鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

385年目の命日

2021-05-24 15:07:52 | 思いつくまま

   

今日のお昼の天気概況;天気:曇り、雲量:9割以上、気温:20.0度、湿度:93%、風速:5m/s、不快指数:66、です。ほとんどきのうと変わらないなあ。

 

朝の河原の散歩のときは、もっと明るくて、雲の形もおもしろかったのですが。それにしても、おもしろいですね、「おかえりモネ」、これからの展開が楽しみです。

  

きのうの朝日新聞の天声人語は、仙台藩の藩祖伊達政宗公の385年目の命日がきょうだと教えてくれました。それと同時に藩祖の遺訓と言われている五常訓も紹介しています。

  

この五常訓は、「おかえりモネ」で主人公が亀島をでて下宿している、大地主の新田家では毎朝この五常訓を一緒に唱和しています。 (過ぎれば=過ぐれば、両方あり。)

  

     ≪貞山政宗公遺訓≫

仁に過ぐれば 弱くなる

(人を大切にし過ぎれば、相手のためになりませんよ)

義に過ぐれば 固くなる

(正義わ振りかざすと、融通がきかなくなりますよ)

礼に過ぐれば へつらいとなる (諂い)

(礼儀正しさも過ぎれば、相手に対する嫌味になりますよ)

智に過ぐれば 嘘をつく

(頭が良すぎると 平気で嘘をつくようになる)

信に過ぐれば 損をする

(他人を信じ過ぎると 損をしますよ)

仁義礼智信、儒教の尊い5つの徳ですね。これには””続き””があるそうです。

 

 

「 気ながく心穏やかにして よろず倹約を用い 金を備うべし

  倹約の仕方は 不自由を忍ぶにあり

  この世に客に来たと思えば 何の苦もなし

  朝夕の食事は うまからずとも誉めて食うべし

  元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい

  今日の行くおくり、子孫兄弟によく挨拶して、 
  娑婆のおいとま申するがよし     」

 

(現代語訳)『 もっと気分を楽にして、素直になって、穏やかにし、この世に”お客さん”になって生まれて来たと考えれば、何も苦しいことはない。

人は生まれることで初めて、この世に生きているのであり、死ぬことでこの世とは別れて、再び旅立つのだから・・

つまり、この世にお客さんとして生まれて来たことにする・・。

毎日食べる食事は、粗末であっても、おいしくなくても、この世に客として

招かれているのだから、そもそも文句など言えるはずがない。
感謝の気持ちを持って、ありがたくいただくべきである。

間もなく、私はこの世を離れていくが、子や孫や兄弟に「ありがとう・・

おまえたちも頑張れよ」と声をかけて、旅立っていくのが幸せである   』

 

なんか続きの方がいいですね。好きになりました。今年74歳を迎えます。常にこの覚悟をもって生きていければいいのでしょうねえ。

 


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