猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

大文字

2023年10月15日 | 

すっかり秋の雲。



この棟のシンボルツリー、ポプラの向こうのコスモスも満開。


昨秋このコスモスをとても喜んだ、この部屋の住人はもういない。

出かけた町役場の空を見上げたら、


ええと‥。



大文字?

送り雲、かな。

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SOME WOMAN

2023年09月19日 | 

この夏、大事にしてたもん、二つ失くした。

6月に、18年間一緒におってくれた三毛のスピカを。

そいで十日ほど前に、母を。

なんか不思議な感じ。
猫やとか、人やとか、そんなこと、あんまり関係あらへん。
悲しいとか、そんな気持ちとも違う。
二人とも、いっつもすぐそばでうろちょろしてる感じ。

母は大勢の人から大事にされて、
家を後にする時も、ほんまに大勢の人が見送ってくれはった。



お骨になって帰ってきた翌朝、
家の前の軒下に、大きなクモの巣ができてた。



E.B.ホワイトの「シャーロットのおくりもの」思い出した。
ハムにされそうな子豚のウィルバー を救おうと、
クモのシャーロットが、自分の糸で文字を書く。
「SOME PIG」

え、何匹かの豚?

じゃのうて、このsomeは、「たいした」とか「特別な」とか訳すんやって。

英単語は、学校で教えてくれる意味だけやないんや。
ゆうのを初めて知ったんが、この絵本やった。

母の部屋の前に張られたクモの巣に、
「SOME WOMAN」
とは書かれてなかったけど‥。

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願いごと

2023年07月11日 | 

今年の七夕、お願いごとを書くと母が言うた。

利き手麻痺の母に代わって、私が代書する。
お願いごとは二つ。




文言は本人から聞き取ったまま。

「きのう、でええのん?」
尋ねた私に、
「うん、きのう」
母は答えた。

そうか。
みんなとワイワイおしゃべりしてたあの日ぃは、
母にとってはつい昨日のことなんや。

お願いごと、叶のうたらええね。
せっかく皆のとこへ戻って来られたんやもんね。




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