今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

偏食サクラに過食のキジロ、そして消えたタヌキくん

2020年11月11日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
予報に反してなかななかスカッと晴れない当地。今日は久々晴れたので外ネコ用寝床の布団干しをしました。庭の温度は5℃まで下がることもしばしばで冬支度も急がされます。長引く猛暑の夏に早まる冬の到来。動物にとっても植物にとっても、厳しい気候になりつつあります。

生活を難しくするのは気候の変化ばかりじゃない。家裏に来るタヌキくんの気配が消えたのは3週間ほど前。前回記事(9/30)の後、好物の柿が手に入ったので出したところ毎晩食べに来た。そのうち煮干しも入れてグレードアップ、いよいよ再会も近いかと。

しかしタヌキくんの気配はある日突然消えました。前回記事にも書いたように、どこかの家が依頼した業者に駆除された可能性もある。開発で故郷を追われ、住む場所を次々と追われ、挙句の果ては駆除? 彼らにとって、こんなに不条理な話はないだろうに。「動物たちが住みやすい街は人間にとっても住みやすい。」 養老孟司先生の言葉が思い出されます。

できればもう一度会いたいタヌキくん(写真はイメージです)

一方わが家ではあることを話し合っています。家裏でお世話してるサクラとキジロのことです。サクラとは2年半、キジロとはそろそろ2年の付き合いになる。今年になってサクラが来なかった日はたったの3日、キジロは7日。サクラ3回とキジロ4回はご近所で何と3軒もの建替え突貫工事が続いていた頃のことだから、あれがなければきっと皆勤賞だ。



2匹とも通いで、殆ど鳴かずで鳴いても声がとても小さい。ご近所迷惑はまずないだろうし、実際地区の寄り合いなどで聞く評判は悪くない。かつて家裏で暮らしていたみうのように安定した日々を過ごしています。しかしノラの生活は、だからと言って安心できるわけではない。

サクラは今年になってから偏食がひどくなって、手を変え品を変え出してもよく残す。それでいてお腹を空かして1日に何回もやって来る。最近では回数も減って食べる量がさらに細り、一度だけ顔を出した先日はついに何も口にしなかった。それが、昨年ルイがFIPでお腹が膨れたひと月ほど前の状況に似ているのです。その後はまた少し食べるようになったけど、気を揉む日々が続いている。



キジロはキジロで先月中頃から滅茶苦茶に食べるようになった。おかわりねだりが続き、1回の量をそれまでの倍に増やした。しかしそれでも足りないのか2度3度とやって来る。最近になって3日ばかり来ない日があった。調べてみると、いずれもその前の日に超のつくバカ食いをしていた。きっとお腹をこわしたに違いない・・そんなことまで夫婦の心配材料になるこの頃です。

わが家は夫婦交代で店に出るのでどちらかが必ず家にいる。夜は夜更かしの自分と早起きの妻のどちらかが大抵起きている。そして2匹に気付けば拒むことなくご飯を出しています。まあ、躾けを誤ったと言えばそうなんですが、2匹にとっては天国のようなものだろう。でもこっちからすれば、これをずっと続けるのは結構大変だ。



いっそのこと中に入れてしまえば。そうすればイニシアチブはこっちが取れるので振り回されることもないし、拒食だの過食だのと心配することもない。ということで夫婦話し合っているのですが、なかなか決断がつかない。何と言っても中のネコたちとの親和性の問題があるし、頭数的にも増えすぎれば不安材料になる。それに気になるのがバキュームイフェクト。わが家の家裏はもうノラたちにマークされているだろうから、今の2匹が消えたら直ぐに新手が現れて「飯くれ~」とばかり騒ぎだすかもしれない。白黄と灰白(現シロキとハリー)、黄色と黄白(大人の方)と続いた騒動が今の2匹になってようやく落ち着いた経緯があるのです。

はてさて、果たしてこの話に結論は出るのか。今更ながら、保坂家の周辺で15年も暮らしているシロちゃんのすごさを再認識しています。(過去記事「シロちゃん15年の重み」参照)

臆病なサクラと夜中心のキジロはなかなか写真が増えません


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