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S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

リーマン・ブラザーズは因果応報

2008-09-15 | 社会
アメリカのリーマン・ブラザーズが破綻。ライブドアの株取引等にくいこみ、日本を騙して大儲けした証券会社。
かの国の金融技術なんて妄想。他人を陥れて自分だけ得をしようとするものは、昔も今もきちんとそれなりの応報がくるんだとわかった。
それにしても、アメリカの金融不安に続き中国で不動産バブルが崩壊しつつあり、どうもこの先世界同時恐慌に向かっているような怖さを感じる。

photo:梅田 by GX200

今回の首相辞任を考える

2008-09-02 | 社会
昨夜テレビのニュースをつけたら「福田首相がまもなく緊急記者会見」というテロップが出ていた。てっきり事務所費問題の太田大臣が更迭かぐらいに思っていた。子供がいっしょにお風呂入ろうというので、まずは風呂に入った。上がってきたら、総理の辞任会見をやっていたのでびっくり。

しかしまあ、無責任極まりない。でも原因ははっきりしているんじゃないか。安倍首相のときは、郵政造反組を復活させてからおかしくなった。今度も内閣改造で改革派をすべて締め出したことで、ただでさえ悪い流れがなおいっそう悪くなったように思う。

世間が求めていること、いま必要なことに逆らうことをすれば運も落ちるし人も離れていく、とことなのではないか。これで自民党は崩壊に向かうのかもしれない。しかし、1年前に麻生氏に決まりと思われていた総裁選が、一夜にして覆るようなおかしな結果をもたらしたのは他でもなく自民党自身だ。自分のたちの都合のいいようにというだけの発想で生まれた福田内閣がこういう結果に至り自民党の信頼が落ちるというのは、自業自得至極当然の結果のように思える。

photo : GX200

関東東海で記録的豪雨

2008-08-29 | 社会
関東東海で記録的豪雨。ほぼ市全域に避難勧告が出された岡崎は知人も多いので心配だ。
短時間による暴力的な雨は恐ろしい。

2年ほど前だったか、京都の鴨川のほとりで写真を撮っていたのだが雨が降ってきたので北大路通りの橋の下に避難。しかし、すさまじい雨で30分ほどで川の水が溢れ始めた。京都市内で洪水になるとは思ってもみなかったが、このままではまずいと雨宿りをしていた十数人の方といっしょに北大路通りへ上がった。びしょぬれだが仕方ない。幸い、このあと雨は小降りになって街に溢れることはなかったが、このときばかりは、雨と川は侮れないと痛感した。

そういえば、先日わが家にある懐中電灯5、6個を点検したが、すべて電池切れ。子供たちがおもちゃに使っているから。まだ不安定な天気が続くだろうし台風シーズンも近づいてくる。乾電池を買いに行かねば。

photo:京都市北区・柊 BY EOS KISS-DN

両方必要

2008-08-20 | 社会
仕事でクタクタになって帰ってきたときは、テレビのバラエティなどバカ番組に救われることもある。でも、そんなバカ番組ばっかりでも困るので、きちんとした報道の番組も力をいれてほしい。どっちも必要。
いちばんいけないのが、ドキュメントやニュースで主観に偏りすぎているもの。
さいきん、館・・・、いやタチの悪いこの手が多すぎる。

PHOTO : 福岡・中州 BY EOS40D

あまのじゃく

2008-08-07 | 社会
生まれつき、あまのじゃくだから、
世の中がいっせいに同じ向きに走り始めると、反対の方向が気にかかる。
あるいは、いっせいに同じ向きであることがおかしいと疑いはじめる。
しかし、こんな性格には高度な知性が備わっていれば救われるのだけれど、
自分如きのレベルではなあと、落ち込むことになったりもする。

PHOTO : 北九州・黒崎 BY EOS40D

エコ生活を疑う

2008-08-06 | 社会
武田邦彦氏の『偽善エコロジー』(幻冬舎新書)を読む。産経新聞の広告を見て、即本屋に買いに走った。今まで「どうもおかしい」「納得がいかない」と思っていた環境対策について、いろいろ考えさせられること多し。
この本を読んで、自分のなかでの環境に対する考え方が少し整理されたような気がする。

リサイクルや分別や節約や、頭から否定するわけではないのだけれど、ずっと前から違和感を感じていた。自分でもよく判断がつかないことによる違和感に悩まされていたのだとわかる。

今、自分たちがやっている環境対策とは、凶悪犯罪が続くこの殺伐とした社会のなかで、(お上から教えられた)エコをしているから自分は善人なのだとなんとか自分の正当性をつなぎとめておく手段でしかないんじゃないかと、そんなことを思ったりした。

photo : 福岡県新宮町 by EOS40D

デート

2008-08-04 | 社会
神戸からの帰りに阪急電車に乗る。三ノ宮から若いカップルが乗ってきて向かい側の席に座る。二人はそれぞれ、自分のバッグからニンテンドーDSを取り出し、それぞれゲームに興じている。途中、彼女の方は携帯を取り出し、誰かにメールをしている。彼方は相変わらずニンテンドーDSを続けている。十三で二人は仲良く降りていった。
君たち、デートは楽しいかい?

