猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

2024年 紅茶づくり

2024年05月21日 | お茶

今年は紅茶どないしよ。
去年はメルカリでお茶の生葉取り寄せて作った。
香り、もひとつやったけど、まあそこそこの紅茶にはなった。

今年も、まずメルカリで取り寄せた。



届いたお茶の葉ぁを、さっと水洗いして、水切って、


キッチンペーパー敷いたザルの上に広げて、室内干し。


一晩おいた後、半日だけ干しネットでベランダに出してみた。


そいで後は揉み揉み、発酵、発酵止め、乾燥という作業を経て、


紅茶になった。

この途中の工程については、初めて紅茶づくりに挑戦した2019年、割と真面目に書いてますんで、もしよろしければ (→)

以来、何やかや言いながらも毎年続けてきた紅茶づくり。
けどなあ、買うた葉ぁで作る紅茶、な~んかもひとつ。
最後に乾燥させるときの、あの、えも言えん香り。
あれがほとんどあれへん。

なんでやろ。
今年、違うとこ3か所から生葉取り寄せて作ってみましたがな。
せやのに3か所とも、あの香りは出えへんねんなあ。

紅茶て、作ってから1年ほどたったら香りようなってきたりする。
今年のこの紅茶も、しばらく置いといたら、あの懐かしい香りにちょっとは近づいてくれるやろか。


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なんやかんやと今年も紅茶

2023年05月23日 | お茶
ひょっとしたらこれが生涯最後‥‥てなこと思いながら揉み揉みした去年の紅茶づくり

あの発酵止めの時の、得も言われぬかぐわしき香り。
あのしあわせをぜひもう一度。
て言うんで、やりましたがな今年も。
紅茶づくり。

詳しい工程は過去記事で紹介してるので、今回は各工程の結果のみ

何はともあれ、お茶の生葉の入手。
なんと、メルカリで見つけた。
それを今回は一日半ほど陰干し。


んで、ビニール袋に入れてひたすら揉み揉み。
ふた袋に分けて揉んだ。

関節の弱い私には、この工程が一番厳しい。
人の倍以上時間かけても、葉の撚れは甘いまま。

もうこの辺で堪忍しといてもらお、ゆうくらいまでとにかく揉んで、半日ほど袋のまま放置。
ほんならじんわり発酵してくるんやね。

それをレンジで加熱して発酵を止めて、


それをさらに最後の仕上げ。
からっからになるまで乾燥させる。
時間と手間の関係もあって私はレンジで。

なんとか完成、今年の紅茶。


これ、すぐに飲んでもあんまりおいしないんよね。
半年くらい置いといたほうが、じんわり甘みとか香りとか出てくる。
もう発酵止めてるはずやのにね。
なんでかな?

「んなもん作ってる暇あったら、
      あたちを愛でなさいよ」




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2022年 紅茶作り

2022年05月22日 | お茶

 

この村での住人としては最後の、

ひょっとして生涯最後になるかもしれん、自家製紅茶作り。

今年で4~5年目になるかなあ、自分とこの茶葉で紅茶作んのん。

一昨年、割と丁寧に記録残してたんでご紹介。

 

今年は手首の調子もあんまりようないし、ほんの先っぽの新芽だけ摘んだ。

で、揉みやすうするために、ちょっと長めに二日間陰干し。

それを今年は、お別れ会兼ねて、村で一番親しいしてもろてる人と一緒に揉み揉みした。

 

彼女はちゃんとザルで揉んでたけど、

私は例によって、ビニール袋に入れて、その上から揉むやり方。

若い芽ぇばっかりやったからか、40分くらいで葉がよれてきた。

 

ビニール袋密封して半日ほど置いたら発酵してくる。

 

この後、120℃のオーブンに10分間入れて発酵止め。

キッチンペーパー敷いたレンジで様子見ながら500Wを1~2分ずつ数回。

からからになったら完成。

 

左が今回作った紅茶。右は今飲んでる去年の紅茶。

どないでっしゃろ今年の紅茶。

去年のより若い葉ぁ使こてるぶん、撚りは強いけど、香りはやっぱまだ去年のには負けてまうわなあ。

 

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現代版 お茶摘み事情

2021年05月31日 | お茶

 

毎年、5月後半に村の茶摘みがある。

今年は改選で区長さんが交替したバタバタもあって、ちょっと遅れ気味。

 

