「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 ジェインのもうふ 』

2007-07-27 23:27:09 | 書籍・絵本


    『 ジェインのもうふ 』
                  アーサー・ミラー(作) アル・パーカー(絵)
                  偕成社

   ジェインの毛布はピンク色
   赤ちゃんのジェインは毎朝、目をさますと真っ先に毛布に
       触ってみる。
       ミルクを飲む時も お昼寝の時も お遊びの時も
   いつも毛布はいっしょ
   夜、毛布がほっぺに くっついていれば 安心して眠る事が出来る。

   ジェインが大きくなるにつれ 毛布はすり切れて 汚くなり
   お母さんは一度は捨てるが ジェインが泣くのをみて
   「放っておいても、いつか自分から手離すようになるのだから
    その時まで待てばいいわ」と気付く

   やがてジェインは自分から毛布がいらなくなるのだけど・・・
   
   わが子もそんな時があったなあ~
   わが子の場合は 豚のぬいぐるみ 
   これがないと眠れない。 
   ピンクの豚はねずみのようになっていた。
   それでも、それを離さなかった。

   
   「脳内メーカー」

   「脳内メーカー」というサイトが話題になっているらしい。
   
    自分の名前を入力すると その人の<脳内イメージ>を
     示してくれる。というお遊びサイト

    やってみました。
    なんだこれ・・・・・  ちょっと、悲しい。 お遊びでもね・・・
    
    私の頭の中は 秘 秘 秘・・・ と あと( )の2つで埋まっている。
   ( )は言えません。 
       ちなみに息子は100% 「友 」で 埋まっていた。
       「友」が100%の頭の中 ? どんな脳内イメージなんじゃ~。
  

   


夢散V3 アジアカップ 

2007-07-26 19:42:54 | 書籍・絵本


  アジアカップ サウジアラビア戦  (サウジは堅守速攻 ) 
  負けてしまった。   残念 とっても残念だな。
  でも、3試合     
  守備の課題はあるけど・・・興奮する、見ごたえ?のある試合だった。
  韓国との3位決定戦 頑張って欲しいけど・・・


  友人のお母さんは認知症 施設に入所している。
  ここのところ食事が摂れなくなったので病院で検査したところ
  胃がんが発見された。
  医師のインフォームド・コンセントを受けたのだが、病院では
  認知症と胃がんを同時にみることは出来ないといわれたらしい。
  なんの説明にもなってはいない。

  3ヶ月以上、病院へ入院すると「施設」は退所しなければならないし
  病院内で徘徊などをすれば退院を迫られること必至。
  こういった場合の「 医療連携 」 のケアが
  ほとんどないようなので 困惑していた。
  どうしたらいいのか?と言う友人にかける言葉がなかった。

    『 医師アタマ 』 医師と患者はなぜすれ違うのか?
                    尾藤誠司  医学書院

  
  医療現場で働く医師たちが 患者とのインフォームド・コンセントなどで
  どうしてこの説明でわからないのか
  どうしてそんな思い違いをするのか と思いつつ
  実は俺だって わかんないものはわかんない・・・
  もしかして、俺達って エリートじゃなくて マイノリテイだったりして(笑
  という観点から <患者の論理>と<医師の論理>の差異を検証
  医師の価値観・事実の認識の仕方の特殊性ゆえに
  患者とのコミュニケーションに齟齬を来たしているのでは・・と
  7人のDrのお話本 

     『 医師アタマ』 医学界(対談)
   
   興味深い本だけど、上手く説明できないので・・・
   こちらの対談を読んだほうがいいかな。 
   

       

      にんじん嫌いの私  また花が咲いてしまった。
      野菜の花って綺麗。  春菊も黄色い花が咲いた。



  


『 ゆめのおはなし 』

2007-07-24 16:03:14 | 書籍・絵本


      『 ゆめのおはなし 』
                クリス・ヴァン・オールズバーク
                 徳間書店


   ある夜のこと、ウオルターがねむるベットが未来へ飛んだ。
   でも、未来はウオルターが考えていたようなハイテクの
   かっこいい未来じゃなかった。
   街はゴミにうもれ、木は切られ、巨大なえんとつからは
   けむりがもくもく (略) 本の紹介文より

   オールズバークといえば<ジュマンジ><ザスーラ>
   SFの作者のイメージが強い
   これもSFではあるが「環境問題」の絵本かな
   
   こんな地球に住みたくないなあ~とウオルターは思う
   そして気付く
   地球の将来を担っているのは 自分達であることを・・・。

   
   
           

    「牛乳がたのしく のめちゃう ストロー。」

    『 モス・バーガー 』 で1本 50円で売っていたストロー。
    チョコレート味 ストロベリー味 バナナ味の3種類
    興味深々・・・買ってみました。

    冷たい牛乳にストローをさして
    飲んで(sip)「あ~っ!」(Ahh)と言おう!だって

    牛乳は 牛乳のままが いい
         これは 私の 味覚ですが・・・。
    甘い!!甘すぎる。 <お子様向き>とでも言っておくことに。
        
    

