のびたとブレイク

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懐かしい二つの雑誌 暮らしの手帳・時刻表

2016年07月29日 07時04分39秒 | うたごえ

生涯学習センターの図書ライブラリーで 懐かしい二つの雑誌に巡り合った

歩いて1分で行ける 近くの図書館には無いものである

あまりにも懐かしくて しばらくは冷房の効いたテーブルで読み耽った

 

 

暮らしの手帳 現在放送中のNHKの朝ドラ とと姉ちゃんの 実在する雑誌である

昭和30年代初期 この頃の主婦向け雑誌の代表するものであった

内容は主婦にとっては参考になるものばかりだが 時代を先取りする構成でもあったと思う

 

 

当時の私の母には 若い女性の読むような雑誌であり 斬新ではあるが少し難しかったと思う

それでも私は本屋さんで見つけると どこかいいところがあるかもしれないと母に買ってきた

写真や特集もあるから 明治生まれの母にも少しは 喜んで貰えただろうか

 

 

もう一つは 時刻表 である

 

 

独身時代は 旅が大好き と言うより鉄道に乗るのが大好きで 全国を乗りまわす 乗り鉄だった

当時は定時制高校で 国鉄の運賃は学生割引 子供と同じ半額である

さらに遠距離逓減方式で 距離が延びるほどキロ当たり運賃が安くなるのだ

 

 

たとえば東京から下関まで往復で行くより 一筆書きのように北陸から山陽を廻って帰る

これだと東京発 東京行の回遊切符になって 覚えているが これで1000円である

途中下車可だから 各駅の小さい押印が一枚の切符に真っ黒になってしまうほどだった

 

 

北海道には道内周遊券があって 10日間有効 往きは青森まで各駅 おもに夜行列車に乗る

青函連絡船に乗り 函館に着くと ここからは特急の自由席にも乗れる

ただ 道内の特急が走っているところは主要幹線のみで 殆どは各駅停車だった

 

 

貧乏旅行だから 宿泊する余裕はない 今のように日帰り温泉もない

したがって夜行列車はよく乗った 一日どこかで観光すれば 夜半まで時間をつぶす

そして また そこから夜行に乗る さすがに疲れて 大幅に乗り越したこともあった

 

 

蒸気機関車 いわゆるSLも大好きで 全国を乗るとき 時間のロスをしても これに乗る

東京からも 上野から成田 両国から安房鴨川 立川から武蔵五日市が一番最後まで残っていた

これらを乗るのに やはり欠かせないのが時刻表である

 

毎月毎月買っては眺め 空想の世界では 全国に旅の夢を乗せる

この列車に乗って ここで降り さらに こんな珍しい列車に乗れるんだと夢を馳せる

特急が特急に追い抜かれることもある 新幹線が開通したら その前後の路線割引もある

 

いろいろの割引も駆使して鉄道に乗る 時には鉄道員より私の方が詳しい場面もある

ある駅で降りた時には 駅員がこの切符を咎めていたが 私が詳細を説明する

回遊切符を作るには 各路線を経由が必須で 駅員が全部の記録を一枚の切符に書く

 

 

そんな憧れの時刻表 何十年ぶりか詳細をめくって読んだ

内容は変わらないが 記事の豊富さ 写真 どれを見ても斬新で且つ懐かしい

時刻表はわが青春の旅の友だった

 

ツアーでは何度もご案内した上高地です

 

今日は下町のうたごえ 本所地域プラザである

歌の合間に その歌の背景を語ったり 歌詞に出てくる地名なども紹介する

役に立つのは こうした旅の知識と 添乗員の経験で 全国を皆さんと歌で旅が出来ることが嬉しい

 

       最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今年初めての・・ (屋根裏人のワイコマです)
2016-07-29 08:40:50
8月11日木曜日は今年初めての山の日と言う
国民の休日です、その山の日 信州では
10日松本市と11日上高地と 多くのイベントが
予定されています、皇太子様も列席されて
山の日を・・この山の日、信州のために制定された
ようなものです、是非とも認知して欲しいと
願っています。 時刻表・・これは今でも
私の愛読書です。毎年少しずつ変わってきます
駅名や土地の呼び名もいろんな勉強が
出来ます
信州のPRありがとうございました。
返信する
暮らしの手帳も (mako)
2016-07-29 09:08:56
時刻表も懐かしいものばかり。
先ず、暮らしの手帳は母が購読していました。
昔の農協でも販売していたのでしょうか
職員の方が届けにきてくださっていたような記憶。
多分、義理で買っていたのかも知れませんが。
生活に役立つ記事が載っていましたね、確かに^^。

