今朝は6時30分頃にいつもの河原の散歩に出かけました。定点観測の地点の写真を撮りにとりあえず出向いたという感じですか。7時からはお祭りの準備がありますので、早く行ったわけです。
朝から曇り空、天気予報通りのいつ雨が降ってもおかしくない天気でした。確か天気予報では30度と言っていたようなないようなはっきりはしませんが、結果としては30度を切って28.5度が今日の最高気温でした。9月8日の26.0度以来の30度以下ということになります。
これが嬉しいのか悲しいのか、暑くはなくなったということ自体は嬉しいことですが、涼しくなって夏の風物詩鮎釣りもお終いかともうと悲しくもなります。きのうは竿を出さなかったので、きょうは川に入ることにしました。だって、あとせいぜい1週間の鮎釣り期間となりますので。
こう書きながらもあと10日間は大丈夫ではないかと思いたがる自分がいるのがわかります。内心では、本音では少しでも伸ばしたい!でも、自然現象はどうなるかわからないですし、そもそも人間の体が存在しているかどうかさえ不安定、はっきりしないわけですからね。
(この流れで掛かりました)
こんな分かったような分からないような、持って回ったような言い方は自分でも嫌いなのですが、そういうスタイルが出来上がってしまったようなので、もう治ることはないんでしょうね。
ということで、きょうは午前中を中心に川に入りました。広瀬川の澱橋の上流の左岸です。14日にも入ったところです。14日は10回掛けてキープは7匹でした。きょうは10時5分から12時15分頃まで粘りました。体力の限界です。
そういえば、去年も今年も9メートル以上の長い竿は使っていないかもしれません。もっぱら7.5メートルか、8.1メートルの竿を使っています。8.5メートルの竿も用意してはいるのですが、まだ使ってはいません。
①匹目
②匹目
③匹目
④匹目
いやあ、きょうも掛かりました、同じところで。斜め下の対岸にも私よりはかなり若い人が入り、おもりを使ってよく掛けていました。ほとんど動かないで、竿をためて引き寄せてから抜いていました。ソフトランディングですね。私もそうしたいのですができません。ライナーで飛ばしてキャッチしています。
もう掛かった度に写真を撮るのはやめました。きりがないから。かっこいいですね、キリがないからやめた!なんて。面倒になってきたからです。よく掛かったといっていいでしょうね。
そろそろ来るなと思うとガリガリという音の後に一気に竿が絞られるのです。これがたまりません。この感触を味わうために鮎釣りをしているといっても過言ではないような気がします。早瀬の中で掛けると”敵”は下流に逃げるし、流れもあるしでなかなか抜けません。
このお駆け引きやりとりがいいのですねえ~。あのせいぜい25センチ前後の鮎のどこにこんな力がこもっているのかとびっくりです。いい大人が時に負けたりもするのですから。今年はなかったですが、引っ張られて前につんのめって転んだりしたこともあります。(笑い)
40メートル前後のところを往復しての鮎の友釣りとなりました。3回くらい根がかりもしましたが、何とか外すことに成功しました。最後の方で、やや沖合で掛けて何とか左岸に持ってきたんですが、のされ気味で強引に引き抜いたら低空飛行のために肝心の掛かり鮎を”逮捕”するのではなく、おとり鮎の方を捕まえてしまいました。これが悔しかった。
まあ、それはそれとして今日のキープは11匹でした。ツ抜けです。広瀬川でのツ抜け達成なんて本当に久しぶりではないでしょうか! しかも、みんないい型の鮎ばかりです。21センチが小さく見えますが、21から24.5センチが今日の鮎のサイズでした。
もうくたくたです。この鮎釣りの極楽状態がいつまっで続くのか?気にはなりますが、そこは気にしてもどうしようもないことで、一期一会の精神でいくよりほかないでしょう。
釣りあげた鮎は黄色い追星はありますが、触っていると体色が黒くなってきます。なんかいじらしいというか、可哀そうというか、感謝の気持ちというか、いろんな感情が複雑に入り混じりますね。一年だけの命、よくぞここまで生き延び燃やし尽くした!とほめてやりたいです。 感謝の気持ちは忘れてはいけないでしょうね。
14日と16日、””これぞ鮎釣り””を十分に楽しませてもらいました。今夏の鮎釣りは、有終の美を飾れそうです。