PHOTO : SUMA BY EOS40D

気になること

2008-08-01 | 社会
あと一週間で北京オリンピックだが、個人的には何の興味もない。それより、ある時期から全く報道されなくなった四川大地震のその後が気がかりだ。校舎が崩壊して子供が生き埋めになった、その後はどうなったのか。土砂ダムの決壊は起きなかったのか。あの瓦礫の街に取り残された人たちは今、どうやって暮らしているのか。
中国当局が五輪のために報道管制をしいているとしか思えないのだが。

ただ、事実を淡々と述べよ

2008-07-29 | 社会
テレビのニュース、解説は不要。くだらんコメントもカット。意見も不要。
ただ、起きた事実を淡々と伝えればいい。
司会者とかコメンテイターとか、得体のしれんタレントも全部クビ。
滑舌のいいアナウンサーだけでいい。
だいたい、今のニュース番組は害が多すぎる。

photo:京都 by EOS40D

どんどん落ちていく

2008-07-17 | 社会
大学の卒論でラブホテル進化論とかを書いた女子大生の話が話題になっているようだが、個人的には不快だ。こういうものは社会の陰の存在としてそっとしておくべきもので、表に出すようなもんじゃない、と思う。それを女子大生が卒論にしたといって嬉しそうに話題にしているマスコミ、とくに新聞社は落ちたもんだ。もう救いようがないなと思う。
いや、新聞社だけを責めてもいけない。あらゆるところで「おもしろければなんでもOK」という空気がますます増長しているのではないか。

photo : Kyobashi by EOS KISS-DN

明日は七夕

2008-07-06 | 社会
なんとも不快な暑さだった。じめじめしていて汗がだらだら。
ところで、梅雨は明けたのかな?

明日は七夕。この日も祭日になったらいいのにな。
政府はこの日に電気を消しましょうなんて言ってるが、仕事してたらそんなわけにもいかんでしょう。
ならば、祭日にしてみんな家で真っ暗にして夜空を眺め、宇宙のロマンに浸る日にすればいい、と思うのであーる。

photo:京都・嵐山 by EOS40D

反芻することば

2008-07-02 | 社会
五木寛之氏の『大河の一滴』を本棚から取り出して読み直す。10年ぶり。
あとがきのところで目が止まる。

『市場原理と自己責任という美しい幻想に飾られたきょうの世界は、ひと皮むけば人間の草刈り場にすぎない。私たちは最悪の時代を迎えようとしているのだ。・・・』

経済誌で読んだことや著名な評論家のことばを聞いてわかったつもりになっていたが、何か納得できない引っかかりは、実はこの一文に書かれていたことなのだろうか。
そう思いながら何度も読み返してみる。

photo:枚方・山田池公園 by EOS40D

アホらしいニュース解説

2008-06-23 | 社会
先日、滝川クリステルが出ているテレビのニュース番組を見てたら、岩手・宮城内陸地震で栗駒高原の道路が崩れた場面を写していた。そこで、この局の解説委員氏が
「火山灰で地盤が緩いようなところに道路を造ったら、地震が起きたときに被害が出るということを想定していたのか」というような批判をしていた。
地震で被害が出ないようなところに道路を造れというなら、日本はどこも道路を造れなくなってしまうんじゃないか。最初は冗談で言っているのかと思ったが、たぶんテレビ局の解説委員になるぐらいだから学歴は高いと想定される当人は、至って真面目に話しているようだった。なんでも批判すりゃいいってもんでもない。視聴者をバカにしてるのか、この委員氏は。
こういうレベルの低い解説を堂々と流していることからして、テレビの将来は暗いと思う。
たまたまカミさんが見ていたニュースを横で見ていたのだが、アホらしくなってテレビを消した。

PHOTO : Kouchi,kuroshio-Town by EOS Kiss-DN

法則

2008-06-18 | 社会
世の中で、管理統制する立場の人種には
『頭の良さと、態度の大きさは反比例する』
という一定の法則が成り立つ、ような気がする。
ようするに、
小さい犬ほどキャンキャン吠えるとか、
ケンカが弱い奴ほど偉そうにするとか、
そんなものと似たようなもんだな。

photo : Hirakata by EOS Kiss-DN

私感、日本経済新聞の考え方

2008-06-17 | 社会
ネットのフィルタリングに関する「有害サイト規制法案」が国会で成立した。有害サイトの規制を通信事業者に求めるものだが、日経新聞(含むBP社)はおおよそこの案件には反対のようだ。その理由は、規制によって企業が萎縮し、新しいビジネスが生まれにくくなる、といったところだろうか。

規制というものは便利さや活力などとトレードオフの関係にある。その落としどころを、どうバランスをとって決めるか。基本は国民の意志を反映してエライ方々が決める。
この規制については、子供をもつ親の切実な問題が含まれている。きちんとそれが伝わった上のことかは多少疑問があるが、でもその民意がある程度は形になったのだと思う。

いっぽう、守銭奴の日経新聞は、2ちゃんねるの主である西村氏のインタビューを堂々と特集サイトで載せるぐらいだから、ネット規制に反対なのはよくわかる。
つまり、経済のためなら、社会問題や法律を無視するとか、そんなことはたいした問題じゃないという考え方なのだろう、日経というところは。

photo : Shinsaibashi by EOS Kiss-DN