狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

後日談

2012-11-20 01:50:23 | ひとりごと



過日の「英彦山」と昨日の「優柔不断」には後日談があって
英彦山のは、転落事故というのは車ではなく人が転落したこ
とでした。

標高1200Mにある岩壁の頂「望雲台(ぼううんだい)」から
女性が転落し死亡した。福岡市城南区友丘の46歳の女性だった
・・・と翌日の新聞に載っていました。

何でも近くに居た人の話では「立ちくらみがする」と言っていた
みたいで、死因は墜落による脳挫傷とのこと。こういう偶然って
あるんですね。それも福岡市内からの登山者だとは・・・

僕らもその後耶馬溪を回って・・・と思っていましたが、通行止めに
遭って何処へも立ち寄らず、何事もなく無事帰宅しました。



「優柔不断」では
6年後22歳の時、中洲のある店で偶然に再会し、昔を懐かしんで
そのまま温泉へ出かける事になってしまいました。
温泉行きがどういう言葉のきっかけだったか、今となっては記憶も
定かでは有りませんが、お隣だった彼女の家は若久の方へ引っ越し
ていて、後日何度か家まで送った記憶が有ります。

今、僕はその近くに住んで居ますが、送り届けた家が何処だったか
思い出せないほど変わっていました。よって尋ねた事は有りません
よしんばその家が見つかったとして、彼女の両親は既に他界されて
居るだろうし、彼女も結婚してそこには住んでいないでしょう。

二度目の別れは、彼女に振られたのです。
優柔不断が原因だったのかどうか、知るよしもありませんが・・・

優柔不断

2012-11-19 11:18:18 | 花造り



「優柔不断」を辞書引きすると
気が弱く決断力に乏しいこと。また、そのさま。・・・と出てきた

高校生の頃隣に住む1歳年上の娘からよく「優柔不断」だとからかわ
れた。その当時優柔不断がどういう意味なのか確たる意味は知らな
かったが、何となくそれは理解できていた。

現代の若者がどうなのか知らないけれど、性に関しては、手を握る
事さえ勇気がいることで、簡単に出来ることではなかった。彼女の
方が年上だったけれど、僕らは気があって、よく一緒に出かけた
彼女の友達の家だったりだが、一緒に居るだけで心がウキウキして
いた。夏の夜道などで、手を握りたい・・・と思うのだがそれが出来ない

そういう僕を揶揄して、彼女は僕を「優柔不断」だとからかうのだろう
そういう間柄であるからキスしたり体に触れたりするようになるのに
大した時間はかからなかった。彼女が高2で僕が高1のひと夏の青春の
思い出で、やがて僕は部活で帰りが遅くなり会う機会も少なくなって
自然消滅的に分かれてしまった。

その時の「優柔不断」という感情がいままた湧いてきた
ぐずぐずと悩んでいる。矢張りあのとき彼女が言った事は正しかった
のかもしれない。

冬野菜

2012-11-18 12:38:39 | 暮らし



今は、白菜も大根も一年中店頭に並んでいるが、僕は冬野菜だと
思う。金曜日に英彦山へ行った帰りに、道の駅で野菜を買ってきた
大根、白菜etc。 大根は「ふろふき大根」にし、白菜はベーコンと
煮込んで食べた。どちらも柔らかく絶好の惣菜になった。

実をいうと、白菜とベーコンの煮込みは二度目で、前回が余りにも
美味だったから僕がリクエストしたものでした。


ベーコンは薄切りのではなくブロック状のものを2~3mmの暑さに
切って、油で炒めた白菜と薄味で煮込みます。ベーコンから旨味が
出るので、実に美味しい惣菜になりますよ。野菜も煮込むと沢山
食べられますからね。

ふろふき大根はゆず味噌を載せて頂きました。どちらも1本100円と
1玉150円でしたから、大した値段では有りませんが、値段以上のご馳走
になりました。


これからは「おでん」もいいですね。
卵・大根・蒟蒻などを多く使えば安上がりですし低カロリーに仕上がり
ます。食べ物を工夫して冬を暖かく楽しく乗り切りたいですね。

英彦山

2012-11-17 01:39:19 | ひとりごと


羽黒山・大峯山と並び英彦山日本の修験道場として有名な山です
私が時々登る宝満山もまた、一地方の修験道場でした。そういう
山は何故か階段が多くて、それも蹴上げが高く登るのに苦労します

前から一度は訪れたいと思っていた山ですが、これまで縁がなく
行くことはありませんでした。今回は紅葉狩りを目的として行って
きました。スロープカーに乗って本殿まではお参りしてきましたが
流石に頂までは登りませんでした。