茶摘みゆうのは、絣の着物にたすき掛けの若い女性が優雅に行うもん。

大阪に住んでた頃、なんとなくそう思うてた。

ま、高齢化が進む昨今、「若い」という点にはかなりのズレが生じてるかも、

くらいの懸念は薄々抱いてたものの‥‥。

 

実際、この村に移住して手伝うようになった茶摘みは、

婆ちゃん達が茶畑にへたり込んでせっせと摘んどった。

華やかさには欠けるけど、これはこれで風情あり。

 

ところが今年の茶摘みにはびっくりした。

農作業服に長靴姿は私だけ。

あとの女性陣はエプロンにスニーカー姿。

お茶の葉は、まず男性陣が電動植木ばさみで枝ごと刈り取って、

今度は女性陣が、その枝から若い葉だけを摘むんやって。

 

つまり、

茶畑から刈り取った枝を、近くの公民館に運んで、

 

その周囲に腰下ろした女性陣が、せっせと葉を摘み取る。

摘み取った葉をでかい籠に集めて、

最終的にそれを町の製茶所に持ち込んでお茶にしてもらう。

 

招集かけても参加できる人数が年々少ななってきたのと、

茶畑に長時間しゃがみこんでの作業が年齢的にきつい人が増えてきた、

ゆうのが理由らしい。

 

しゃあないこととはいえ、なんか、寂しい気ぃも。

 

ま、自分ちのお茶まだ摘んでないから、

今年もいやゆうほど手摘み作業はできるわけやけど。

 

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おんなじ木やのに

2020年06月11日 | お茶

 

去年、初めて自家製紅茶に挑戦した。

葉ぁもみもみしてる時の甘~い香り。

あの幸せよもう一度、ゆうことで今年も紅茶作りに挑戦。

 

裏庭からお茶の葉ぁ摘んできて、

 

一日半ほど日陰干しして、

 

じわじわもみ始めて、

 

手ぇだるなってくるけど、それでもエイ、エイ、エイってもんで、

 

ファスナー付きの袋に入れて半日ほど発酵させて、

 

120℃のオーブンに10分間入れて発酵止め。

 

それから二日ほど日陰干ししたんよね。

 

お味はというと、

去年のに比べて苦みがものすごく強い。

ほんまは最終工程として「火入れ」ゆうのがあって、

70℃くらいの熱を4~5時間かけるんやって。

けど、うちのオーブン、100℃以上か、40℃にしか調整でけへん。

 

去年も「火入れ」なんかせえへんかったんやけど、もうちょっと甘味があったような気ぃする。

 

しょうない、40℃のオーブンに2時間入れてみたけど、多少まろやかになったかなあ、ゆう程度。

去年は最後、日陰干しやのうてレンジで乾燥させたこと思い出し、レンジ200W30分かけたった。

このレンジ中、甘~い幸せな香りしてた。

よっしゃ、これでよし

紅茶作りの労苦は、十分に報われました。

 

お味のほうはどうなったかというと、

 

ちょっと苦みのある、アッサムくらいの感じかなあ。

私、アッサム好きやし、

よかった、よかった。

そう思とこ、

思とこ。

 

けど、去年とおんなじ木ぃやのに、

どこでこないに味変わったんやろ。

 

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自家製紅茶

2019年06月09日 | お茶


適期をかなり逸した感はあるけど、とにかく挑戦してみる。

うちの裏の石垣付近に数株植わってるお茶の木。


今年伸びた淡い緑の部分だけ摘んでいく。

傷、汚れのある葉ぁは取り除く。(右の手箕の中が傷のある葉)
きれいな葉ぁ(左の四角いザルに入ったもの)を、一日日陰で干す。

一日たったら、揉みの作業に入る。
揉み始める前の葉ぁ。

30分後。

1時間後。

まだまだなんやろうけど、手首やら肘やら痛なるし、汗出てくるし。
これでごめんしてもらお。

ビニール袋に入れて、半日ほど置く。
これで葉ぁが発酵するんやて。

半日たったら、オーブンで発酵止めする。
オーブンは120℃で10分。
量がちょっとあったから、2回に分けた。

その後、レンジ500Wで2分~30秒くらいずつ、様子見ながら乾燥させていく。

自家製紅茶、さっそく飲んでみた。

うーん、市販されてる紅茶に比べたら香り薄い。
けど、もみもみしてる時の葉っぱ、独特の甘い香りしてた。
暑いけど、しんどいけど、ふわ~んと漂うてたあの甘い香り。

村の婆ちゃん達、面倒やのなんやの言いながら毎年自分ちでお茶作ってるわけ、なんかわかった気ぃする。

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7回目のお茶摘み

2019年06月03日 | お茶

今年も村のお茶摘みが行なわれた。

村には「日役(ひやく)」というのがある。
男衆は鹿柵修理、女衆はこのお茶摘みが毎年の「日役」になってる。
出られへん家は、時間当たり1000円、大抵は4時間日役なんで4000円を徴収される。

