武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

これからの語りの会

2007年10月19日 10時32分31秒 | Weblog
街路樹が、すこしずつ色づき始めました。
お久しぶりです。
みなさま、いかがお過ごしですか?

この春から、女性の能楽師が主宰している「和の発声法」に参加しています。
今までの声の出し方が、いかに「作り物」であったか、なぜ作ってしまうのか。
体の構造をよく理解して、自分の体の隅々にまで意識を行き渡らせて呼吸することで、初めて素直な声を出すことができる。

自分の本当の声は、どんな声なのか、ようやくつかめるようになって来ました。

あとは、いかに素直になれるか。自分のままになることは、たやすい事ではありません。素直な状態をどこまで持続することができるか。精神の強さを求められるのですが、そこのところが、今後の重~い課題です。

共鳴体としての体全部で声を出し、喉もとだけの作り物の声では伝えることのできないものを、皆さまに伝えることができれば良いのになあ、と考えております。

またまた、わけのわからない長い前置きになってしまいました。

これからの予定です。

◆11月10日(土)18時から
京都・迦陵頻迦(かりょうびん)にて
今回は宮澤賢治『よだかの星』『オツベルと象』他
チケット前売り2000円

◆11月29日(木)10時半から
京急上大岡駅すぐ・ひまわりの郷にて
宮澤賢治『なめとこ山の熊』私の出演は午後1時頃です。
この日、同じ演目をプロとして活躍している先輩も語ります。
私の「若い」なめとこ山と、充実した先輩の語りとを、聞き比べて楽しんでいただくのも面白いかと思います。
『風姿花伝』の中の「年来稽古条々」。お手元に同書がおありでしたら、ぜひ読み返してくださいませ。年を重ねることも、…楽しみかもしれません。
お茶代500円

◆毎月第4水曜日午後2時から
厚木市飯山・ギャラリー結にて
宮澤賢治を読み続けます。10月から、『なめとこ山の熊』を、
もうひとつの作品を月替わりで読みます。
10月24日オツベルと象
11月28日鹿踊りのはじまり
12月26日セロ弾きのゴーシュ
1月23日虔十公園林
2月27日狼森と笊森、盗森
3月26日土神ときつね
4月23日よだかの星
9月までの半年間、よだかの星を読み続け、その変化に自他とも驚いております。なめとこ山…は、どのように変わっていくのだろうと自分でも楽しみにしております。
お飲みもの付1000円

詳細はお問い合わせください。

年が明けて1月には、長期間にわたり娘が遠くの国に行ってしまいます。子どもが皆独立し夫の理解のもとで、これからますます語り三昧の日々になります。たまの息抜き(しょっちゅうだよという意見もあり!)も必要です。楽しいことがありましたら、どうぞみなさま、誘ってくださいませ(^^)y
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