『16 & Pregnant ～16歳での妊娠～』。
「海外ドラマ」カテにしてしまいましたが、ドラマではありません。
MTVのドキュメンタリー番組。
タイトルどおり、16歳で妊娠した少女達に密着しています。
６人の少女たちの妊娠～出産までを追っているのですが、
私が観たのは、＃７と＃８のみ。
＃７は、出産した少女達のその後のスペシャル。
＃８は、未公開シーン。
＃１～＃６を観ていなくても、＃７のダイジェストでだいたいの
内容は把握できました。
16歳での妊娠……。
けっこう衝撃。
リアル版『JUNO』。
「本当にティーンエイジャー？」ってカンジの大人びた子もいるけれど、
まだまだあどけなさが残る子もいる。
でもみんな、シッカリしてるな～と思いました。
若くとも、やっぱり母親は母親です。
逆に父親は、もっとシッカリしろよって思う子が多かった。
ウチの旦那さんもそうだけれど、父親のほうが、親の自覚を持つのに
時間がかかるのかもしれない。
16歳で妊娠出産して、シングルマザーになったり、
子どもの父親と力を合わせて育児をしていたり、６人様々。
一番印象に残ったのは、ケイトリンとタイラーのカップル。
ふたりは、子どもを養子に出しました。
タイラーは本当の本当にまだあどけなくて、本当にこの子が父親？！
ってカンジ。
けっこうな美形で、アイドルグループにでも入れそう。
そんな見た目とはウラハラに、意外とシッカリしている。
子どもの幸せのために、養子に出すという苦渋の決断をしたふたり。
ふたりで涙を流しながら、その思いを語る姿は、痛々しかった……。
33歳でやっとの思いで母親になった私は、複雑なキモチで
この番組を観ました。
６人がみんな、望まない妊娠だったから。
中絶をせずに出産した選択も、経済的なこととかいろいろ考えると、
安易に「偉い」とは言えない気がします……。
でもティーンエイジでの妊娠出産、そして育児の現実を
伝える意味では、意義ある番組かと思います。
出産によって、人生が一変してしまうのです。
妊娠したことによって、去った友達もいる。
ティーンエイジャーでも、母親になったらもう自分は、
子どもではいられなくなるのです。
＃８で終了のようですが、再放送など機会があったら＃１～
ジックリ観たいと思います。
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ながら、ジックリ観ますです～