子供の虐待、育児放棄、挙げ句の果てに餓死。あるいは孤独死や国家財政破綻(の懸念)など、暗いニュースを考えればキリがない。
よくもここまで日本はひどくなってしまったと、あらためて思う。
自分が小さかった頃は、まだ「今日より明日がきっといい」と信じて前向きな時代だったが、いまこの時代においては将来に明かりが見えない。人口が減り経済が収縮し、閉塞感だけが強くなっていく社会。老人が厚遇され若者は夢を持てない。諸悪の根源は多岐にわたるのだろうけど、共通しているのはそれを解決する手立てがないこと。
じゃあ、どうすればいいんだろうと考えてみるのだが、なかなか答えは見つからない。そう、今は答えがない時代なのだろう。
それでも何か考え直すべきものがあるんじゃないかと、ずっと考えてきた。
そして思いついたのは、人を育てることじゃないかと思う。
自分の子供を育てる。仕事場で部下を育てる。仕事以外の場でも自分が持ち得ることを伝えていく。
そういうことが数十年ないがしろにされてきたような気がする。結果、この暗澹たる社会に至っているのではないか。
ただ、人を育てるというのは難しい。立場によって、相手によって、時代によって適切な方法は違うのだと思う。
昔のやり方でなく、今の時代にあったやり方。無関心で干渉しないのではなく、今日より明日のほうがいいという世の中になることを願って、次の世代を育てる。人に伝えていく。
そういったことが大事なんじゃなかと、ふと思ったこの夏。
よくもここまで日本はひどくなってしまったと、あらためて思う。
自分が小さかった頃は、まだ「今日より明日がきっといい」と信じて前向きな時代だったが、いまこの時代においては将来に明かりが見えない。人口が減り経済が収縮し、閉塞感だけが強くなっていく社会。老人が厚遇され若者は夢を持てない。諸悪の根源は多岐にわたるのだろうけど、共通しているのはそれを解決する手立てがないこと。
じゃあ、どうすればいいんだろうと考えてみるのだが、なかなか答えは見つからない。そう、今は答えがない時代なのだろう。
それでも何か考え直すべきものがあるんじゃないかと、ずっと考えてきた。
そして思いついたのは、人を育てることじゃないかと思う。
自分の子供を育てる。仕事場で部下を育てる。仕事以外の場でも自分が持ち得ることを伝えていく。
そういうことが数十年ないがしろにされてきたような気がする。結果、この暗澹たる社会に至っているのではないか。
ただ、人を育てるというのは難しい。立場によって、相手によって、時代によって適切な方法は違うのだと思う。
昔のやり方でなく、今の時代にあったやり方。無関心で干渉しないのではなく、今日より明日のほうがいいという世の中になることを願って、次の世代を育てる。人に伝えていく。
そういったことが大事なんじゃなかと、ふと思ったこの夏。