うまれてきたんだよ

        

      うまれてきたんだよ　　内田麟太郎/文　味戸ケイコ/絵　　エルくらぶ

     ＞ ぼく　うまれてきたんだって
　　　　 いつも なぐられていたんだって
　　　　 さんねんで しんだんだって

　　　　この絵本の男の子は 虐待のために３歳で死んでしまう
         誰かを責めるでもなく怨むでもなく
         ＞ わらうって どんなこと？ 問いかけのかたちで語られている。

         児童虐待のニュースに 心が痛むこのごろ
         味戸ケイコさんのモノトーンの絵から 悲しい 叫びが聞こえてくる。
         大人に子どものことを考えて もらいたいための絵本。
　　　　・・・・
　　
         　　　　

　　　　ウチのワンコ
         痛む腰（椎間板ヘルニア）もレザー治療により回復して
         わ～い、さんぽ、さんぽ　♪
         ＡＭ６：００前だというのに・・・　
         でも、早朝の空気につつまれていくと気持ちがいい！
         
  　　　
　　　　
　　　　　　　　　　

はなび

　　 　


　　　   はなび　　    秋山とも子/作　教育画劇

　　　　はなびが作られ、打ち上げられるまでをこくめいに描いた絵本
         見開きいっぱいの打ち上げ花火
         花火大会の夜の高揚感が伝わってきます。
         娘は浴衣を着て、明日は花火大会に行くそうだけど　
         私はコンビニに売っていた線香花火。。。
         気がつけば７月も間もなく、終わる。

　　　　

　　　　

だんまりこおろぎ

　　

　　 だんまり こおろぎ　　   エリック・カール　　偕成社

　　生まれたばかりの こおろぎのぼうや
     一所懸命に羽をこすって 音を出そうとするのですが
     なかなか上手くいきません。
     何度も何度も 頑張って・・・

　　光センサーで 最後のページで 音が出ます。
    こおろぎの歌声に ちょっと、感動

　　
   


    あ～ カンカン照りの暑い日が続いていた。
    でも、今日は少し暑さが和らいで 雨もぽちぽち
    そして、いまは大雨
 　 自然界の動植物にはちょうどよい雨かもしれない。
    
    それにしても梅雨明けから
    なんかい、＜あつい＞と言ったかなあ

    ７月も もうすぐ終わり
    また、カレンダーを１枚めくるわけで
    困ったな、まだ、今年になってなにもしていないのに
   

そらの たべかた おしえましょう

　　　

　　　そらの たべかた おしえましょう　  はた よしこ　作・絵　鈴木出版

　　 すいかの食べ方おしえましょう。
      大きな口でかぶりつき、汁がたれてもしゃくしゃく
      とうもろこしの食べ方は、前歯でバリバ削ります。
      トマトの食べ方は？ 枝豆は？
      風や虹も食べたら、空の食べ方教えましょう。
      太陽も雲もみーんなまるごと食べたら、あなたの体力は力でいっぱい。
      元気いっぱい。生きる力が沸いてくる絵本です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ 出版社からの内容紹介より ）

　　　夏のパワーを感じる絵本でした。
       インパクトある色使いの絵！ 最高、好きだね。

       ＊：：： ＊：：： ＊：：：   ＊：：： ＊：：： ＊：：：

       

　　　　先日、寺尾沙穂さんのライブへ行った。
         彼女のピアノの弾き語りを聴いていると
         心がね、凛としてくるのです。

　　　　terao saho official site

        蝉路　作詞：都森美世　作曲：寺尾沙穂

　　　 中央線が夕日に染まり
        怖いくらいに紅くなって
        ずらした視線の先に
        無知な鳥たちと
        その鳥たちの為の空　
        ・・・・

      

　　　たまたま、中央線に乗っていてみた夕日
      この曲を思い 　みている風景に
      たまらない愛しさを。。。　
      さて、と
      夏パワー　全開といきますか！

くさはら

　　　　

　　　　　くさはら　　加藤幸子：ぶん　酒井駒子：絵　福音館・かがくのとも

          女の子の夏のひと場面
          夢中になって ちょうちょを追いかけていくと
          そこは少女よりも背の高い草がすくっと生えている。
          あたり一面、草の海
          はじめて見る風景のたのしさ
          草の海のなかでひとりぼっちという不安
          ・・・

          あつい
          陽にくまなくさらされた歩道に足を踏み出す気にもならず
          もうずいぶん長い時間、部屋の窓からみえるくさはらを眺めていた。
          言葉にならないようなこと
          思考ともいえないような思いがモヤっと・・・
          暑さは気力だけでなく思考まで溶かしていく
          まっしろになって、なにを考えていたのかすらわからなくなっていく

　　　　 くさはらに  ねこ
          あなたをみつけただけで
          今日、生きていてよかったと思う　ほんとだよ。

　　　　

　　　　　

あおいふうせん

　　 

　　　あおいふうせん　　ミック・インクペン/作　角野栄子/訳　小学館

　　　あおいふうせんとあそぶ少年と犬のおはなし
       小さい子ども向けのたのしいしかけ絵本。

       表紙をみると普通の絵本に見えるのだけど
       読みすすんでいくと
       折りたたんであるしかけページになっている。

       開くと
       わあ～
       不思議なふうせんでした！  でも、やっぱりへんなんだ。

       ＞どんなにふくらましても へっちゃらなの
  　      どんどん、 どんどん、 おおきくなってく 

　　　最後のページは圧巻
       ナンテ、きれいなのだろう。
       ここで、また、しかけ
       とつぜん、ぱっときえちゃってさ。。。

　　　

　　　　　　　　　　　　　
        まだ・・・
       「あお」ばかりが目につく　
        Ｗ杯で もう日本代表の試合を観ることがないんだと思ったら
        寝不足や暑さのせいもあるけど、疲れが出て、 力が抜けてしまった。
        もう１試合に出られたら、とは思ったが・・・
        ベスト１６の「惜敗」で 終わって よかったのかもしれない。

　　　  職場では料理教室の参加者さんが
        「あじさい寿司」を作っていた。
        高齢者の方がひとりで簡単に調理できるレシピ
        酢めしをラップにくるんだら、うん、あじさいの花が咲いた？

　　　　

        　

         もう７月なんだね。
         保育園の前を通ると 七夕かざりがあった。
         笹の葉に 短冊がゆれていた。
         ”サッカー選手になってＷ杯に出る！”
         そんな願い事の短冊をみつけた。
         君のゴールを待っているよ。 
         ふと、思う。あと、何回 Ｗ杯を観る事ができるのだろう？
         自分の年齢から逆算したら、さみしくなってしまった。
         しっかりいきなきゃあ、さきがみえてるぞー （笑）