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平和共存五原則発表70周年記念大会での習近平主席講演の模様を鳩山元首相が語った
平和共存五原則発表70周年記念大会での習近平主席講演の模様を鳩山元首相が語った
7/22の友愛チャンネル(YouTube)で、鳩山友紀夫元首相が平和共存五原則(※)発表70周年記念大会(6/28・北京)に参加し、習近平主席の講演を聴き感銘を受けた話をされていた。一人でも多くの日本人にも知って頂きたいと講演内容の要旨を紹介された。
習近平主席と挨拶を交わす鳩山友紀夫元首相(7/22友愛チャンネルより)
鳩山元首相が語った習近平主席の講演要旨は次の通り。
「第二次世界大戦後、世界は冷戦の黒雲に覆われて強さは正義なりという叫びに脅かされていた。そんな時、小国、弱小国の利益を権力政治から守る目的として、平和共存五原則が発出され、帝国主義、植民地主義、覇権主義に断固反対した。」
「中国は、国の大小、強さ、富に関係なく全ての国が国際社会の平等な一員であると信じる。大きな者が小さな者を征服し、強い者が弱い者をいじめ、豊かな者が貧しい者を搾取することを拒否する。自らの意思を他人に押し付ける行為にともに反対し、ブロックの対立を煽ったり、小さな円を作り強制的にそばに付けることに反対して行く。世界の問題は、筋力の強い人々に命令されるのではなく、広範な協議を通じて処理されるべきだ。」
「中国は、植民地・略奪の踏み込んだ道、強くなったら覇権を求めるという間違った道を決して歩むことはない。」
以上のようなことを、30分くらいで話をされたとのことだ。ただ、この記念大会へは日本からは鳩山元首相と白鳥浩法政大学教授の二人しか参加していなかったとのことだ。ウクライナ、中東ガザ、そして、東アジアにおいてもアメリカに煽られるまま日本で進む中国敵視の誤った風潮による戦争の危険。今、日本人として知るべきは、平和共存五原則の現在的意義と日中友好の重要性だ。そのことを垣間見ることができる鳩山元首相からの貴重な報告資料だ。
(報告:伊関)
※平和共存五原則
1954年、中国の周恩来首相とインドのネルー首相との共同声明の中にもられた両国の国交の五つの原則。
- 領土・主権の相互尊重
- 相互不可侵
- 相互内政不干渉
- 平等互恵
- 平和共存
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