ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、風車小屋だより

2008年02月03日 | わが町の景色
 わが町に、風車が建った。風力発電の巨大な風車である。市内の結構遠くからでも見える。すごいものが出来るものである。とりあえず、一基建てて稼動させてみて、調子が良ければ続けて二号、三号と建てるというような話らしい。
 よその町では、景観との兼ね合いで、議論が起きているところもあるらしいが、わが町では、全く問題ないようである。南日本海地方の州都である、我が市の西のはずれの海沿いであるからして、景観を妨げるような景観はない。あるのは南日本海ばかりである。
 それはさておき、この風力発電というもの、私は大賛成である。エコロジーの面からみて、クリーンな発電方法であり、風という、無駄にされていた自然のものを利用して、生活に必要不可欠な電力というものが生み出されるのであれば、これは結構なことではなかろうか。
 だいたいが、資源のない国ニッポンなのであるから、こういった、資源を使わずにエネルギーを生み出すものはどんどんやるべきなのである。バイオエタノールについてもそうだ。ガソリンの代替品が、畑で生産できるのであれば、少々の補助金でも出してでも奨励し、開発するべきである。
 風力発電や、太陽光発電、潮汐力発電など、こういった資源を使わない、エネルギー産業を政府は援助するべきだ。資源のない国だから、このことは論を待たないのではないか。また、ついでに言っておくと、食料というエネルギーに関しても同じことが言えると思う。
 人間が直接使うエネルギーとしての食料、国内で自給率を上げるためには、もっともっと啓蒙活動が必要である。一日にご飯を二杯以上食べないものは、懲役二年未満または、五〇万円以下の罰金とする…という法律でも作ったらどうか。…。まあそんなむちゃくちゃな話でもなく、何か力を入れて米の消費量拡大に向けて(米以外のもの―国産肉でさえも―はすべて直接間接的に輸入品であるので)キャンペーンなりをすべきだと私は思うのである。(ちょうど今中国産の冷凍食品で問題が起きて騒いでいるが。このことはもっと以前から、食の安全ということで、農業関係が主張していることである。)
 あ、ここでちょっと知らない方が中にはいるかもしれないので、言っておく。「国産牛肉」というのはすべて輸入食料とみなされる。牛を育成するための飼料がほとんどすべて輸入品だからである。つまり、「国産牛肉」を食べると言うことは、間接的にアメリカ産やオーストラリア産の大豆やとうもろこしを食べているのと同じなのである。純粋な国内産食料というものは、米や魚であろうか。いや、米や魚にしても、肥料や、飼料(養殖の)のことがあるので、一〇〇パーセント国内産ということは言えないのである。(なぜそう自給自給というかというと、何か起きて、輸入がとだえたときの持ちこたえが日本は全然できないからである。平和なときはいいのだが。それが食料外国依存の恐ろしいところなのである。)
 風車から、食料の話に行ってしまったが、とにかく、風力発電、良いのではなかろうか。自分のうちにも欲しいぐらいである。マイホーム風車である。いや、パーソナル風車、パソ風である。まあ、難点は、風が吹かないと、停電してしまうということであるが。まあそれは冗談で、普通電気と併用で使用すればそんなことはない。
 他にも自転車こぎ発電とか、いろいろありそうである。ご飯ばかり食べて自転車こぎで発電する、そうすれば電気の国内生産になる…私はやめておくので、あなたやってください。

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