武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

朝の読み聞かせ

2005年10月06日 18時14分18秒 | Weblog
今週から、朝の読み聞かせが始まりました。
二人ずつ組んで教室に入ります。
今日は1年生の教室でした。

『へんてこ へんてこ』長新太作
『ソメコとオニ』斎藤隆介作
手遊び:茶つぼ、ブラウンさんとスージーさん
ほかの人が、もう一冊。

反応の良い子が半分、無反応が半分。でも、無反応な子も乗り出して聞いてはいました。
反応が良いから楽しんでいる、とは言い切れないのです。
話の内容よりも断片的な言葉に反応して、笑う自分を楽しんでいるって感じかな。

『ソメコとオニ』は、久しぶりに読みました。前回読んだ時に、「ああ、あざとい読み方だ」と落ち込みましたが、今回は、いつの間にか上手になっている、と思いました。なぜなら、子どもの理解が、違ったのです。これは、子どもの理解力、と言うよりも私の読み方、かもしれないと感じました。

子どもにわかるように伝えるのは、難しい。理解できないのを彼らのせいにしてはならない。わかるように伝えれば、笑うべきところで、笑いもするし、彼らの心にも、何かを残すことも出来るでしょう。

今までは、簡単なものを選んで、読み聞かせる傾向がありました。でも、すこし難しいかな、という本を読んでみよう。

伝えようとして、どれだけ伝わるか。
読む力が付くように思いました。
コメント (2)
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