  


とろけ地蔵

2007-07-23 15:58:01 | Weblog



  雨の日の今日、ひとりで訪ねてみた。
   「とろけ地蔵」 大円寺
   目黒駅を下車して 行人坂を歩く
   かなりきつい傾斜

       

  この坂に面して大円寺がある。
  門をくぐると 「五百羅漢像」 に目が奪われる。
  500体以上の石仏だ。

       

  「五百羅漢」というと、お釈迦様の仏典結集に訪れた500人の弟子
  大円寺の羅漢様は修行僧にまざって女性や子どもの姿がある。圧巻。

  そして寺には もうひとつ
  「とろけ地蔵」 がある。
  原形をとどめないほど溶けたように崩れているために
  そう呼ばれているとか

        

   1779年、この寺を火元として 「目黒 行人坂 大火」 と
  呼ばれる大火事で強い火勢は表面をとろとろに溶かしたという。
  その姿は痛ましさを飛び越え、慈しみをあたえる。
  「悩みを溶かしてくれる」との評判が広まり、
   手を合わせに訪れる人が多いそうである。

  手を合わせて 「 私 」 を 考える。
  < 溶かして > と念じる思い・・・ 
     「 私 」が「 私 」 であるという事 
     自己嫌悪 後悔 不安 もう、逃げずに悩もう。
     何もしなければ 何も始まらない。


       

    水子地蔵がひっそりと佇んでいた。 
        雨に濡れ かわいそう
   
  

   


河合隼雄さんの訃報

2007-07-19 18:40:30 | 書籍・絵本

  河合隼雄さんの訃報 とても悲しい
 

  河合隼雄さん

   どれだけ河合隼雄さんの本を読んだことか・・・。
 
      


   何冊も何冊も 著書を読んだ。
   その度に 心が落ち着いた。
   とても残念で 悲しい。 合掌 

『 夕凪の街 桜の国 』

2007-07-18 12:57:39 | 書籍・絵本


      『 夕凪の街 桜の国 』 こうの 史代 (双葉社)
                     手塚治虫文化賞・文化庁メディア芸術祭大賞


     今日、病院の待合室のソファにあった忘れ物?
     まあ~いいか と読ませてもらった漫画
     (もちろん、あとで受付に戻しました。)

        ヒロシマを扱った作品といえば
     「はだしのゲン」 「火垂るの墓」 「黒い雨」 が 有名だけど
     『 夕凪の街・桜の国 』は 直接 戦争の惨状は描いてない。

     昭和30年 灼熱の閃光が放たれた時から10年後の
     ある一人の女性の話が描かれている。
     
     「しょうがない」ではすまされない。
     <あのこと>が ヒロシマでは いまでも 続いている。



    娘がいま流行り?の野菜スイーツを買ってきてくれた。

    オーガ二ック野菜スイーツ ポタジエ

       

    ネギや小松菜 大根など 種類は豊富
    写真はトマトショート 大根のチーズケーキ  トマトロール
    甘くなくて 食べやすい。 かすかに野菜の味がする。 


『 トマトさん 』

2007-07-17 11:33:31 | 書籍・絵本


   『 トマトさん 』
                  
                  田中清代  福音館書店

   とてもインパクトのある絵
   しばし目が離せないと思います。

         「 ある なつの ひるさがり
          まっかにうれた トマトさんが
          トマトのきから どった、とおちた。」

    暑くて 暑くて たまらない
    
    トマトさんが落ちたところのそばには
    小川が流れていました。
    その音に耳をすますトマトさん

    小川に 入りたいけど
    体が重くて自由に動けません。
    泣き出す トマトさん・・・・
    その絵に 笑う

    真夏の陽射しと小川の水音の清涼感
    夏の生命力を感じる 絵本です。

    先日、行った焼き鳥屋さんで ミニ・トマトをベーコンで包み
    焼いたものがありました。トマトに熱を加えると美味しい。
    で、昨日は 「ミニ・トマト」のてんぷらを揚げてみました。
    美味しいよ。

    

    これから、ノアを獣医さんに連れていきます。
    立てるようになりました。順調に回復、ホッとしています。
    でも、バックに入れての通院 重くて 肩凝りに 

     
          


犬の椎間板ヘルニア

2007-07-15 20:16:15 | 


  それは突然だった。

  今日の朝、いつもは私を起こしにくるノア(飼い犬の名前)が
  動かないでおとなしい。
  あれー、めずらしい
  フードの催促も 散歩の要求もしてこない。
  [台風の影響で 外は雨だし・・・]
  まあ~いいか と私は また寝てしまった。

  もうお昼に 近い時間
  相変わらず、ノアは動かない。
  おかしい 普段ではないことだ。

  抱き上げる
  嫌がる  どこか痛いの?
  フードも食べない。
  後ろ足を ガクガクさせて歩き方が変である。
  気がつけば、オシッコも出ていない。
  あきらかに 異常事態である。

