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猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

新聞

2015年12月16日 | 田舎暮らし
この村では、新聞は戸配されへん。
夕刊もあれへん。
購読してる戸数分の朝刊が、バス停にまとめて配達される。
村の人らは毎朝、バス停まで自分ちの新聞を取りに行かなあかん。

そやから私は、新聞とってない。
うちからバス停までは、徒歩30秒くらいやけど、急な坂やねん。
雪の日ぃなんか、バス停までよう行かんもん。

ニュースはもっぱらネットとTVからGETする。
それでも、たまには紙の新聞広げてみたなることもある。
で、町に出た時、コンビニに寄って新聞買う。
せっかくやから、大抵は地元紙の「神戸新聞」買う。


ページ数少ないのが、玉に瑕。
読んだ後の新聞は、大事な農作業グッズやもん。
神戸新聞さん、もうちょっと頑張って、読売新聞くらいのページ数にしてくれへんかなあ。




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12月の楽しみ

2015年12月15日 | 田舎暮らし
車で1時間くらい走った町に、大学がある。
医療福祉系の大学。
そこが、毎年11月の終わりから12月にかけて、公開講座を開催する。
毎回完結型で、全4回の講座。

テーマは毎年違う。
今年のテーマは「癒し」。
「アロマと癒しと認知症」とか「芸術と癒しとリハビリテーション」とか。
毎回地域の専門家とかアーティストを講師に迎えて行われる。

私の住んでる町は、こういうアカデミックなイベントは皆無に等しい。
公民館で開かれる講演会は、「笑って100まで元気に」とか、「認知症への対応」とか、「わが町の文化遺産」とか。
ま、同んなじようなもんか。

なんしか、この大学の公開講座を毎年楽しみにしてる。
それほど興味はないけどなあ、ゆう講座でも、できるだけ参加してる。
講座の内容もやけど、この大学、ちょっと妙なとこにある。

ずーっと、山に向かって走ってく。


ちょうど紅葉の時期。
この辺の山は、私が住んでる町の山と似てて、コポッ、コポッと、お椀伏せたような山が多い。


で、色づいた山の間の道を抜けてったら、

ありますねん、大学が。
なんか、突然の宇宙基地みたいに現れる。
この中に学生寮もあるみたい。

けど、周り、店も何んにもない。
電車の駅からは遠いし、路線バスも通ってない。
スクールバスが1時間に何回か出てる。
私も車持ってへんときは、このスクールバス利用させてもろてた。

ほんま、勉強するしかない環境や。

お世話大変やろに、毎年公開講座開いてくれてありがとうございます。
楽しみにしてますねん。




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2015年12月13日 | 田舎暮らし
実際の炎を目にしたのは、何十年ぶりやったやろ。

この村に越してきて、ガス会社の人がコンロの設置に来てくれた時が、その「何十年ぶり」やった。
チチチチチゆう点火音がして、ボオッと炎が上がった時の、あのぞくっとするような胸騒ぎ。

大阪の自宅では、20数年前からIHに切り替えてた。
職場の調理場もIH。
その他に調理することなんかあれへんから、間近に炎見ることもなかった。

地域の消火訓練で、消防署の人がつけてみせる火ぃくらいかなあ。

この村に来てから、しょっちゅう火ぃ見るようになった。
プロパンガス使う毎日の調理。
冬のとんど焼。
それに、各自が農作業で枯枝なんかを燃やす。

うちの庭に積み上がった枯草、枯枝の類。

小豆やら大豆やらエゴマやら。
ええ加減なんとかせんと、この上に雪積もったら通られんようになる。

明日は天気がぐずつくゆう予報やし、よっしゃ今日のうちに燃やしてまお。

家の前の貯水槽の横に枯草、枯枝をせっせと移し、点火。


湿ってる枝葉もあって、煙がようけ立ったけど、なんとか無事完焼。
この間、半日ほどは火につきっきり。
一生懸命稔ってくれた豆さん達の亡骸やもんね。
来年の収穫まで一年間、大事に食べさせてもらうわね、ありがとう。

