ラジオから 生放送で心地良くわらべ歌が聴こえてきた
ハーソナリティの女性3人が 時にはせーのなんて歌い出しを合わせたりしているのが微笑ましい
毎週木曜日に聴いている 鹿児島FM銀河・てんがらもんラジオである
江戸時代から 明治になって 日本には児童が歌う歌が無く 外国曲を取り入れたりして歌詞をつけた
この推移は長くなるので割愛するが 明治の中から大正にかけて 沢山の童謡唱歌が生まれた
しかし それ以前から日本には わらべ歌が存在していた
かごめかごめ などは代表的な曲である
各地には子どもの遊びなどでも親から子へ 口づてで歌われていた
数え歌などは 形を変えて地方に存在する
更には 正式に教科書などでは採用されていない わらべうた 当時の 子どもの遊び歌がある
たとえば お手玉をするときに歌っていた歌も 明治から大正に生まれたものも多い
いずれ消えて行ってしまう これらのわらべ歌を残すように 五線譜に残す活動もある
放送で歌っていたのは鹿児島のわらべ歌 中には鹿児島弁で私には意味が通じないが可愛い歌である
「ひとつ一枝」 「ゆなの木」 「ちゃわんむし」 「こっちこい」 「きかんぼうず」 これを3人の女性が歌う
おばあちゃんが お孫さんに聴かせるよう(失礼!)で 優しく 穏やかな感じが私には心地良い
このうち 「ちゃわんむし」 は私も聴いた曲だ どこか? それは てんがらもんラジオである
意味も分からなかったから コマーシャルの一種かと思い込んでいた
初めて 紹介された曲を聴き ネットで意味や由来を調べて見た
結構楽しい曲である 鹿児島の歌であるが 大正末期に 石黒ヒデが姶良郡の小学校の学芸会で作った
娘さんの話によると 不幸な生い立ちの少女の劇を作ったが ちょっと暗いので最後の部分を作り直した
そこに この ちゃわんむしの歌を劇中歌として入れたそうである
劇は 吹雪の原から春の森へ抜け出て 希望を見出した少女らが茶店へ入る
そこで 茶わん蒸しを注文したところ 店員が 茶わん虫 と 聞き違えたと言う 笑い話であった
石黒さんは教師を辞めて上京 50年後 鹿児島へ帰り この茶碗虫が歌われていたことを知る
ストーリーはこうである
ある茶店で客が 茶わん蒸しを注文した ところが主人も店員も茶碗蒸しを知らない
主人は客に出したお茶に虫が付いていると勘違い 店員を呼びつけ お前は茶碗を洗ったのか
お客さんが 茶わんに虫が付いていると言っているぞ と問い詰める
店員は 日に日に三度も洗っています 一体その虫は 茶わんにひっついていた虫でしょうか
それとも めご などをはね歩く虫でしょうか もし 茶わんに付いている虫なら私の責任です
いきまく店員 お客さんが茶わん蒸しを説明して みんなで大笑いをしたと言う笑い話だ
うんだもこら(あらまあ) コラ いけなもんや(どうしたことでしょう)
あたいどんが(わたしのところの)茶碗なんだ
日に日に三度も あるもんせば(あらいますので) きれいなもんごわさ
茶碗についた虫じゃろかい 目籠(めご)など蹴あるく虫じゃろかい (注) めご=目の洗いかご
ほんに ゲンネこっじゃ わっはっは (注)ゲンネ=鹿児島弁 きまり悪い 仕方の無い
ところで ゲストは 鹿児島国際大学の教授 併せて 鹿児島こども研究センター所長の南新秀一さん
何点か子どもや 大学進学などの 課題を語られていた
それは国の財政もあるが 国民が声をあげないと解決されない問題が山積されている
一つは ゆとり教育の弊害で 子どもの学力低下が著しくなり 世界でもかなり劣っている
その為 今度は何もかも詰め込み教育になってきた 英語や道徳は小学生から導入することになった
だが 現在の一クラスの編成は30人から40人であり きめ細かな勉強が出来るだろうか
先進諸国では 大概 20人規模である
だが日本の学校では 児童数が減少傾向になり このくらいの規模だと 地域で統廃合してしまうのだ
そして政府の方針は エリートにはお金を投資するが それ以外は削減傾向にある
大学の入学金や授業料は 教授の時代と比べれば 40倍くらいになっている
これでは 進学したい子どもも能力があっても 諦めざるを得ない
奨学金の問題について 若干見直しがあったが 本来 希望するもの全員 進学をさせたいものである
こどもの貧困も 最近てんがらもんラジオでも取り上げられたが この環境の改善が望まれる
母親の就職推進や 児童の保育所など そして こども食堂 など 支援をして行かなくてはならない
こんなことも話された 今の子どもは集団で遊ばない 大人にくなっても そのまま集団に溶け込まない
家族で旅行に出ても 各自がスマホで時間を費やし 会話が無いのを私も良く見かけたものだ
広場で子どもが遊ぶ光景も見られない 大人も子供に気軽に声を掛けられない 不審者と見られてしまう
子どもが安心して遊べる場所が欲しい ここへ行けば他の子どもと遊べる そんな場所である
子どものこと一筋に大学で教え 子ども研究センター所長と言う素晴らしい経歴の方がゲスト
ちょっと苦言を呈すれば 持ち時間30分もあるのに プロフィル的な説明部分だけで半分を消化した
勿体ない 持ち時間の中で 何か訴えたいものを整理して提供して欲しいと予め伝えることが必要だ
