西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

「貧困ビジネス」の解決法

2010-02-03 10:45:16 | Weblog
今、社会的弱者を狙った「貧困ビジネス」はじめ、逆境にあっている多くの人が委縮し、うろたえている様、政治の真価が問われている訳であります。
しかし、行政の力では対応しきれていないのが現実であります。
この人たちに逆境を跳ね返す力があれば問題はないのですが、「所詮もがいてみても、ジタバタするだけムダ」と云ったアキラメが先に来て、悪いことづくめの人生に悲観、また悪循環の被害妄想的な感情に陥ってしまう。
結局は行政も民間に任せる以外(責任転嫁)やり様がなく、その盲点を巧みに突いたヤカラが暗躍するわけであります。行政も口出しできず、せいぜい指導するだけ、説得するだけの自信もありません。

NPOをはじめ地域で最善を尽くす施策が今、もっとも求められている時、それこそ地域分権の必要性が叫ばれる時、中央の政治ではちっとも前向きな論議がなされていない。
その日1日をどう暮らすか、こう云った問題に誠心誠意取り組んでいる当事者にとっては、一刻の猶予も残されていないと聞きます。
その日暮らしの困難に直面したことのない政治家の語る、時間を無駄にもてあそぶ政治論議のむなしさ。
「貧困」を無にする事はできませんが、「貧困ビジネス」がまかり通る世の中にしてはなりません。抜本的な経済対策と地方の隅々まで行き届いた(弱い者イジメのない)施策を考えましょう。