私もお茶摘み7回目で、作業自体にはだいぶ慣れてきた。
それでも、途中の休憩タイムはいまだに苦手。
好奇心旺盛なお婆さん達の中に混じってたらろくなことないから、ぶらぶらとあたりを見て回る。

お茶畑から、私の住む集落方向が見渡せる。


ちょうど田植えが終わって、田んぼが冬の薄茶色から淡い緑色に変わった。
稲の苗が育ってきたら、もっと一面青々と、村全体が緑に覆われるやろなあ。
カエルもゲコゲコ鳴きだすやろなあ。

いつも丸坊主にしてしまう我が家のお茶の木。
今年は摘んでみよかなあ。
んで、紅茶でも作ってみよかしらん。
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野草茶の準備

2018年05月18日 | お茶

スギナは、若こうて一番きれいな時期に摘んどいた。

ヨモギも、さっと蒸して乾燥させといた。


さて、きょうは…、
去年、裏の溝付近に移植したユキノシタが立派に育ってくれた。
大きなきれいな葉ぁ、お茶にしよ。
まずは洗ろうて、

ザルに広げて干します。


庭の柿の葉ぁも、今がちょうど一番きれい。
今年新しい伸びた枝切って、

別嬪さんの葉っぱ洗うて、
大きなボール無いから、鍋で洗ろてます。
ゆでてるわけやありません。

それを干して、
蜂が一匹、干しネットに縋りついて離れません。
払っても払っても、また飛びついてきます。
なんかええ匂いするんかも、柿の葉。


ドクダミもそろそろ花咲き始めたから、
ちょっと摘んでみた。
これも洗ろうて吊るし干しにする予定。


ついでに、フキも摘んだった。
葉っぱは外して、
今晩薄味で炊こ。






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茶摘み2016

2016年06月09日 | お茶
先日、村の茶摘みに参加した。

村には「村日役(むらびやく)」というのがあって、年に何回かは必ず参加せなあかんことになってる。
男の人やったら、鹿柵の修理とか、集会所のアジサイの手入れとか。
女の人やったら、何か集まりある時の料理とか、祭りの下準備とか。

集会所の掃除とか、区全体でのクリーン作戦とかにはその都度参加せなあかんけど、その他に私に声かかるのは毎年5月の茶摘み。
村が管理してる茶畑があって、そこで摘んだお茶の葉はJAに持ち込んで製茶してもらう。
村の集まりとかで出されるお茶に使われるんやって。

枝の先の、淡い緑色の若芽だけを摘む。

私は今年、収穫かご持参で参加。
このかご、去年秋のJA品評会の参加賞でもろたやつ。
口広いし、軽いし、なかなか使いやすいわ。

そばに梅の木があって、青い実ぃが大きなってきてる。

時々は腰伸ばして、村の景色を眺める。

村日役も、たまにはええなあ。

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お茶摘み

2014年06月03日 | お茶
こないだの日曜は、村のお茶摘み。

村には「日役」というのがあって、シカ柵の修理だとか、イベント用の山菜摘みだとかを村人が順番に参加してこなす。
丸々一日の作業だと、男子は1万円、女子は8千円の日当が支払われるらしい。
参加しなかった人は、その都度数千円を村に支払う。

お茶摘みも日役の一つ。
休耕地に村の若手(と言っても60代半ば~70代半ばの男性たち)が中心になってお茶を栽培している。
摘むのは婆さんたちでもできるので、日役となっている。

お茶摘みというと、かすりにたすき掛けの若い娘さんたちが優雅に静々と行なうものだとばかり思っていた私にとって、これは大変なカルチャーショック。

○○ちゃん、この頃見かけんなあ。
 (この村では皆、下の名前で呼び合う)
入院しとってらしいで。
え、どこ悪いん。
こけたらしいで。
いつこけたん?
知らんけどな。
どこの病院ね。
さあ。
町立ちゃうか。
ああ、そやろ。
そやわ。この辺は町立に決まっとる。

信憑性に欠ける噂話が練り上げられていく過程を、この日つぶさに見てしまった。
恐るべし婆さんパワー。

婆さんたちのご指導を受け、私も摘みました。
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