川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

表現力のプロフェッショナルを目指せ

2008年11月05日 | 学院長のコラム、ブログ

さて、本日は午前中アカデミーすぐ近くの福祉会館にて体操教室を行なってきました。平均年齢70歳くらいの方達にご参加頂きました。何故、整体師である我々がこのような教室を主催しているのか、まず自己紹介も含めてご挨拶から。と、いっても患者様としていらして頂いている方が結構いらして初対面でもないんですが。

それから、逆に参加者の方々に今健康を維持する為に取り組んでいらっしゃる事、身体の悩み等を質問してお一人様ずつに応えて頂きました。膝や腰の痛み、冷え、めまい、中にはパーキンソン病の方もいらっしゃいました。

それぞれの痛みのメカニズム、東洋思想的見解をこちらからも説明いたしました。加齢が原因なら医者の説明で充分で、我々だから出来る事があるわけです。きっとそういう考え方に触れられたら希望も持てると思いますし、年齢に関係なく身体の可能性はあるんです、と説明したらモチベーションも沸きます。

それぞれの原因は違うわけで、何でもかんでも体操や健康法を取り入れればよいというわけではありません。自己認識を知る術として東洋思想は最適だと思います。何も若返りましょう!なんていってるわけではないんです。現状を受け入れ、改善する為にすべきこと、可能性があるんですよ、とお伝えできればこの教室にも意義が出るのです。

と、いうわけで和気藹々と話半分、体操半分で1時間はあっという間に過ぎていきました。僕自身も楽しめました。このイベントは今月19日水曜日にも開催します。興味がある方は御気軽にご参加下さい。

さて、その後、引続きアカデミーに移動して通常授業が続きました。先程の教室ではありませんが、結局我々は人とのつながり、コミュニケーションが仕事なんです。説明すること、話を聞くことは欠かせないし、だから読んだり書く事もそのために必要になってくる。

昨夜「ガイヤの夜明け」でビジネスマンの鬱、ストレスの特集をしていましたね。最近多いんですね。ある会社では部下のストレスを就業後延々何時間も話を聞いてあげる上司の姿をおっていましたが、スタッフのストレスをケアすることで、活力とエネルギーが沸き、結果顕著に営業成績が伸びているとのことです。

精神の問題は心身やパフォーマンスに直結するんですね。セラピストこそこのストレスケアが求められる仕事だと思います。そのコアの部分をほぐすことが施術院として成り立つか否かの分かれ道でしょう。

こちらもただ話を聞くだけではなく、求めてくるものに対し感知し、必要に応じてコミュケーションをとることが求められます。最近は公開施術をした場合は見学した生徒さんにレポートを提出させたり、授業のまとめを3分で経験と感想とジョークを入れながら皆の前で発表させるようにしていますよ。皆さんの頭の中が覗けて面白いんです。まず、どういう姿勢で授業に臨んだか、どれ位理解したか、そして学んだことの整理にもなるし、こちらもどれ位伝わったか参考になるからです。

この時間はとても素晴らしいエナジーが教室に溢れているのがわかるんですね。

そして、当初は支離滅裂だった会話も段々つながってきて伝わってくるようになるからまた面白いんです。どんどん表現力を磨いてほしい。

読み、書き、聞き、そして話す為のコミュケーションスキルアップセミナーは今月も開催致します。日時11月23日日曜日午前11時~ 担当 川島大和講師 このセミナーに参加した方はものの見方、とらえ方、表現の仕方が変わってきます。今回はセラピスト以外でも、英語の先生や言語学の専門家も参加するそうです。お早めに御応募下さい!

当校に入学される方、受講される方は将来必ずしもセラピストとして独立を目指す方ではありません。様々な分野で活躍して頂く人財の感性に響かせることができれば、スタッフ一同この上のない喜びです。

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