いちの主張 その1

いちがおかちゃのところへやって来た時、実際は何歳だったのだろう。
歯を診た獣医さんは、もう一歳半くらいじゃないかと言い、保護したボランティアさんたちは、生後6か月くらいと言い。
もともと小柄の猫で、あれから9年ほどたった今も中猫ほどの大きさしかない。
うちに来た当初、部屋の中の布という布を片端からぼろぼろにした。
タオル、靴下、セーター、カーペット…。数分目を離した隙に、穴だらけにされた。
穴あきの手袋やセーターを身に着けるのは気にしないが(実は半分見せびらかしたい)、いちが腸閉塞になっては大変。
布類をいちの目や手に触れないところに避難させるのにいつもピリピリしていた。
スピカが寝そべっている敷物。よく見ると穴だらけ。これもいちのお仕事の跡。





そういえば、こちらに引っ越してから、新たに穴をあけられたものはなかったなあ。
いちも年とったのかしらん、と思っていたら、去年の秋頃から布類アタック再燃。


　　「年とった? ふん、靴下でも手袋でも持ってらっしゃいってのよ」

作付け計画

さて、どこに何を植えようか。
今年一年分の作付け計画表を作成中。
大小の畑、合わせて約7畝ほどに、米、麦、豆、いも、果菜、葉物野菜を輪作する。
ほんま、ジグソーパズルみたいや。

風花の村

きのうの雨で雪がだいぶ融けた。
さんさんと陽も照ってるので久しぶりに布団を干したい。
竿を拭きに外に出たら、なんと雪がちらついてる。(写真の撮り方が下手で、降る雪が写されへんけど)
ここの冬はほんまに油断でけへん。
物干しもほとんど出番なしで所在無さげ。

雪はひそかに

夜のうちにかなり降ったらしい。１２，３センチくらい?
出さんといかん郵便物あるのに、ポストまで行けるやろか。

車…なぁ

せっかく田舎で暮らすんなら、なるたけガソリンは使いたくない。
多少駅から遠くても、一日の本数は少なくても、電車やバスや歩きだけで暮らしていける家を探した。
一年たって、これやったら車なしでもなんとかいけるやん、そう思った。
なのにここ二、三日、スピカの調子がおかしい。
おとといの晩、食べたものを全部吐いた。
餌の量を思い切り少なくしてもやっぱり吐いた。
小さい頃から、餌のお皿に飛びかかるようにして食べるスピカ。
そのスピカが、ご飯の時間が来ても騒がず、ストーブの前でしょんぼり丸まっている。
ここは獣医さんといえば、バスと電車とタクシーを乗り継ぎ、下手すれば一日がかり。
余計に猫の調子を悪化させてしまうよなあ。
やっぱり車、考えんとあかんのかなあ。

とんど焼き

きょうは昼から「とんど焼き」がありました。
各集落ごとに行なわれているようです。
お正月の役目を果たした門松やしめ縄、古くなったお守り札などを火の中にくべていきます。
お鏡を炎にかざして焦げ目をつけて持ち帰る人も。
小さな集落なので集まるのはせいぜい7～8人だけれど、紙コップに入れたぜんざいが配られたりして、まあ、久しぶりの井戸端会議といったところ。

さ、寒い

朝起きて、カーテン開けようとしたらバリバリ妙な手ごたえ。
窓にカーテンが貼りついてる。
えーっ。
とにかく引っぺがし…。
って、これ。
窓にツララできてるんちゃうん。

私の月光仮面たち

** スピカ **

瞼が目の中にめり込みがちになる。
小さい頃、うちに来て二、三か月で発症し、一度手術を受けた。
けれど術後半年もしないうちに再発。獣医さんと相談した結果、さほどひどくないうちは再手術は見合わせようということになった。
朝夕目ヤニを目の外側に向かって拭いてやることで、何とか持ちこたえている。食欲旺盛。





** いち　**

野良時代よっぽど怖い目にでもあったのだろうか、人間を非常に恐れている。
知らない人の前には決して姿を見せず、我が家に入った人で、いちを見かけた人はいない。
知らない人が家の中に入ってくるとすぐに膀胱炎、尿結石を引き起こす。

　

ブログやってみたかってん

雪、雪、雪の季節。こんな時期でないとできないことを。
ということで、ブログに初挑戦。
この記事と写真を載せるだけで、かれこれ三日かかってる。
春までにちょっとは上達するんやろか。