講師は手馴れているはず 話す順序 問題点 そして パーソナリティとの質疑など構成は出来る
こちらが全部聴きだすのは難しい これだけの人材なら その点は容易に応えてくれると思う
私には勿体なかった思うし掘り下げ不足にも思えた てんがらもん愛だから苦言も理解して貰えるだろう
てんがらもんラジオ視聴できます 最初の15分が入っていません
http://www.ustream.tv/recorded/101287860
リスナーさんのコメント部分です 残念! 私は生放送で聴きましたよ
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
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聞きました、ながら族なので聞きながら・・
素晴らしい解説です。ホントいい番組でした
ただ、文科省の教育基本法の改正とか・・
学校教育法施行規則の一部を改正する省令
とか、国民はその殆どを十分理解しないまま
学校任せ、先生任せ、子供任せ・・私も
そうなんですが・・道徳教育、外国語教育、
ネイチヤーを例に取り日本人科学者の論文の
激減など・・もっともっと話を聞きたい人でしたね
考えさせられた、番組でした。
確かに のびたさんのおっしゃる通り
プロフィールなどの説明も必要ですが
それ以上に もっともっとお話を聞きたかったし
我々大人も 色々考えさせられましたね
集団生活なども 会社の小さな組織の中でも
見ていると ワタシの時とは違いますね
寮の食事は食べないで 一人コンビニ弁当を部屋で食べ
土日は 部屋でゲーム
これも 子供の時からの影響でしょうね
だからと言って 一人が大好きということも無く
人恋しいのですよね
いるのですね。子供食堂は
絶対必要だし保育園も・・。でも
姫路の問題があったりして、
もちろんまれな例と思いますが、
心配になってしまいますね。子供を
預ける側としたら・。
私たちのうたは準備なく、打ち合わせを簡単にして、ぶっ
つけ本番でしたので ちょっと恥ずかしいです。
でもまたちゃわん虫の解説ありがとうございました。
何しろ5分の時間で鹿児島弁に迫るつもりができませんでした。
所でゲストさんへの注文おっしゃる通りです。
毎回ゲストさんいは、どなたにも通用する依頼文とアン
ケート差し上げています。
今回もきちんとお返事いただいています。
時間配分は今回は前迫が ゲストさんと共通する部分が
多かったこともあり、ゲストさんに自由に話していただく
形を前半にあてて 後半は質問も加えて・・と言っていましたが
時間切れでしたね。
そんな時私たちはすぐ「この方にはまた来ていただいて
今日ですべてを終わらせないで行く方法をとろう」と思いながら
話を進めてしまいます。
34号が8月発行と聞いて、その時にまたもっと具体的に
いろいろ話してもらおうという思いとつなげたわけです。
第4木曜担当の前迫には、この1年のゲストをほぼ決めており
その中には2-3回かけてのゲストがいます。
この人はまた続けて聞きたい。という思いをのこして
…ということです。
第1は向井の旅の話がほぼ固定化でき、2が川柳
そして第3は・・検討の末児島女史に見通しが立ち
第4が前迫・・ということで・・レギュラーの私たちの負担も
かなり軽くなりました。その上リスナーの皆さんがこうし
て非常に建設的なご意見を寄せていただけることが
大きな助けになっております。
てんがらもん愛 本当に心強いです。
私たちなりにも懸命に見えない部分での努力はしています。
とはいえ77歳のおばあちゃんは避けて通れない症状
との戦いでもあります。ご理解ください。
童謡唱歌と言うのは普通ですが
「わらべうた」って何だか懐かしいです
方言で歌う歌は意味不明な所もありますが
それが温かみがあって何とも言えず
心にしみますよね(^^♪
番組構成は楽しいですね
ゲストさんが登場して こんなことをしているとか そんな解説が長く続き 時計を見たら それだけで10数分 ああ 勿体ない 課題をもっと私たちに知らせて欲しいと思いながら聴きました
むしろ わらべ歌の方に私の関心が移りましたね
折角の立派な教授をお迎えしているのですから もう少し奥行きのある話を期待していました
最後の方に課題が浮き彫りになってきましたね
子どもの遊びスマホが大体良くありません(笑)
一昔前は ゲームだけに熱中していましたね
いずれもグループで遊びません
大人になって 他人に干渉されたくないの意思が強くなってしまいます
子どもの問題は 大人になる前から解決していかなくては
手遅れになってしまいます
こども食堂 保育所 奨学金など 課題は山積です
わらべうた良かったですよ
ちゃわんむし 聴いたことがある曲 てんがらもんラジオで何度なく聞かされていましたので 覚えてしまいましたね
ゲストさんは シリーズ構成も良いですが あくまでリスナーとしては 一回完結で 毎回 テーマが変わって行く方が好ましいです
突っ込み不足の印象ですと 聴いている側も消化不足ですっきりしません
あとから 次回はと言われるより一回ごとに さすがと思わせてほしいのです
わらべ歌 心地良く聴けましたね
数え歌などは 各地でもありますし 遊び歌にもなっています
鹿児島弁 難しいですね(笑)