雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。天国に旅立った鈴ちゃんの話も出るよ

パパ激怒 ダンス大会 そのワケは

2009-11-23 10:29:06 | ドッグダンスやアジリティ、トレーニング
昨日は、みなさまのところに訪問できなくて

ごめんなさい。


ドッグダンス大会の後、

風パパの実家に行き


夜帰宅してから、疲れがどっと出て寝てしまいました。




うちから、ドッグダンス大会がある宝塚へは、高速経由で約1時間。

だけど、宝塚インターのある中国自動車道は

連休中、関西イチ渋滞が長いところなので

早めに家を出ました。



早く出たけれど、すでに高速は渋滞10キロの表示。

ヘタに高速に入るより、一般道の方が確実と思ってそちらを選択。

それが正解だったみたいで、開会式の1時間前には、到着しました。

近くに河原や公園があったので、のんびりとお散歩。


いっしょに来てくれた、風パパは車の中でバク睡していました。




9時半から受付がはじまり

プログラムを見て、自分の出番を確認したら

午後からの欄に名前が。


「あー、早く終わってほしい」と思っていたのに・・・・。

うーん、出番は2時間以上後になるのね。


会場は、市営の体育館。

ワンちゃんが歩くところには、すべてブルーシートが敷かれ

ダンススペースのみ、ラバーっぽい敷物が敷かれ

低めのフェンスで囲ってありました。





風ちゃんは、疲れると演技にひびくので、

持参していったクレートの中で、寝ていてもらいました。


その間、私は他の人たちの演技を楽しみました。

みんな衣装もいろいろだし、ダンススタイルもいろいろ。


飼い主さんがフラダンスを踊る足もとで、いっしょに踊るワンちゃんがいたり

物語のようなストーリー性のあるダンスを披露していたペアも。



途中で、かきかきタイムに入るワンちゃんや

匂い嗅ぎをするワンちゃん。

ダンススペースから、暴走して観客席にいっちゃったワンちゃんや

ずっと吠えながら(歌いながら?)演技しているワンちゃんもいました。



それを見て、ちょっとだけ、ほっとしました。




だって、風も演技中に、カキカキしたり、匂いかぎをする可能性大だもん。


一番恐いのは、私が指示しているのに、考えこんでしまってフリーズしちゃうこと。

それと、やる気をなくして

「ママ、勝手にやったら・・・・」という態度に出てしまって

私に集中せず、勝手犬になってしまうこと




と、いうことで、上手にやるとかは無理なんで

今回の目標は、とりあえず

「約2分の演技の間、私に集中して
 
 風ちゃんが踊りきってくれること」


大勢のギャラリーがいる、初めての環境で

それができたら、ヨシとしよう!!って感じでした。





そのために、風ちゃんのパワーが本番に注がれるように工夫。

なるべく、安心できるクレートの中で休ませておきました。


そして、出場する30分前に

一度出して、お外へいってリフレッシュ&トイレ休憩。

その後、会場の雰囲気に慣れるように


体育館内のブルーシートの上をうろうろ。

そして、スペシャルなトリーツをつかって、練習。


10分前から、さらにテンションをあげていき

いよいよ本番へ。





実は、人前に立つとめっちゃ上がり症の私。


ダンススペースのリンク内に入った途端

どきどきしてきました。



しかし、風ちゃんは、やる気いっぱいのキラキラした目をしています。


いけるかも・・・。


音楽が始まりました。


曲は「♪君の瞳に恋してる」です。



出だしはヒールで、まわれ右。

ターン(風ちゃんだけ左一回転)、アラウンド(風ちゃんが私の周りを回転)

というもので、アラウンド中に私は、逆回転する予定でした。


いつもスローな動きの風ちゃんなのに


ターンの後、私がまだアラウンドを指示していないのに

勝手にアラウンドに入ってしまって

めちゃ焦る私。


今まで、のんびり動く指示待ち風ちゃんだったから

指示してないのに先に「わかってるで~、次はこれやろ?!」みたいに

動くことなんて一度もなかったのに。



慌てた私は、

私自身が回転することも忘れちゃって

音楽からズレてしまって・・・・・。


立て直すまでに、ちょっと時間がかかっちゃいました。


サビに入る頃には、

ちゃんと音楽に乗れてきたけれど



風ちゃんのテンションがあがりすぎで


普段は、めったにみせない飛びつき状態。


マテさせて、私が離れて

オイデで走ってきて、ジャンプのはずだったのが


マテをできずに、私を追いかけてきちゃって・・・・・・。


予定のダンスとは、えらく違ったものになっちゃいました。




だけど、最後までやる気いっぱいで、ついてきてくれた!!


最初の一歩としては、ヨシ!! って感じかな。



会場の体育館の中は、撮影禁止なので

終わった直後、外に出て撮りました。




実は、ロングリードで、この外で踊ったものを

風パパビデオに撮影してもらったけれど


今、windowsの調子が悪くて・・・・・。

それが直ったらまたアップするかも。




「予定と違うところがいっぱいあったな」と風パパ。


「だけど、風ちゃんがおんなに多くの人の前で、

  あれだけ動けたのは、感心した」と言ってくれました。


その後、「でも、俺はめっちゃ腹立ってるねん!!」と風パパ。


私たちは、演技を終えたとき


アナウンスの人が

「ミックスブリードでも、こうやってダンスができることを見せてくれましたね」


みたいなことを言ったそうな。


私は、踊り終えた風ちゃんをほめることに

いっぱいいっぱいで、聞こえていなかったけれど



観客席にいた風パパは、カチンときたそう。


「ミックスブリードでも、の 【でも】ってなんや?!

  それは、どういう意味の【でも】やねん。

 司会のやつに、怒鳴りに行きたい気分やった」と、風パパ。


そういう考えがある人は、とっても悲しいと・・・。


私は、言われても

あまり気にしない方だけど

たしかに【でも】という言葉は

マイナスのイメージがあるかも。



ミックスという種類が、

ダンスをするための身体能力的にマイナスになるイメージが全くない私たち。



じぁあ、「でも」って
何をいわんとしている?!!




ここが別の犬種での発言として考えると



「柴犬でも、こうやってダンスができることを~」

と言われたら、どうやろ?



「ダックスでも、こうやってダンスができることを~」

と言われたら、どうやろ?



「ジャックラッセルテリアでも、こうやってダンスができることを~」

と言われたら、どうやろ?



「ボーターコリーでも、こうやってダンスができることを~」

と言われたら、どうやろ?



「ポメラニアンでも、こうやってダンスができることを~」

と言われたら、どうやろ?


その犬種に対して、何かマイナスイメージでみている感じが・・・・・。



だから、言われたほうは、あまりいい気がしないんやろね。

まぁ、犬種に対するイメージって

人それぞれだし、言葉のあやってこともあるし、ええねんけどね。


ちょっと、心理を分析してみました。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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ちなみに本日「いぬのきもちweb」にも、ドッグダンス大会に出た記事を書きました。