初めて訪れた感想としては「険しい山」だということです
それにしても、平日金曜日なのに人の多いこと。


帰りは耶馬溪に出て・・・と、山道を登って行きましたが、途中
墜落事故が発生したということで、耶馬溪へ通じる道路は通行止め
にされてしまい、行くのを断念し、田川・飯塚経由で帰宅しました
全行程7時間の英彦山行きでした。

冒頭の写真は社にかかる紅葉です



上は幸駅近くの紅葉です



晩秋の柿の木です。中島 潔の絵に出てくる風景ですね。
今度は来年四月にシャクナゲを見に行きたいです。


新しい「首」

2012-11-16 02:14:17 | ひとりごと



昨日まで同じ船に乗り旅をしてきた仲間が我先へと船を下りている
信頼して一緒の船に乗り、幾多の試練を乗り越えてきたのだろうに
その船が「泥船」だと判ると我先へと逃げていく。嘆かわしい限りだ

まだ「沈没」すると決まった訳でもないのに、見捨てて逃げるのは
次にどんな船に拾われて乗りあわせようと、そういう人間はまた同じ
ことを繰り返す。「民主党」という船は容易く沈没はしないだろう


家族の良さは、それぞれが、普段は勝手な事をしていても、何か事
あらば一致団結出来ることで、そういう考えを持っている党員も必ず
居るはずである。鳩山・菅・野田と、過去の自民党のように1年毎に
首がすげかわる状況は変わりはなかったが、少なからず国民は3年前
には「民主党」を選択したのだ。


今回の選挙では、おそらく一党が過半数を超えるような結果には
ならない気がする。そうすると「連立」が現実味を帯びてくるが
細川政権の後、自民党が村山党首率いる社会党と連立して政権を
奪取したが、あのようななりふり構わぬ連立だって、権力を取る為
には平気で行われる。


12月のクリスマス以降には新政権が誕生しているでしょうが
果たして日本の新しい首には誰がなっているでしょうね。



そうそう、それから今年のボージョレヌーボーは
赤ワインとロゼの中間くらいな色合いで、甘め、比較的軽くて
飲みやすかったですね。僕の味覚ですからあてにはなりません。

現実

2012-11-15 03:32:40 | ひとりごと


「現実」を辞書引きすると
=いま目の前に事実として現れている事柄や状態・・・と
書かれていました。

衆議院解散が現実のものとなりましたね。来月4日告示16日投票
・・・と。否応なしに、本年中に新しい内閣が発足します。
直接選挙で首相を選ぶ訳では有りませんから、一国民は蚊帳の外
ということになりますが、間接的にどの党の人・・・という選び方は
出来るわけですから、誤らないように選挙に行きたいですね。


昨日はこの冬一番の寒さで、気温も14度しか上がりませんでした
12月中旬の気温だと天気予報官が言っていました。気温12度湿度
40㌫。これ、勿論室内の状況で、本当に寒いです。

居間では加湿器を入れていますが、昨日は連続運転しても50㌫を
超えることは無かったですね、タンクにも3回補充しました。
それほど乾燥していたのですね。お陰で肌がカサカサです。


写真は今月初め、工事が始まる前に撮った緋鯉ですが
工事が始まった途端に何処かへ隠れたようで、全く姿を見なく
なりました。水鳥の「雲助」も姿を消しました。工事は来年3月
中頃までかかるようですから、戻るのは4月に入ってから・・・と
いうことになりましょうね。

鉄子&歴女

2012-11-14 08:44:19 | ひとりごと



鉄子&歴女とか、そういうものに熱中する女性ををそんな風に
呼ぶようだけれど、男子の場合もあるわけで、鉄男とは聞きます
が歴男とはききませんね、どういうのでしょうか?

過日若松のグリーンパークへバラを見に行ってきましたが今は
女性が望遠付きのカメラを三脚に載せてしきりとシャッターを切る
のを見かけました。若松に限らず、コスモス園でも牡丹園、春の梅
から桜まで、今は紅葉を撮りに、僕も含めて大勢の、性別を問わず
俄カメラマン続出です。

僕は、出来るだけ他人様に迷惑にならないように撮っていますが
中には熱中する余り、通路を遮断してまでもカメラを構える人も
多々あります。





昨日はカミサンをカルチャーセンターまで送り届けた帰りに
植物園へ出かけてきました。朝の10時頃のことです

天気は余り良くないとの予報だったので長くはいられない・・・と
思っていましたが写真を撮り始めると天気の事などすっかり忘れて
いましたが、もの凄い雷鳴が2度轟いたかと思うと、空はにわかに
雨雲に覆われて、二台のカメラをウインドブレーカーで覆い急いで
出口へと。

予報からすると、多分降り出したら止まない・・・そう思ったから
でした。車に戻るまでの10分間の間に帽子もセーターもずぶ濡れ
になってしまいました。


そんな中、僕より前にバラを撮っていた人が居て、その人は
入ってはいけないバラの植え込みの中にまで入って撮影して
いました。顔を上げたときにみたら、何と女性。

だからと言って、女性のカメラ愛好家が総てそうとは思いません
たまたま僕が来るとは思っていなくての行動だった・・・と思います
僕はその時「みてござる」という高田後胤師の言葉を思い出して
いました。人が居ても居なくてもしてはいけないことはしてはいけ
ないのです。

2012-11-13 11:57:35 | ひとりごと



まるで鎧を纏ったようなこの鳥は「川鵜」です
川鵜は大食漢で知られています。この川鵜が那珂川に来ている
ということは、この川が豊で魚影が濃いと言うことに他なりま
せん。目下河床の整備中で工事が行われている箇所から飛んで
きたのかも知れません。

昨日載せた翡翠は、工事のせいか全く見かけなくなりました
仕方有りませんね。工事は来年の3月までかかるようなので
それまでの辛抱です。

大きなカモやこの川鵜などは工事箇所を避けて的場橋近くに
集まってきています。残念なのは「雲助」の姿を見かけない
事です。何処かにはいるのでしょうが・・・



川鵜は「鵜飼」には使われません
専ら海鵜を捕まえて訓練するそうです
優雅な夏の風物詩「鵜飼」はまだ見たことがありません
筑後川流域で夏には見られるそうなので、何とか一度は川船に
乗ってみたいものです。

結び酢昆布

2012-11-12 01:52:47 | 暮らし



待ちに待った結び酢昆布が
4月に食べて以来ですから、半年ぶりでしょうか

この「結び酢昆布」の名目は「菓子」となっています
飯塚市のメーカーで作られるこの菓子は、夏の間は品質が
変わる・・・という理由から製作が中断されていました
立冬も過ぎ寒くなってようやく店頭に並びました。


創業百五十年の老舗で作られていますが、福岡市内では某デパート
でしか買うことが出来ません。よってたまに天神へ出た折りに
覗いていましたが、10月になっても11月に入っても店頭にはならば
なかったのです。ようよう立冬を過ぎた10日に、カミサンが天神へ
出かけた序でに覗いたら「並んでいた」とかで、二袋買ってきて
くれました。


その日の夜のお八つで一袋食べてしまいました
いけませんね~暴食は。・・・とは判っていても止められない止まらない
なのです。

ああ、結び酢昆布よ!なんて美味しいのだ。
一寸オーバーアクションですねぇ~


写真は那珂川で撮った翡翠ですが、目下川底をさらっているので
なかなか見つかりません。早く工事が終わるといいのですが・・・

リサイクル

2012-11-11 02:33:44 | ひとりごと



ゴムが伸びたパンツは何とも落ち着かない
普段は便利なゴム紐も新しい内は快適だが一度弛みが来ると
我慢して使うか廃棄処分にするしか方法がない。

ナイロンやビニールで出来た雨具やウインドブレーカーの
袖や裾に幅広のゴムが使われている。僕はゴルフの時に着る
雨具とウインドブレーカー兼用の、衣擦れの音がしない物を
20年以上使っているのが有るのだが、ゴムの宿命で袖口に弛み
が出てそろそろ廃棄するかの決断をしなければならなくなって
いた。代わりの物を探していたがなかなか見つからない。

それにこの後どれくらいゴルフが出来るかも判らないし・・・
どうせ廃棄処分にするのなら、自分でゴムの交換をしてみよう
・・・と思った。スーパーで幅広のゴムバンドを買ってきて長さを
調整して切断。先に輪につないでしまうと交換の方法が見あたら
ないし、よしんば出来るとしても伸縮性の糸がない。

で、輪に繋ぐ前に弛んだ袖のゴムと入れ替えをし、その後に
ゴムを輪に縫い合わせた、上手く行った。糸で縫い合わせる
部分は最小で済んだ。色合いは元には戻らないが、ゴムの弛み
は無くなって、また着られるようになった。


それに自信をつけて、袖や裾が伸びきって廃棄処分にしようと
思っていたシャツを二枚続けて修理した。

ミシンを使ったのは何年ぶりだろう
ミシンは足踏みの時代から使っていたので歴史は長い
亡くなった姉に教えて貰ったのだが、忘れないものですね。
リサイクル、上手くいきました。