私はガキんちょが苦手だ。
あのわらわらと動き回る小さい生き物。
予測でけへん動き。
触ったらすぐに壊れそうな、やわな肢体。
ちっこいカラして、やたらでかいキーキー声。
私はガキんちょが、大の苦手だ。
けど先日、ファミリーコンサートなるものに行ってきた。
「ファミリー」というからには、ガキんちょもついてくる。
承知で出かけた。

実はこのファミリーコンサート、去年に続いて2回目の参加。
生協が主催してて、どんなかなあと昨年申し込んでみたら、結構面白かった。
この時に演奏したんが日本センチュリー交響楽団。
今年も演奏はセンチュリーやというんで、
ガキんちょのあれやこれやには目と耳をふさぐことにした次第。
地下鉄に乗り、

谷町四丁目駅で降り、
会場のNHK大阪ホールを目指す。

聳え立つ天下のNHK。

どっちかというと「裏口」的な方のエントランスから入館。
「正面」側は、コンクリートの照り返しで去年めっちゃ熱かったし。

裏も正面も、入ってしもたらおんなじ空間。

エスカレーターで会場ホールまで上がって行く。
大阪城見ながら上がって行く。

せっかくやし、ホール階に着いたとこでパチリ。
お久しぶりです、お元気でしたか ?

ビルに包囲された大阪城。
太閤さん、これ見たらどない思いはるやろ。
コンサートは、小学3年生の栗原澄(とおる)くんが登場。
あちこちのコンクールで1位とってる天才バイオリニスト。
見事にオーケストラとの協奏をこなしたんやけど、
演奏後のインタビューでは、「へ ?」と思うくらい子供っぽい声。
ちょっとほろっとした。
プログラムには、各楽器の配置図もあって、
楽器の名前も覚えられるようになってる。

日本センチュリーは、今年から久石譲が音楽監督に就任した。
今回のファミリーコンサートでは「となりのトトロ」も演目に入ってたからひょっとして、と思たけど、
やっぱ指揮は彼ではなかったな。
彼の指揮は今度また、大人向けの演奏会で。