ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、ハードウォーカー列伝

2008年06月03日 | わが町の景色
 ハードワーカー(勤労者)ではない、ハードウォーカー(歩く人)である。ローカルな話であるが、私が住んでいる南日本海地方の田舎町には、ものすごく歩く人が約四名いることを発見した。
 この地方は、都会ではないので、人はほとんど歩かない。二キロ以上歩く人はまれなのではないか。だいたいにおいて、車か、バス、または自転車などを使って移動するひとがほとんどである。今から紹介する人たちは、そんな中で、(たぶん)一日一〇キロ以上歩く人たちである。一風変わった人たちであるが、それぞれ個性的で面白いので紹介してみたい。
 最初は、このブログにも数度登場したことのある、伊能忠敬おじさんである。(このニックネームを間違っていたいきさつはこの間告白した。恥である。)この人のことは、今までに何回も書いたので省略する。ただ、最近は良く見る。この間見たときは、車屋さんのショーウインドウの横を歩いている際、突如立ち止まり、リュックサックを下して、両手の開閉運動を始めていた。車で通り過ぎたのでその後の詳しくは知らない。おお、省略すると言いながら、また書いてしまった。伊能忠敬、不思議な力だ。この人、街中を結構歩いている。
 二番目、船員おじさん。白い詰襟のような上下の服に、白手袋にステッキをもち、船のキャプテンの被るような帽子を被ったおじさんである。一日中、街中を歩き、ゴミ箱の中を点検したり、何事かを指差し確認している。しかし、このおじさん、二、三年前まで歩いていたのだが、ここのところまったく姿を見ない。元気だろうか。
 三番目、白ジャージグラサンおじさん。格好はその名のとおり、白いジャージの上下にサングラスをかけている。髪は短くあちら風で、ちょっと話しかけづらいタイプ。スーパーの袋をもち、市内の東のはずれの町から、市中央のデパート(?)まで、毎日歩いて買い物に来るようである。暑い日も寒い日も無帽である。
 最後に紹介するのは、紅一点、若くてかわいらしい女の子である。服装は今時の女の子らしい、いつもおしゃれさんである。おしゃれ娘と私は名づけている。この子も不思議な人で、市中央から五キロぐらい離れた西にある大型スーパーのある郊外型ショッピングモールまで歩いている。車で通るときによく見かけるのであるが、いつも歩いている。歩くのが好きなのだろうか? それともファッションを見せて歩きたいということなのだろうか? よくわからないが、気になる女の子である。
 とにかく、これらの人たち、健脚である。ウォーキングは健康にいいし、癖になるからなあ。私も前言ったように、基本的にウォーキング通勤である。でも片道一一.五キロぐらいしかない。三キロぐらいがウォーキングには一番いいのだが…。
 これからまた少しずつ彼らのエピソードを報告することにしよう。

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