あぢいあぢい。
夜中まで鳴かんでも良かろうに、セミさんよ。
この時期はあちこちに緑のカナブンやら、セミやらが転がってます。
何年かに一回くらい、うちの玄関前に小っちゃいクワガタやメスのカブト虫やカミキリムシが来てたりしてちょっと嬉しい。
それにしても、転がってるセミの多い事。
死んでるのかと思いきや、ちょっと触っただけで「ジジジジジィ~!」と来るんでびっくりします。
なので、とりあえずはツンツンしてみて生きてる奴は救助します。
セミってのはひっくり返ったら自分で起きられんのでしょうか。
そのまま一生を終えるのは可哀想なんで人差し指を足にくっつけてやると「むしっ」っと指につかまって来ます。
この時点で虫嫌いの人は「やめれ~!」となるのでしょうが、このつかまってくる感じが可愛いのですよ。
で、そのまま飛んで行く奴もいれば、じっとしてる奴も。
ひと夏で何匹のセミを救助して来たか…。
夏と言えば、アスファルトの上でかぴかぴに干からびているミミズも多発です。
何が悲しゅうてわざわざ土の中から出て来て干からびなければならんのか…。
土の中の方が涼しい気がするけど、アスファルトに覆われて暑いのか?
子供の頃、母親が料理するために買って来たドジョウが翌朝床でホコリまみれで干からびていたが、ミミズもドジョウも「今のこの状況よりはまし」と思って行動しているのかも知れん。
が、その結果を見てしまうとやはり私は「何故…。」と思ってしまう。
昔飼っていた犬が散歩中に干からびたミミズを見つけると必死に体を擦り付けていたが、それもよくわからん。
分からん事はいっぱいあるねぇ。
分からんけど、おばさんは今年の夏もセミ救助に励みます。