痛みのその後

出産後、かなり腰と会陰切開の傷が
痛くてツラかった私。

腰のほうはだいぶよくなりましたが、
やっぱり同じ態勢でいたり中腰になると、
ズドーンと痛くなります。

今は傷のほうが痛くてですね、未だに立ったり座ったりも、
歩くのもツラいです。 私の場合、急遽吸引分娩になり、
会陰切開した部分が肛門のほうまで裂けてしまい、
フツーの人より傷がヒドいみたいです。

おかげで、3日間抗生剤の点滴を朝晩打たれ、
退院後も錠剤の抗生剤を服用しています。

肛門付近まで傷があるということで、
便をしたときに傷に細菌が入るのを警戒しての処置です。

産後から2日間は、トイレの度にナースコールをして、
消毒してもらわなければなりませんでした。

今は、便をする度にお尻にシャワーを当て、
傷口をイソジンで消毒し、軟膏を塗らねばなりません。

出産した翌日は便秘で、翌々日に便をしたときは、
傷が痛くてなかなか出せませんでした。

つか、傷がさらに裂けてしまいそうな気がして、
怖くて怖くて……。

明日、傷口の様子を見せに産院へ行かねばなりません。

ドーナツ座布団がないと、傷が痛くて座れないので、
Nぞうに頼んで買ってきてもらいました。

明日は、これを持参して産院へ行くつもりです。

傷の痛みさえなければ、フツーに動けそうなのですが、
こまめの世話で精一杯の状態。

早く治ってほしいけれど、まだまだ時間がかかりそうです……。
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5.28~緊急事態発生!?~

ようやく子宮口が3センチ開き、麻酔が投与され、
痛みが1/3に!……なるハズでしたが、
3センチから一気に8センチに開いてしまい、
麻酔が効き始める前に10センチ。
(10センチまで開くと、お産です)

結局、バリバリ有痛分娩になってしまいました……。

カテーテル挿入の痛みに耐えた分、損したキモチ。

子宮口が10センチ開いた頃にゃあも~、
人にはお見せできないくらいに取り乱していましたわ、
アタクシ。

「痛~い!!!」を連呼し、「声は出さない!!!」
と助産師さんに叱られ、息を鼻から吸って口から
吐いてしまい、医師に「鼻から吸って鼻から出す!!!」
と叱られ、最後の最後まで叱られっぱなしの33歳……。

助産師さんの「いきんでイイよ」の言葉で、
お産もクライマックス……なのですが、実はこのあたりから、
意識が朦朧としていてよく覚えていません。

途中、酸素マスクを当てられたことをうっすら覚えています。

そして、下半身が砕けるんじゃないかと思うぐらい
痛かったことだけは、シッカリクッキリ覚えています。

でもあとのことはぼんやりで、こまめが危険な状態に陥り、
吸引されたことなんて、お産のあとに医師に告げられるまで
知りませんでした……。

入院中に医師がサラッと言っていたのですが、
あと30分生まれるのが遅かったら、
こまめは命を落としていたそうです……。

これを聞いたとき、鳥肌が立つほどぞっとしました。

こまめが命を落とすことを考えたら、
吸引のせいでこまめ頭の形がいびつなことも、
私のオマタが肛門まで裂けたことも、
たいしたことじゃありません。

もし吸引で生まれなかったら、
緊急帝王切開になるトコだったらしいのですが、
3~4回いきんで産声を聞くことができました。

いきむときは、なんとなくお腹に力を入れるイメージが
ありますが、カッと目を見開いてオマタのほうを見て、
鼻で大きく息を吸い込んでから止めて、便秘のときに
踏ん張ってウンチョスを出すように、肛門に力を入れる
カンジです。

ヒジョーに苦しくて、腰というか肛門の奥が痛いです。

でも、赤ちゃんが出る瞬間は、チュルンってカンジで
心地よかったのを覚えています。

平成20年5月28日(水)、午後3時20分、
2928グラム45センチ、女の子のこまめが
この世へ誕生しました!!!

推定体重より200グラムぐらい軽かったです。

こまめの産声を聞いたとき、感動で号泣……
したかったのに、感動しすぎて、ナゼか涙が出ませんでした。

あと、痛さが一定レベルを超えたときも、涙は出ないようです。

涙がポロポロ出たのは、出産後分娩台で休んでいるとき、
旦那さんが現れ、「頑張ったね」って手を握ってくれたときでした。

今思えば、自然分娩を経験してよかったかもしれません。

死ぬほど痛い思いをして産んだからこそ、
こまめが愛おしくて愛おしくて仕方ありません。

旦那さんも、私が苦しみながら産む姿を見て、
こまめへの愛情が増したようです。

「もう立ち会いたくない」とは言っていましたけど(笑)。

私が声を上げて苦しんでいるのに、
どうしてあげることもできないのがツラかったそうです。

「代われるモノなら代わってやりたかった」
と言っていたけれど、男の旦那さんにゃあ耐えられないな、
あの痛み。

そうそう……昨日シャワーを浴びたときに、
無痛分娩のカテーテルを挿入した跡がプツプツと
残っていることに気付いたのですが、腰に1ヶ所と、
背中にはなんと! 7ヶ所も跡が……。

というワケで、出産レポは今回で終了です。

また何か思い出したら、投稿します。

これから初めての出産を控えて
ハラハラドキドキしているプレママさん! 大丈夫です。

出産に対して不安だらけだったこの私でも、
産めたんですから!!!

ぶっちゃけ途中、何度か「もう(お産を)やめたいぃぃ~~~!!!」
と思いましたけれども、女性の体は出産に耐えられるように
なっているようです。

そのときがきたら、助産師さんや看護師さんに
身を委ねましょう。

それしかありません。

出産は痛いです。

んも~死ぬほど痛いです。

でもカワイイわが子の顔を見れば、
その痛みも「イイ経験だったなあ……」と思えてしまうハズ。

私は、妊娠中はトラブル続きだったし、
出産も予定日よりも10日早く前期破水で始まり、
最後の最後でこまめが危険な状態に陥りましたけれども、
妊娠も出産も経験してよかったとつくづく思います。

今初めて、「女に生まれてよかった」と思っています。
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