川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

資格について

2007年07月27日 | 学院長のコラム、ブログ

以下、当校メルマガコラムから抜粋したものをご紹介しますので、参考にして下さい。 

 整体師、アロマセラピスト、その他ボディセラピストなどはいわゆる医業類似行為といわれ、厚生労働省などから法的に認められた有資格者とはなりません。エステシャン、カイロプラクターなども言わずもがなです。近年、そのような国家資格をもたないセラピストが、医用器具を用いたり、~が治る、~治療などという宣伝文句を使用しするケースが増え、行政の取締りが以前より厳しくなっているのが現状なのはご存知でしょうか?
 

 たった数日~数週間の研修を受けただけで、人様の身体に触れている場合が非常に多く、ひどい場合だとそのまますぐに看板を出して開業したり、スクールを開いてしまったりする場合も現実としてあるので仕方ありません。大手広告媒体に掲載されている何店舗もあるスクールでも、学校を卒業したばかりの素人同然の人間が経営しているので、誇張した話ではないのです。
 だからといって、何年も長くやっているから確かであるといっているわけではありません。はじめてこの業界に入ろうとする方がその現状を見分けることも容易ではありませんが。
 

 では、保険取扱いの国家資格について説明いたします。針、灸師は国家資格であんま、マッサージも国家資格ですが、別のものです。ただ、養成学校では、それぞれ科を設けているところが多く、入学試験と、最終国家試験が通れば両方取得している方もあり、看板に、鍼灸マッサージ院と掲げているところで1人でされている方はそのケースになるでしょう。よく、質問にあがるのが接骨師についてです。これは柔道整復師といい、こちらも国家資格となります。開業時は接骨院、整骨院などとつけられますが、どちらもいっしょですよ。
ただ、接骨師は捻挫、打撲、骨折、座礁、などのみが保険取扱い枠で限られており、現実には施術範囲がかなり限定されています。それでは対応できるはずもなく、整骨、整体というふうに他のテクニックも取り入れている所も多いです。ですから、先程あげた捻挫などの治療行為以外のことも保険対象にしているところは違反なのですが現実はどうでしょう。
 そういう行為が医療費負担を強いている要因なのです。その他、理学療法士、作業療法士等がいますが、これは医師からの支持においてリハビリを行なうので開業は出来ません。

保険対象資格は、患者負担が少なく、通い易いというメリットが最も大きいですが20分程
の時間で何かができるものでしょうか?また、病院などの、電気、牽引などの物理療法も
対象ですが、愁訴の改善には殆ど役に立たないのは既にみなさん経験的に理解されていることと思います。
 ですから、そのような資格をとり一見安泰にかんじる保険対象行為を続ける=実は患者様痛みや苦しみをなかなか解放させてあげられないという図式を取るのかどうかは結局、本人の価値観だと思います。

 では保険対象資格が絶対安泰かというと決してそうではありません。接骨、鍼灸、マッサージを併設した駅前の治療院が地元の駅でつぶれたのを見ています
し、病院、歯科院でさえ過剰、飽和状態で過当競争に負けつぶれている時代ですから、その他もそうなるケースは実はザラです・・・。患者様は何よりも正直なんですね。
 発想の転換で、だからこそわれわれ代替医療者が恵まれた時代に入ったのだと思えば良いのです。繰り返しますが患者様は正直です。ニーズに対応した施術、結果の出せる施術を真面目に修行し、臨床で実践していけばよいのです。そもそも、保険だから安泰だと安易に考える方は施術をする資格はないでしょうし、先が見えていると個人的に思っています。
今は、医師なども志が低く、安易に医師になる学生さんが多いそうなので無理もないでしょうが。
 注意してほしいのは、我々の業界はある種の劣等感からか権威志向が強い傾向にあるということです。カイロプラクターは将来有望で国家資格になるとうそぶいているスクールは大嘘つきです。医師会や、厚生労働省の癒着、権威志向をみるとカイロが国家資格に参入できる道理は微塵にもありえません。別に資格ではなくても良いと思うのですよ、きちんとしたものを教えて実践していたら・・・。アロマの「資格」もそうです。あの検定試験なども自分たちの法人や団体が勝手に作ったものですから、あれをもっていないと出来ないとか、劣るとかは一切ありません。高いお金を払ってとる必要性は全くないのですが、見事に思い込んでおられる方が多いようです。
 

 繰り返しますが、我々の業界に行政が認めた正規の資格は存在しません。~省認定というものは一定の書類審査などが通れば認められるもので、だからといって頼りになる資格、何か補償してくれる資格ではないということです。別になくても良いものですから。職業選択の自由が補償されているので、基本的には法に触れない限り何で開業し、生計を立てても構わないわけです。

 次回は良いスクールの見分け方、当校の{資格}について述べていきます。

                      佐々木

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