庭はちょっとすっきりして、自生の白菜が目立つようになりました。



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ごほうび

2015年12月11日 | 田舎暮らし
「何か出してよ」区長さんに言われて、去年から出品してる農作物品評会。

今年は落花生とササギ(金時をこの辺ではこう呼ぶ)を出品。
「自然農の落花生」「自然農のササギ」て、自分でラベル貼って出した。

出品したら、JAから参加賞としてなんかくれはる。
去年は小型の手箕やった。

今年はこれ。
収穫かご。

一品に一つずつくれはった。
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モミ殻燻炭

2015年12月05日 | 田舎暮らし
橋の向こうの田んぼで、何やら朝から煙が上がってる。



煙突の周りに積み重ねたあるのはモミ殻。
これは、モミ殻燻炭作ってるんやね。

畑仕事して、帰りにもういっぺん見てみたら、



あー、中はああなってんのか。
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久し振りの熱

2015年12月04日 | 田舎暮らし
出かける用事あったんやけど、なんか調子悪い。
ここ数年、体調管理にはもの凄い気ぃつけてたからか、風邪もひかんで済んでた。
それが、どうもこれはおかしい。

体温計引っ張り出してきて計ってみたら、水銀柱がどこまで昇ってんのかようわからん。


もう古いから壊れたかな思うて、粗品でもろてた耳穴式体温計を探し出してきた。
ほんならエラー出る。
ぜえぜぇ言いながら説明書読んでいじくりまわしても、やっぱりあかん。

もう、最新兵器ゆうのは、電池切れたらただのゴミかいな。

しゃあない、用事はキャンセル。
昼前から布団敷いて、ひたすら寝ました。

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秋の干しもの

2015年12月01日 | 田舎暮らし
しばらく温かったのに、急に寒なってきた。
本格的な冬に入ってまうまでに、乾かしとかんならんもんがいっぱい。

変なあったかさのためか、枯れ切らんうちにカビ生え始めてしもた秘伝。


豆類一式と、まだ脱穀できてないエゴマ、カビ予防に念押しの里芋干し。


冬前の玄関先は、相変わらず収穫物に占領されてます。
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消火栓訓練

2015年11月14日 | 田舎暮らし
火事起こったら自分らで消す。
山奥ではこれしかない。
消防車なんか待ってたら、たちまち焼け落ちてまう。

それで年に二回ほど、地区ごとに消防栓からの放水訓練がある。
地区の若手で結成されてる消防団員の指導を受けながら、住民が実際に放水する。

消化ホース三本入った格納箱と消火栓。
村内のあちこちに設置されてる。


この格納箱からホースを取り出して消火栓につなぐ。


ホースの先を持つ人は、水圧に負けんよう、気合い入れて臨む。
この日は、たまたま遊びに来てた子供が特別参加。


いざ、放水。


ちなみに消火栓の水は水道水。
山水やと水圧が低いから消火活動には向かんのやて。
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コンサート

2015年11月03日 | 田舎暮らし
われらが村に、日本フィルがやって来る。
ケーブル放送で、そのことがたった1回だけ告知された。
しかもほんの2,3日前に。

こんな機会、またとない。
もはや「万難排して」状態。
その日は畑も何もかもほったらかしにして、会場となる小学校に出かけた。

これは「文化芸術による子供の育成事業 巡回公演事業」として、文化庁が行なっているものらしい。



各地の小・中学校を、一流の文化芸術団体が巡回公演して、将来の芸術家の育成につなげていこうということを主な目的とする。

けど、せっかくこんな僻地に日本フィルが来るというのに、30名ほどのガキンチョだけに任せておかりょうか。



一曲目は、ビゼーの「闘牛士の行進」。
目の前で最初の音が発せられた時、ほんま目ぇがうるうるして慌てた。

子供対象やからマイナーな曲がほとんどやったけど、指揮者もソプラノ歌手も一流の人。
ほんま、よかった。
やっぱ、どんな田舎に住んでても、本物に触れる機会は絶対必要やよなぁ。
あー、よかった。


