皆様こんにちは!院長の佐々木です。
本日は86話「冬の過ごし方ワンポイントアドバイス」となります。
いよいよ冬本番となってまいりました。
寒い季節によくみられるのが、手足の冷え、むくみ、腰痛、肩こり、筋肉がつる等の症状です。
今回はエクササイズではなく、日常の過ごし方や食事に関する整体的アドバイスをさせて頂きます。
冬は腎臓と膀胱がダメージを受けやすい季節と言われています。
これらは泌尿器であり、ホルモン分泌のコントロールを司る内分泌系臓器ですので、寒いと頻尿になるのはこのためです。また腎臓が弱ると成長ホルモンや女性ホルモンの分泌にも影響を与え、腰痛や生理痛を起こしやすくなります。
そこで、腎臓に良いと言われる塩辛を意識的に摂取します。寒い季節は通常より塩分を摂取する必要があるのです。
豆類、栗、豚肉なども腎臓を養生する食べ物と言われています。
また、脚の冷えの多くは腎臓の機能低下に起因します。
足元が暖かいと全身が温まりますね。床暖房などは、頭寒足熱の東洋医学の知恵を体現したものと言えます。
布団に湯たんぽを入れると下半身が温まり、頭の熱は引き脳圧も下がるので、良質の睡眠を促すことにもなります。
コタツや電気毛布も空気を乾燥させずに暖めるので良いのですが、電磁波の影響もありますし、身体の乾燥は筋肉がつる原因になります。
その為にも天然水をしっかり摂取し、室内はしっかり加湿しましょう。
スポーツドリンクは濃度や糖度が高すぎて、濾過する為に逆に腎臓や肝臓に負担をかけてしまうので、お勧めできません。
スポーツ時などには、水分に弱冠塩分を含ませる程度で充分です。人体の60パーセントは水でできていることを鑑みれば、良質な水分を摂る必要は理解できると思います。
常温であれば水を飲んでも冷えることはなく、余分な水分は膀胱から輩出されるので、むくむこともありません。
冷えと乾燥対策を積極的に行なうことが、腰痛やむくみの改善につながります。
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