「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 くじらぐもからチックタックまで 』

2009-01-18 14:32:00 | 書籍・絵本


               

              くじらぐもからチックタックまで

                                 石川 文子 編
                          フロネーシス桜陰社


        昭和40年から現在までの 国語の教科書のおはなしベスト20。
               「もう一度読みたい」リクエスト作品と採用頻度の高い作品で
               作りました。教科書でしか読めなかった 「くじらぐも」 が
               初めて教科書から飛び出しました。

                         「BOOK」データベースより

          『 くじらぐも 』 中川李枝子 立ち読みページ

         懐かしさがこみあげてきた。
              子どもが小学生の時に 教科書に出ていたお話の数々・・・
                くじらぐも ・ かさじぞう ・ おおきなかぶ 等など
                どれもこれも 子どもと音読して楽しんだ作品。
            くじらぐもの 「天までとどけ~  一、二、三」
                忘れないでいた。
                さて、自分が小学1,2年生の頃は何のおはなしが出ていたのかな?
                思い出せないゃ   う~ん なんだったのか
                高学年には太宰治や宮沢賢治、小林秀雄などがあったような・・・
                
             本のあとがきに 児童文学者の石井桃子さんが書いている言葉に
               > おとなになってから、老人になってから
             あなたを支えてくれるのは、子ども時代のあなたです。とある。
        そうかもしれないなあ~ 

          

                 沈黙/ 村上春樹

         これは全国学校図書館協議会の集団読書テキスト
              本屋さんで見つけました。ナント190円でした。
              「レキシントンの幽霊」 に収録されていた短編ですが
              おそらく 「いじめ」 に対しての問題提起としての起用かしら?
              ひとりひとりの考え方と集団としての行動・・・
              そこには どうしようもない溝がたくさんあるけど
              やはり、自分次第であることを 考えさせられるテキストでした。