goo

日本と中国、どちらの外交が平和的?

日本と中国、どちらの外交が平和的?

最近、アメリカのトランプ大統領は、シリアの政府軍が化学兵器を使用したと決めつけて、いきなりミサイル攻撃をしました。

それに対して、安倍首相はいち早くアメリカのミサイル攻撃を支持しました。

中国はどうかというと、軍事的ではない平和的な解決、国連の場での解決を主張しました。

今の朝鮮半島をめぐる緊張した情勢についてはどうか?

日本政府はアメリカに対して、「もし北朝鮮を攻撃するなら事前協議をしてくれ」と伝達したと言っています。もしアメリカが北朝鮮を攻撃すれば、日本の米軍基地や原発が標的にされるから、それに対する備えをしなければならないというわけです。これはアメリカの北朝鮮への先制攻撃を容認するということです。

しかしいったい、誰がどういう備えをするのか?わしら国民は、そういう話は一度もきいたことがありません。戦争がおきたら、安倍夫妻だけが外国へ逃げるつもりではないでしょうか?

それに比べて中国は、はっきり、朝鮮に対してもアメリカに対しても、軍事的緊張をあおることを自制するように求めています。これが当然の、平和国家の姿勢でしょう。

とりわけ日本には平和憲法があります。憲法9条があります。

憲法9条 
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

安倍政権の外交は、国際紛争を解決する手段として、武力行使を容認する、憲法違反の、きわめて危険な外交路線です。安倍政権の日本こそが、アジアの平和にとって脅威になっています。  
(砂山明)
              
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )