川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

肋骨から歪みをとる

2012年04月19日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。

今回のコラム紹介は2007年55話、「肋骨から歪みをとる」です。

体の歪みで診断しやすいポイントは骨盤が一般的ですが、肋骨自体も本来は柔軟性があり胴体の動きの中枢をなしています。しかし現代人は胴体を練ることを忘れてしまって偏った姿勢を続け、アンバランスを増長させてしまっています。今回は肋骨を柔軟に動かすストレッチをご紹介します。

右足を大きめに前へ踏み込みつま先は外へ向けます。右膝は軽く曲げ、後ろの左膝はしっかり伸ばし踵は床から浮かないようにします。左手は額の上にかざし、右手は大きく後ろへ伸ばします。顔は左の踵を見る努力をしましょう。左の肋骨が大きく開き、右の肋骨は縮みます。この肋骨の動きを意識します。普段のストレッチでは得られない゛痛気持ちよさ゛が感じられるでしょう。

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同様にして反対側も伸ばします。

Karada55_01

10~30秒は頑張って伸ばしましょう。左右比べて硬い、痛いと感じられた方をあえて多めに伸ばすことがポイントとなります。
肩や腰、背中の痛みの予防、改善に繋がり胸式呼吸もしっかり行えるようになり、呼吸が深くなります。

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咬み合せ・・・

2012年04月16日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回のコラム紹介は2003年7話「咬み合せ」となります!

 慢性的な首の凝り、頭痛持ちの方の多くは、前回まで掲載してきた骨格の歪み、筋肉のアンバラスが原因であると同時に、歯の噛み合わせも例外なくずれてしまっています。上顎と下顎がぴったりと噛み合っていないと、物を噛むための咀嚼筋やこめかみの部分の側頭筋、頭を支える首の胸鎖乳突筋といった筋肉が、緊張し収縮してしまいます。これらが原因で、頭蓋骨の縫合のバランスが崩れ、顔の表情が左右不均等になったり、頚椎が歪んで頭痛などが起こってしまいます。更に症状が進むと、口を開けたときに顎に痛みを感じたり、物を噛むときに奥歯のあたりでジャリジャリと音がするような直接的な影響も及ぼしてしまいます。
ただでさえ重い機材を背負って、肩や首が凝ったり、腰に負担がかかるダイバーの皆さんは、今まで述べてきた骨盤のバランスと同時に、顎関節のバランスもチェックされることをお勧めします。

まずは鏡で自分の表情筋をチェックします。
・頬の筋肉がどちらかに収縮して、皺が多かったり、下唇が上唇に合わさっていないかどうか。
・歯を閉じたまま「イーン」と口を開き、上下の歯の噛み合わせを確認する。
・ゆっくりと下顎を左右にずらしたときに、ずらしにくい方や痛みを感じる方がないかどうか。
・大きく口を開けると痛みを感じたり、カクっとずれる感じがあるかどうか。
以上の項目で一つでも当てはまるものがあれば、あなたの顎関節はずれてしまっています。

今回の対処法は、左右の頬や咀嚼する筋肉のバランスを均等に整えることを目標とします。

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下顎をゆっくり左右にずらします。更に手で顎を押さえ、ずらす方向に軽い抵抗をかけます。ずらしにくい方にだけ抵抗をかけても構いません。何度か行なうとずらしやすくなってきます。1日に一度、3~5回を1セットにして行ないましょう。
口を閉じたまま奥歯をギューっと噛み締めると、えらのあたりにぽこっと筋肉が盛り上がるので、そこに片方ずつ指圧をします。
人差し指と中指の2本を使い、指の腹で1~2分続けて押します。最初は触れる程度に、そして徐々に押し込んで行きます。この時、口はリラックスした状態にします。

Karada07_02

左右にゆっくり首を倒して、倒れにくい方に時間をかけてストレッチを行ないましょう。また、今まで述べてきた骨盤や肩の体操も、余裕があれば行なってください。全ての骨格筋は連動しているからです。
虫歯のある方、抜歯した方、削ったことのある方は、それが原因とも考えられます。噛み合わせのケアをしてくれる歯医者さんで、もう一度治療されることも必要になってくるでしょう。また、いつも同じ方で噛まないように気をつけましょう。

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ストレスから来る上半身の症状

2012年04月12日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。今回のコラムのご紹介は2011年第102話「ストレスから来る上半身の症状」をご紹介します。

感情で多くみられるストレスは不安、怒りなどの感情です。不安が続くと物事の判断において客観性が失われ、過去のトラウマを増長させて更に不安にさいなまれ、先の不安を解消する為、先手先手で行動を行い冷静さを失うか、回りや環境のせいにする思考停止状態に陥ります。刹那的にしか考えが及ばないので、長いスパンで人生を俯瞰して見て行く時間軸の修正が必要のようです。こだわりやしがらみ、トラウマにがんじがらめになってしまった思考も和らぎますね。結局は本人の考え方次第と気合です(笑)。コラムのエクササイズでの対処療法と合わせて実践していきたいものです。

一般的に肩や首の凝りの原因は、姿勢不良や運動不足と言われています。

勿論それは間違いではありませんが、内臓不良も見逃せません。疲労物質を分解する肝臓や、血流促進に関わる循環器系の不全などです。

そして、それらの臓器が疲れてしまう原因が何かというと、飲食の内容も関係しますが、殆どは自律神経の乱れです。

乱れる因子として分かりやすいのが睡眠、疲労等ですが、何よりもストレスからくる自律神経系の乱れによる内臓不良が、最も多く見られる要因です。

昨年起きた大震災の影響による精神的疲労、不安、恐怖等といった感情が交感神経を優位にし、内臓不良を誘発し、めまい、吐き気、不眠、肩こり、頭痛といった症状の原因となっているようです。

前述の症状は、血流を促進させることで改善出来ます。

今回は、ストレスにさらされた時に刺激を加えると、特に効果的な筋肉をご紹介します。

片方の腕を身体の前から回し逆側の肩甲骨に触ります。

少し出っ張った骨が肩甲棘(けんこうきょく)で、その下の小さな筋肉を棘下筋(きょくかきん)と言いますここはストレスがかかると非常に硬くなる筋肉で、肩や首の筋肉を連動して硬くしたり、腕の可動域にも影響を及ぼします。

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東洋医学では血流促進のツボにもなっています指で押さえます、グリグリして痛気持ちいい場所です。

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脇の下に腕を回し、少し痛気持ちいいポイントを見つけます指で押さえたまま肩甲骨を上げる

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その場所を指でしっかり押さえ、押さえられた側の肩を上下させると、程よい刺激が加わり、マッサージ効果になります押さえたまま下ろす、繰り返す

20110420_05 

30秒ほど行ないます。

腕を回しづらければ、パートナーに押さえてもらっても良いでしょう。

ストレスが緩和し、血行が促進され、筋肉もゆるみ、腕を挙げ易くなるでしょう。

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人生迷ったら

2012年04月09日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回のコラム紹介は2008年74話目「人生迷ったら」となります。迷うから悩む。今ここ、に集中、一生懸命、気合い入れてれば決断もできるし、悩みも乗り越えられるんですけどね。この身体操法と合わせて実践しましょう。この先の不安を打ち消す方法は今を一生懸命生きる以外にありません。

心の状態は身体の状態、特に姿勢に直結します。

ストレスの感情は色々ありますが、ストレスが無い方はあまりいらっしゃらないと思います。

イライラする時、思い悩む時、悲しい時、落ち着かない時等・・・

そんな時は気持ちをリセットして何度が深い呼吸をしましょう。
また、身体の軸が歪み、胴体の前後左右のバランスも崩れてきます。

よく腹を決める、腹を割って話す、腹がすわる等と例えて表現されますがこれは東洋医学や武道、芸事では丹田と言われる場所をさし、この丹田を養生すると身体の軸が出来、姿勢も変わり、そして心も変化してきます。

身体に軸を通すことで思考も一本軸が出来るわけです。
前述のようなストレスを感じることが多い時、決断に迷っているときなど、まずは身体の軸をじっくり作って気持ちを整理しましょう。

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両手を広げ、脚も少し大きめに広げます。
重心は腰より下、臀部の筋肉に少し力を入れることで骨盤にアーチが出来、丹田といわれるエネルギーの塊が作りやすくなります。

そこからゆっくりゆっくりと左足を斜め前に運び、上半身と頭を左斜め前に移動していきます。

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ただし、始めに広げた両手のポジションは動かしません。
左手に顔が隠れるくらいに移動します。

この時骨盤と肋骨がしなやかに動き下腹部が締まります。
同様に右側にも移動します。

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移動時は10秒くらいかけてゆっくりすすみます。
目標として10歩進みましょう。

この動作を習慣づけると身体に一本の軸が出来上がります。

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スワイソウをやってみよう!

2012年04月07日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は2005年37話「スワイソウをやってみよう!」のご紹介です。シンプルな動きほど奥が深い、おためしください。

中国の武術・健康法として有名な太極拳に「スワイソウ」という体操があります。簡単な割に多くの効能が望めます。ポイントはただ脱力すること。一見簡単そうですが、これがなかなか難しいようです。

足を肩幅と同じか、やや広めに開きます。背骨を真っ直ぐにして、上半身はできるだけ脱力し、ゆっくりと胴体を左に捻ります。常に両肩と腕をリラックスさせて、でんでん太鼓のように、慣性によって腕が振れるに任せます。
結果として、左手は右のお尻、右手は左の骨盤前面あたりに触れるはずです。今度は右に捻ります。右手は左のお尻、左手は右の骨盤前面あたりに触れるように。

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これはあくまでも目安ですので、それを目標に振るのではなく、無意識に胴体を捻った結果、腕がそこまで振られているという感覚が望ましいです。これをリズミカルに、左、右、左…と繰り返します。回数をこなすと、より脱力感がつかめてきます。

頭の中は常に脱力、脱力。これを繰り返すことにより、骨盤の中の仙腸関節、背骨の脊椎関節、肩甲骨、肩関節、股・膝関節などのあらゆる関節が稼動し、左右の筋肉が均等に弛緩し、その結果自然治癒力が向上します。
具体的には、腰痛・下肢痛・肩こり・五十肩の改善促進に効果的です。体幹を捻るので、ウエストの体操にもなります。しっかりした体の軸が形成されれば、歩行を含めたあらゆる運動、スポーツのパフォーマンス向上に役立ちます。ですから、運動前後のウォーミングアップ、クールダウンにも適しています。

回数は、太極拳の養生法では~千回とも言われていますが、最初は50回程度で良いと思います。時間と気持ちに余裕があれば、徐々に無理のない程度に増やせば良いでしょう。何よりも終わった後、気分が爽快になることが大切です。

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