猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

めでたしめでたし

2024年04月30日 | 畑仕事

ベランダでのポット育苗。
古い種使こたにもかかわらず、発芽率ほぼ100%やん !
 
て喜んだのも束の間。

桜の後、あれよあれよゆう間に気温上がって、
苗、ぐんぐん伸びた。
伸びたはええけど、伸びすぎて、
水やるたんびにあっちにふらふら、こっちにひょろひょろ。

ゴールデンウイークに定植する予定やったけど、
それまでに茎折れてまうんちゃうか。
慌てて畑に支柱立ててネット張って、
キュウリとトマトと茎ブロッコリーの苗さんたち、定植した。



いつも通りの植え方したら風に振り回されてポキンやろう。
斜め植えにしたらええ、ゆう動画がいくつかあったけど、
キュウリや茎ブロッコリーなんか、茎いじくりまわしてるうちにポキンいきそう。
ダメもとで深植えしたった。

キュウリはネットの足元に、双葉のすぐ下まで土にうずめて。


茎ブロッコリーなんか、双葉取って本葉だけの状態で植えたった。


トマトは割と茎しっかりめやから斜め植え。


こんな写真では何がなんやらわからんなぁ。
けど皆さん、葉が土に触れんよう、根元が乾燥せんよう草敷いて。
これで何とか育っていただけませんか ?

それにしてもうちのベランダ、
手すりの下がすりガラスみたいなので囲われてて、
陽ぃ入りにくい。



狭いから洗濯もんと陣地争いになってまうし。
苗育てる場所、ちょっと考えなあかんなぁ。

まあいろいろ突っ込みどころはあるけど、
まずは畑貸してもらえてめでたしめでたし。
春作スタートできてめでたしめでたし。
空もこない青い。



雲も気持ちよさそうに浮かんでる。

帰ったらもこりん様がウナギ状態で熟睡中。

すべて世は、ことも無し。

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へえ~

2024年04月23日 | 畑仕事

粘土ごろごろの畝に、無理やりぽっとん植えしたネギ苗
なんとか根付いてくれて、先に埋めてたジャガイモも芽ぇ出してきた。


こんなからっからの畝、今年は諦めなあかんかと思てたけど‥。
へえ~。
頑張ってくれてるんや。

もう時期遅いし、上でカラスも狙ろてるし。
けど種残ってるし、ゆうんで蒔いてみた赤花エンドウ。



うまいことカラスさんたちの目ぇ逃れたなあ。
へえ~。

4~5年前に自家採種したまま、使いきれんと残ってたキュウリやトマトの種。
ダメもとで蒔いてみたら、





なんと、発芽率ほぼ100%ちゃう ?
へえ~。
すごいなうちの子ぉら。

なあ、なあ、もこりん。

ん~ ?


みんな頑張ってくれてるでぇ。
私らも頑張ろかなぁ。
な、な、もこりん ?

へえ~。


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2024年 春

2024年04月16日 | 

2020年、山里の遅い春。



2023年、母が最期を過ごした地の春。



そうして今年、2024年春。



桜を見ている人間を見る子供の馬。



ヘアカットしたての大人の馬。



大人の馬に乗る大人の人間。



木々にも草にも馬にもヒトにも。

いっぱいの春が、
今年、ここにも。



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なんでか

2024年04月09日 | 暮らし方

こないだ、もの凄い風吹いた。
大体風強い土地みたいやけど、
それでもこないだのは特に凄かった。
裏手の竹やぶの竹、折れそうになるくらいしなってた。

物干し竿がガタンッ、ガタンッて大きな音立てる。
ベランダのサンダルが、風にあおられてズリズリ動いてく。
竿は慌てて下におろし、サンダルは部屋の中に取り込んだ。

PCニュースでは「全国的に春の嵐」て報じてた。

こういう時、以前住んでた山奥の家やったらもっと怖かったやろなあ。

以前住んでた村。
山の斜面に沿って段々に家が建つ村。
うちの家もそうやったけど、すぐ下の家もかなりの古民家。



築100年ほどの家。
瓦はところどころ反り返ってる。
道具小屋のトタン屋根はペラペラ。

古うから「吹上」ゆう地名で呼ばれてたくらい、下から吹き上げる風の強い地域。
台風、暴風雨のたんび、下の家の瓦やトタンが飛んでけえへんか気が気やなかった。

瓦だけやない。
家の前の崖は、しょっちゅう石が転げ落ちてくるし、雨降ったら斜面から水が噴き出す。


すぐ下の川は水嵩増して、ゴーゴー水しぶき上げる。


いつ崖崩れ起きるか、河氾濫するか、瓦飛んでくるか。
雨風治まるまで、ひたすら耳すましてた。

私の勝手で、選択の余地なくこの村に連れて来られた「いち」とスピカ。


いざとなったらこの子らどうして守ろ。
そればっかり考えて、暴風雨のたんび、ドライフードや水、トイレ砂、バッグにぎゅうぎゅう詰め込んでた。
猫カートとキャリー、雨除けのビニール袋かぶせて、スタンバイしてた。

あれから何べんか転居して、
「いち」とスピカは、ここに来る前に亡くなってしもた。
今回の風、それから雨も、強さは多分あの山の家とおんなじくらいなんかもしれん。

窓に打ち付ける風や雨の音には、やっぱり多少気持ちざわざわする。
それでも、あの頃みたいにチクチク刺されるような緊張はせんで済んでる。

なんでか。

地形とか、そんなこと以外のことも多分‥。
その理由、ここに住みながらゆっくり確かめていこ思てます。
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四の五の言わんと

2024年04月02日 | 畑仕事

畑やってたら、お天気が気になる。
種まくのんも、草刈るのんも、収穫するのんも、ぜーんぶお天気次第。

せやけどこの春、なんか雨の日多い。



春って毎年こんなんやったっけ ?

合間に一日でも雨やむ日ぃあったら、畑に飛んでく。
どこもかしこも水浸しのズクズクやけど、
しゃあない、とにかく溝切って畝立ててく。



溝から掘り上げた土は、土というより粘土やな。
粘土の塊ゴロゴロの畝。

しかしここは、ひどいなあ。
ほとんど田んぼ状態。

これから先、梅雨や豪雨もやってくるゆうのに。
もっと高畝にしとかんなら。

ぶつぶつ言いながらワッセワッセ畝立てしてる傍で、


わお !
いつの間にこんなぎょうさんのタンポポ。


「四の五の言わんと、
   ちゃっちゃとせんかい !」てか。
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