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お返しのお返し

2015年10月29日 | 田舎暮らし
「敬老の日の饅頭や」
そう言うて、ミニデイでもろた紅白饅頭の一つを分けてくれたお婆さんがおる。

自分で栗きんとん作った時、お返しのつもりで2個、そのお婆さんに届けた。

そしたらお婆さん、こないだお芋をぎょうさん持って来てくれた。
「あんた、もうイモ掘ったか?」言うて、手箕いっぱいの小芋くれた。
「くずイモやでぇ」て言いながら、ソーメンつゆで煮たらおいしいとか、料理法もいろいろ教えてくれる。


わあ、こんないっぱいもろてどうしょう。
お返しがお返しになれへんかったやん。

「こんなん、くずイモやからなぁ」
「まずかったら捨ててやぁ」
「礼しよなんて思たらあかんでぇ」

耳のかなり遠いお婆さんは、大きな声で散々私を安心させて帰って行った。
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野点(のだて)

2015年10月25日 | 田舎暮らし
「今度、野点するんだけど来ませんか?」
誘ってくれた人がいた。

足を向けたことがない地区やったし、ミニ観光がてら参加した。

野点の場所は、山道を登って行った棚田跡。
お茶席からの絶景。

(トラックがちょっと無粋やけど)

用意されたお菓子箱。


蓋を取ると。


何年ぶりやろ、お茶菓子なんて。
ひょっとして十年以上かもしれん。

ちなみに右上の栗きんとんは、お茶点ててくれた人の手作りやって。

景色も、お抹茶も、お菓子も、ほんまにおいしゅうございました。
何より、普段接してるのとは毛色の違う人達との、ほっとするひと時でございました。

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祭りの小道具

2015年10月23日 | 田舎暮らし
この辺の秋祭り、道の脇に何やら大きめのぼんぼりみたいなのが立ち並ぶ。
ポンポンダリアのでかい版。

あれはなんやろと思てた。
赤いのやら、青いのやら、ピンクのやら。
各地区によって色が決まってるのかと思うたら、「いや、そんなことない」とのこと。
何やわからんまま、「ま、いっか」で済ませてた。

それがこないだ、ある地区の公民館に出かけた時、入口に何やら見覚えのある赤いもんが‥。



わあ、これ、あれやんか!



へえ。
こんな間近で見るの初めてや。

近くにいたおばさんに、これはなんていうもんか聞いてみた。
「シデや」
おばさんは言う。

紙の手、「紙手」て書いて「シデ」て読むんやて。
灘のお祭りでも使われるらしい。
意外と複雑な作りになってるなあ。



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お祭り

2015年10月18日 | 田舎暮らし
この村の神社の祭りは夏と秋、年二回ある。

秋は子供みこしが出る。
「みこし」ゆうても、台にのせてガラガラ引っ張る。
村の中の、人が住んでる家全戸をまわる。
途中、急坂も多いから結構大変みたい。

私は今のとこ、お寺やお宮さんのお守当番は勘弁してもらってる。
行かへんから、お布施やお供えも出せへん。

けど、自分ちの前を子供みこしが通る時は、ご祝儀を包んで渡す。
包みの表書きは、「ご祝儀」とか「お花代」とか書くらしい。
今年は「お花代」にしてみた。




田舎はこういう、お付き合いの出費が馬鹿にならんのやて。

人も、よう亡くなるし…。
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生野のお祭り

2015年10月08日 | 田舎暮らし
知ってる人が草木染めの展示会やってると聞いて訪れた生野。
なんか人が多いなと思たら、たまたまお祭りやってた。
焼きそばの屋台、コロッケの屋台、昭和時代の古道具屋。
小さな町やけど、町の人たち総出で盛り上げてる。



こんな看板、まだあったんかいな。


飴細工見せてくれるお姉さん。


古い道具並べてる露店。

しかしこの手箕「1万円」の値札ついてる。
おんなじようなもん、うちにもあってフツーに使うてるけどなあ。
こんな貴重なもんやったんかいな。




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雨の納屋

2015年10月06日 | 田舎暮らし
干すもんが多いこの季節。
雨降ると大変です。

納屋は、干し物たちの避難場所。


あずき。


オオバコの実。


玉ネギの苗。


干し物ネットの中に、エゴマの葉。
人間の衣類も。
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