仲間たちが 駒野選手を慰めたり
    肩を抱き合う姿には 胸がいっぱいになり
    泣けて
    泣けて
    泣けて
    素晴らしいイレブンたち
    いや、日本代表に関わったすべての人たちに
    ありがとう

    なんて素敵な大きな夢を与えてくれたのだろう。
    2010年 W杯は最高!!!
    日本代表の試合観戦は楽しかった。
    その健闘を心から讃えたい!!!

    梅雨のさなかなのに
    今日は晴れ
    陽射しも日本代表を労っているような気がした。

    

       今日はご飯をゆっくり食べられそう (笑)

いざ、日本

2010-06-29 16:33:45 | Weblog


      

      いよいよ、だな!

        日本  VS    パラグアイ

      雑誌・Number を読んだり・・・

     

       息子がゲームセンターでゲットしたボールを飾ったり・・・

       『 どう戦うかは 秘密です。』 
       パラグアイ戦前の岡田監督・公式会見の言葉
       ひみつの岡ちゃん。

       昼寝でもしようか、と思ったけど
       寝られるはずもなく (笑)

       いつも行く公園で 逸る気持ちを押さえるために

      

        ベトナムコーヒーを飲んでみる。
        下のほうに”練乳”が入っているのかな
        混ぜる、のでしょうけど・・・
        まぜるとあま~いぞ。 
        私のなかでは コーヒーは甘くてはいけないのだ。
        あくまで 個人的意見だけどね。

   

         ねえ~ 「南アフリカ」って どっちなんだろ・・・
         とりあえず、あっちかな?と決めて 空を見上げる。
         日本代表!頑張れ!特別な夜になりますように。


32年前のメモ

2010-06-27 18:48:46 | Weblog

   あんまり口惜しいから死んでやろう、と私は思うが
     この思いを誰かに伝えねば、死に切れない。
     死ぬ前に、思いのたけを、はき出そうと、私のきき手を
     あれこれ物色し、その人の前で、はき出す言葉をふとんを
     かぶって無言で練習する。
     人によって、構成その他を変更せねばならない。
     あるいは、あんまり面白いことがあると、私は誰かと一緒に
     もう一度笑おうと思う。
     その時は、構成その他を考えない。
     さて、出かけてゆくと
     彼女、あるいは彼らが 忙しげに働いていたり
     一家だんらんなどしていると
     私の言葉は行き場を失う。
     仕方ないから
     行き場を失った私の悲しみ、楽しみを持ち帰り
     こねくり回しながら、仕事をする。
     あくことなく、私の話し相手をしてくれる人がいたら
     私は仕事などしないだろう。   ( 佐野洋子)

     おそらく32年ぐらい前に佐野洋子さんのエッセイかなにかを
     読んで書きとめたものだろうと思う。
     いまとなってはさだかではない。
     日付が32年前になっている。
     そして
     32年もの時間が経過しているのに
     やはり、私はこの文章に共感している。

     > 私の言葉は行き場を失う
     いまも私の言葉にはきき手がいない。
     それって、しあわせなのか ふこうなのか・・・

     

     サッカーばかり観ている。
     寝不足で体がだるい・・・
     で、歩く
     水の音が聞きたくて等々力渓谷まで
     ここはすごい
     等々力駅からすぐなのに
     木が風にゆれ鳥の声がきこえる。
     わあ~ん    
     雨が降ってきてしまった。

    

      もっと歩いていたかったけど、暑くて・・・
      ちかくに有名なフランス菓子屋さんがあるので寄ってみることにした。
      オーボンヴュータン
      ずっと、行ってみたいと思っていたのだけど ウチからだとちょいと面倒で、ね。
      今日、やっと来た。
      
       店内にながれるフランス語のラジオ
       う^^^ん。。。きれいなケーキや焼き菓子の美しさにうっとり
       パティシエのこだわりを感じる大人のケーキでした。

       店内に置いてあったオーナーの河田勝彦さんの本
       フランス菓子と人生、面白かったですよ。

      

        お土産に買ったプチ焼き菓子

        さて、今日のサッカーは「ドイツVSイングランド」
        クローゼ、ルー二ー、。。。もちろん観戦しなくては!!
        負けたら敗退の決勝トーナメント 
        だから、決勝トーナメントになると観戦するほうもヘトヘトになる。
        昨日の韓国 序盤のミスが・・・ 残念だった。