谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

2007-11-26 04:49:09 | 何気ない話
 サブです。
先日の雪がウソのような今日の気温と・・晴天
仕入れで、栗を見て・・知らないうちに秋が何処に?

この栗には思い出があります。
小学生の頃の話で、
近所の遊び仲間と「栗を取りに行くべー」と話が決まり
馬淵川の土手にある栗の木を目指して行きました。
今のような栗の木ではありません。
相当の年輪を刻んだ高い栗の木です、手ぶらで向かうガキ共

確かに栗は見えます、茶色く口も開いています
さて?どうしよう?
木に登る?太すぎて登にも・・どうすれば
登ったとて、どうやって栗を落とすか?考えるガキ共

角材を投げる、子供の力では届かない?考えるガキ共
そんな時、当時建築の作業場で足場を組む丸い木「ホゲ」を見つけ
「よし、これを掛けてよじ登る・・OK」
表面がツルツルしていて、登れない!考えるガキ共

「よし、縄を50CM間隔で結んで足を掛けれるようにして登る」
畑のあぜから荒縄を見つけ結んで・・登る!

これは上出来・・20個くらい栗を落として・・
「よし、次の場所に移動して登る」俺の番!上に着いた時
「こらー・・おめんどー何してる」と
大きな怒鳴り声が・・俺は上・・仲間は・・逃げ出す・・あれっ!

オジサンにガンガン怒られて・・退散・・ごめんなさい!
しかし、先に取った20個ほどの栗はポケットの中
仲間と合流して「逃げてゴメンな」「俺もきっと逃げた」と話して
「おい、この栗どうやって食う?」
「やぐべー」
秋焚き火をするには好都合に落ち葉が・・
家の近くで焚き火が始まり、栗を投入・・しばらくして
「バチ!バチバチ!ボッ!バゴッ!」
栗が破裂したのです、落ち葉を広げた瞬間「バチッ!」
中の栗を探していた時です、腕に栗が跳ねてきて・・やけど!

栗は全部破裂して食べれない、オヤジには怒られる、おまけに・・やけど
さんざんな目にあった栗の思い出です。
当時は、貧しい時代でしたが楽しい事が多かった・・

その時よく夕食のおかずになったのが、鯖の味噌煮です
8tabe