今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

恋のキューピット

2017年11月22日 | ニャー
ニャンコたちの生活は千変万化、毎日が新しい展開です。
と言っても、ニャーとみうの生活を変えたのは保護者であるこのオジンです。あの大勃発から1ヶ月が経ち、もうそろそろ落ち着いてくる頃。しかし問題はどのように落ち着くのか、なんて考える間もなく、新しい変化が起こりました。イエチビです。

              
         おとなしくてやんちゃ、とってもかわいいイエチビです

先生のアドバイスの下、みうとニャーの聴力を比較してみると明らかに差がある。でもみうはまったく聞こえないわけじゃないようだ。みうのあの反応の悪さと異様な怯えはどこからくるのかと考えていたその一方で、みうは徐々に積極的になってきました。自分からリビングに下りて来ることが多くなったし、リビングにいる時間も長くなって、ニャーの傍でもおどおどしなくなってきた。

おそらく、みうを変えたのはニャーだと思います。あの大勃発で保護者にこっぴどく怒られた後、ニャーのみうに対する姿勢は変わった。はじめは妙によそよそしくなってみうを避けていたが、イエチビが来て以来、みうをあまり意識しなくなりました。 それで、みうと同室のときにニャーにつけていたハンデ(リードとフック)は、不要になったと判断して止めました。


              
                 「あたしも出たいニャン」
       外にいるニャーを見つけると、ビービー鳴くようになりました

              
           相変わらずダンボール箱大好きのニャーと
                   興味津々のみう

さて、イエチビに対して2匹は・・・。
イエチビは保護した翌々日から、少しずつ部屋から出しています。

ニャーは既に、庭でイエチビと知り合いでした。そのときのニャーの対応はかつて店時代にチビにくっつかれたときと同じで、恐れはしないが面倒くさいから逃げるが勝ち? しかしイエチビはニャーにくっつきたい。ニャーを追うようになりました。逃げ惑うニャーは、イエチビがいるとリビングにも寄り付かなくなった。

              
        イエチビは保護する前も、庭でニャーのくっつき虫だった

みうはどうかと言うと、イエチビが近づいた途端に「シャーッ」 何度かシャーッをやられてビビッて近づけなかったイエチビ、しかしみうの様子が何かおかしいことに気付いた。そーと近寄るとみうが気付かないことがある。それで、みうに忍び寄って襲うようになった。("襲う"と言ってもじゃれついてるだけです。) シャーッと怒りながら逃げるみう。

結局、みうもニャーもイエチビから逃げ惑うようになったのです。 もちろんイエチビは遊びたいだけ。でも、無邪気ほど手に負えないものはないと言うし・・・。

              
               みうに少しづつ忍び寄るイエチビ
         (バレバレの前からでも、とりあえずの練習です)

そこで、イエチビを部屋から出すときはリード付きとしました。拘束されたイエチビにみうは落ち着きを取り戻したけど、ニャーは見るのもイヤといった感じ。 ただ、ニャーをあまり追い詰めると逆に攻撃されたらイエチビはひとたまりもない。今はイエチビの行動を制限することで、ニャーのストレスを軽減する作戦です。

              
               ぎこちないスリーショット

イエチビは、急ぎ保護者さんを募集しています。とにかく人にくっつきたくて仕方のないイエチビ。自分の感覚では、もし譲渡会なんかに出たら結構人気を集めると思います。でも、そういうのって写真ではなかなか伝わらない。できたら近所の人で、見に来てくれる人がいたらと探しているところです。

そしてニャーとみう。イエチビの出現でその関係がどう変わるのか。イエチビが"恋のキューピット"になればと願うのは、ちょっと無謀に過ぎるだろうか。

              
               実況:ただいまのニャーとみう
              「あっ、上下の位置が逆転してる」



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