    私は「トイ・プードル」のくせに5キロもあるノアを バックに入れて
   雨の中、獣医さんへと走る、走る。
   日曜日で かかりつけの獣医さんが 休みだった。
   ネットで他の 獣医さんを探し出し 重いバック(ノア入り)を下げて
   電車に飛び乗る。   ノアがおかしい。  
   ノアが病気で病院へ行くのは 初めてのことだ。

  診断の結果は

  椎間板ヘルニア だった。
   
  先生の話によると、椎間板ヘルニアは今まで元気にしていたのに
  突然腰が砕けるような症状がよくあるそうだ。
  ぎっくり腰みたい感じである。 
 

  

   老化現象?でも、まだ5歳・・・
   どこかから落ちた? 不明
   太めではあるが 大きさからしてぎりぎりセーフの体重。

  さいわい、重症にはなっていないそうで 手術ではなく
  レーザー照射と投薬、内科的治療で治りそうだとか。

  突然、体が自由に動かなくなったノア
  不安そうな眼差しをしている。
  いつも動き回って元気な犬だったのに
  動かない。 悲しそうだ。

   大丈夫 大丈夫 絶対 治るから・・・と
   何回も 何回も さっきから撫ぜてばかりいる。
   散歩道 「いつも猫はいいなあ~」と探しながら
   つぶやいてばかりいた飼い主
   今は 、今だけじゃない、ずっーとお前がいいよ。 
   お前が 心底 可愛いよ
   痛くないかい 早く治るように 頑張ろうね ノア
  
  
  
  
  

  
 
 
 
 


『 ふたりのイーダ 』

2007-07-13 21:29:00 | 書籍・絵本
 
『 ふたりのイーダ 』

      松谷 みよ子(著)
      司  修  (絵)
      講談社


 この時期になると必ず 本棚から取り出す本がある。

  『 ふたりのイーダ 』 が その本。


  ずうっと 白い 土べいの続く町だった。

  「イナイ、イナイ、ドコニモ、イナイ・・・」

  ひくく しわがれた声で つぶやきながら 小さな いすが
  コトリ、コトリと 足をひきずるように 歩いていく。

  夏休みを おかあさんの田舎ですごす事になった小学生の
  直樹と妹のゆう子。
  直樹は、城跡の木々がうっそうと 生い茂る中に建つ
  古い洋館を見つけた。
  誰も住んでいない しんとした館の中で、小さな イスだけが
  誰かを さがし求めて 歩きまわっている。

  「イナイ、イナイ、イーダ、カエッテナイ・・・」

  いすは ずっとずっと前のきのう、おじいさんと でかけたまま
  帰ってこない 2歳のイーダを 待っているのだった。

  妹の ゆう子は、「いーだ!」が口癖で あだ名はイーダ。
  直樹はとまどい、その不思議なつながりを ときあかそうとする。

  部屋に かかっていた 日めくりカレンダーの数字
  紀元2605年8月6日は 何を語ろうと しているのだろうか。
  この日を境に おじいさんとイーダは どうなってしまったのか。

  「広島には、7本の川があるの、とうろうが海に流れていくときは
   いいの。でもね、真夜中、上げ潮になるとね、半分こわれたり
   もちろん火も消えたとうろうのかたまりが
   海から また潮にのって 帰ってくるのですって・・・
   たくさんの 海に流されていった人たちの たましいは
   けっして 休まることがないのよ。」

  これは8月6日の とうろう流し の時、
  一人の女性のつぶやきである。


 

『左利きで行こう』ー目からウロコの左利きツアー

2007-07-13 00:28:37 | 書籍・絵本


 『左利きで行こう』ー目からウロコの左利きツアー
                  リー・W・ラトリッジ
                  北星堂書店

   左利きに関する科学的分析 左利きにまつわる迷信 
   利き手をめぐる脳の働きなど、左利きの話。


   私は左利き。
   子どもの頃、親に「箸」と「鉛筆」は矯正された。
   でも、「はさみ」や「包丁」「針」などは左手を使っている。
   息子も左利きだが「矯正」をしないで育てた。

   学校では習字の筆、家庭科の「針」や「包丁」に苦労して
   体育でテニスをやった時、ラケットが隣の子とぶつかった。
   職場では「電話」・受話器の置き方が右の人と違うとか
   事務用品のハサミなども右利き用ばかりだった。
   駅の自動改札なども右手側なので通りにくいのだ。

   最近ではパソコンのマウス
   Wクリック操作が「右ひとさし指」で上手く出来ない。
   
   近くに大型電気屋がオープンしたので行ってみたら
   なんと、「左利き用」のマウスがあった。
   これなら、左手ひとさし指でWクリックが出来る。
   なんだあー、Wクリック 楽勝じゃん


   
     < レフティマウス >

    人間の脳は右脳と左脳に分かれ、右脳が感覚的 左脳が
   論理的思考をつかさどる とか
   本当のところはどうなんだろう?

   左利きは<早死>とか<乳がんリスク>が高いとか
   <天才>や<芸術家>が多いとか言われるが
   職業ではどうなんだろう
   美容師さんや外科医・教師・料理人などに
   あまり左利きの人がいないように思うけど・・・