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のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

素朴にも 清楚な野ばら 歌想う  実はややこしい歌の背景

2019年06月08日 08時30分25秒 | うたごえ

先生 リクエストをしたいのですが 「野ばら」 と 「野中のばら」 は同じですか?と聞かれた

バラの季節である ここの中にも花は咲く バラが咲いた 百万本のバラ などすぐ浮かぶ

どらちも同じですよ と私は答える

 

シューベルト作曲と ウェルナー作曲の双方が有名だ 興が乗れば二つを歌い比べる

楽譜も この曲 幾つも持っているが 「野ばら」 と 「野中のばら」 タイトルは両方ある

従って どちらの曲のタイトルも正しいのですよと私は笑う

 

原詩はあの有名な ゲーテによるもので 訳詩は日本では 近藤朔風による

そして 調べれば この詩に感動してか 2人以外にも作曲がされ150曲もあるそうだ

有名 無名の作曲家 中には ベートーベン シューマン ブラームスも書いたと言う

 

 

私には もう一つ想い出がある 有楽町のロードショーで見た 映画「野ばら」 である

ウイーン少年合唱団の歌と物語 変声期になれば退団する少年たち 美しい声に感動した

まだ20歳前の頃だったか 雨に唄えばの曲も梅雨時になると思い出す 同じ頃だ

 

ゲーテの詠んだ詩は 野ばらのピンクの花である 白が実際には多い

また 野薔薇と書いて のいばら とも読ませるからややこしい

山田耕筰はこれと違った 野薔薇 を作曲しているが こちらは北海道などのハマナス!

 

 

野薔薇 のばら 私を惑わす 野ばら・・・

花言葉は 素朴なかわいらしさ

6月の花

 

野中の薔薇  明治42年 女学校用教材集 女聲唱歌 に掲載

         原詩 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

         訳詩  近藤 朔風

 

童はみたり 野なかの薔薇 清らに咲ける その色愛でつ

飽かずなか゜む くれない匂う 野なかの薔薇

 

手折りて往かん 野なかの薔薇 手折らば手折れ 思い出ぐさに

君を刺さん くれない匂う 野なかの薔薇

 

童は折りぬ 野なかの薔薇 折られてあわれ 清らの色香

永久にあせぬ くれない匂う 野なかの薔薇

 

 

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