また、時刻表は職場の先輩さんが昼休みによく観ていましたね。
彼女はユースホステルのメンバーになっていて、
私も、福井は穴水、また広島などに連れていって貰いました。
時刻表の見方はちょっと難しいように感じました^^;
数字ばかり並んでいて、何が何やらさっぱり判りませんでしたが、
先輩さんは楽しそうにしていました。
のびたさんと同じで、旅のロマンに胸膨らませていたのでしょうね。
自分で計画を立て、どの列車の何時に乗って乗り継いで・・。
ホームを駆け上がり駆け下りて間に合ったこともありました。
懐かしい記憶。
のびたさんの今のご活躍にはそういったことも
役にたっているのですね。
それは皆さん楽しいはずですね^♪
お身体が続く限りご活躍されてくださいね。
返信する
おはようございます! (きみちゃん)
2016-07-29 09:42:39
暮らしの手帳!名前は知っていますが・・・
私、世代には・・・。でした。

時刻表!
楽しかった思い出です。
家族で…みんなで眺めて・・・。
列車だけでなく!バスや飛行機も・・・。

御巣鷹山の事故の時は・・・時刻表を眺めて・・・
到着時刻はとうに過ぎて・・・と、当時中1と小5の息子と心配した思い出が強烈に残っています。
返信する
のびたさんへ (マリババ)
2016-07-29 12:13:16
暮らしの手帳に時刻表懐かしいですね。
朝ドラのとと姉ちゃん実在の話なんだ。
まだ、2回ぐらいしかないんですよ。
最近は、ネットで検索できるしね。
時刻表と地図照らし合わせながら楽しいでしょうね。
返信する
時刻表と言えば (chidori)
2016-07-29 14:37:55
松本清張作品による時刻表・・よくま―と思うようなこの時刻表を使ってのミステリーに感心しきりの時代がありました。
私の20ー30代では いろいろ乗り継いで出かけ旅行―と言っても研修会的なものですが小さな時刻表を使って、動いたものです。上りと下りがあって・・・あの小さな文字数字が裸眼で見えた・・今思うと本当に便利でしたね。

山の日に歩こう会が計画され悩んでいます。木曜日・石神さんの日だからです。休んででも行きたい気持ちと、一番暑い8月、休んでもいいかと・欠席届は出してあるのですが・・・。去年は6-8月山歩きは休みました。無理はしない方がいいよ。もうひとりの私がいつも呟くようになりました。
 上高地ねえ―一昨年楽しかったですよ。きれいでした。
返信する
こんにちは (kao)
2016-07-29 15:35:24
暮らしの手帳、母が好きでした
高いからめったに買えなかったので、
ときどきこちらからプレゼントしました。・
懐かしいです。
時刻表、詳しい方がごらんになれば
とても面白いのでしょうね(^^♪
わたしはわからなくて・・。
のびたさんはいろいろなことをご存じですごいです(^^♪
返信する
のびたさんへ (くりまんじゅう)
2016-07-29 17:11:37
暮らしの手帳はその昔 農協から届いたような記憶があります。
家の光と共に農協職員が持ってきたように覚えています。
時刻表 昔の時刻表はもっと小さくB5版だったように
思いますが違っているかもです。松本清張や西村京太郎は
列車を使ったミステリーが上手ですね 私はまず時刻表が
すいすい読めない これでは完全犯罪は出来ない
あ 元々頭が悪いから すぐに捕まるわね。
返信する
こんにちは (ひろばあちゃん)
2016-07-29 17:15:32
暮らしの手帳~昔我が家にもあって、母が
隅から隅まで読んでいた記憶があります。

昔、一人旅が大好きで時刻表はよく利用しました。
時刻表を見てると行かれないところでも、行った
気分になって一人で楽しんでいました。
昔を思い出して懐かしくブログを拝見いたしました。
返信する
のびたさんへ (まりも)
2016-07-29 18:11:58
暮らしの手帳 いまでも買っています
お母様との思い出の1冊だたのですね
素敵ですね
時刻表も 眺めて旅した気分にしてくれますね
行ったことのある場所は さらに良い場所に思えてきます
歌で思い出すのも素敵ですね
旅行経験の多いのびたさんならではですね
返信する
暮しの手帖 (tsupi)
2016-07-29 18:56:00
私、毎号、買っています。
主人が、一人暮らしをしているとき、よく読んでいたらしく、
「勉強になるから読んだらいいよ」
と勧められて、読み始めました。
「目から鱗!」な主婦技がたくさん載っていて、面白いです。
他の女性雑誌を違い、広告が一切載っていないところも良いです。
お母様も、きっと喜ばれたと思います!
返信する

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