白衣の天使

産院に入院中、たくさんの助産師さんや
看護師さんたちにお世話になりました。

とくに私は会陰の裂傷がヒドく、トイレの度に
消毒してもらったり、朝晩の抗生剤の点滴をして
もらったりしたので、ほかのママさんより
助産師さんや看護師さんと接する機会が
多かったと思います。

皆さん気さくで親切な方たちばかりでした。

栄養士さんのミルク指導のときは、
傷を痛がる私を看護師さんが気遣い、
病室へ個別に訪問するように手配してくれました。

けれども、ひとりだけカンジのワルい看護師さんがいまして、
旦那さんもNぞうも、「あの看護師さん、カンジワルい」
と言っていました。

旦那さんは、その看護師さんに、
「女性専用の病院なので、男性の方はむやみに
ウロウロしないで下さい」と冷たく言われたそうです。

私は出産した日の夜、もー会陰の傷が痛くて痛くて
たまらなかったので、カンジのワルい看護師さんに、
「傷の痛みを抑えることはできないんですかね?」と尋ねると、
「生傷なのでムリです」と言われ、一晩中眠れずに
痛みに耐えました。

が、翌日、日勤の看護師さんに傷が痛いと訴えると、
あっさりと「じゃ、痛み止め出そうか?」。

「えっ?! 痛み止めもらえるんですか?」と私が言うと、
「うん、あげるよ」とのお答え。

その日の夜勤の看護師さんも、
「痛み止めほしいんですけど」と言ったら、
やっぱりスグに持ってきてくれました。

あと、退院前日のこと。

「明日から24時間体制で育児が始まるから、
今夜はのんびり過ごそう」と思い、夜、新生児室に
こまめを預けに行くと(好きなときに預けてイイことに
なっています)、カンジのワルい看護師さんが、
「夜、(赤ちゃんの)お世話したことありますか?」
と聞いてきたので、「ありません」と答えると、
「じゃあ、今夜お世話してみて下さい」と
言われてしまいました。

えーっ?! 聞いてないよ! まだバリバリ傷と腰が痛くて、
日中のお世話だってやっとなのにぃぃぃ~。

でも「はい……」と答えるしかなく、こまめを連れて
トボトボと病室へ戻りました。

病室で途方にくれながらNぞうと携帯で長電話をしていると、
別の看護師さんがやってきて、「傷が痛いのよね? 
私、赤ちゃん預かるわ」と言ってくれたんです!

「でも、あの人にバレたらマズくないですか?」と言うと、
「イイわよ、バレたって。私は3階で、あの人2階だし」。

カンドーしましたよ、あたしゃ。

まさに白衣の天使に見えました!!!

捨てる看護師さんあれば、拾う看護師さんあり(?)。

まあでも、助産師さんや看護師さんというのは、
ホントに大変な職業だとしみじみ思いました。

傷と腰はかなり痛かったけれど、4日間快適に過ごせたのは、
プラス3万円の個室と白衣の天使たちのおかげです。

ちなみに、食事も豪華で美味しかった♪
(残念ながらあまり食欲がなく、
いつも半分以上残してしまったけど……)
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