ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

傘の選択

2010年07月03日 | 日々(ふつうに)
 まだ梅雨が続いている。暑くはないが、じめじめして湿気が鬱陶しい日々である。
 家にはたくさんの傘があるが、私用の傘は三本である。ウォーキング通勤なので、傘はよく使うほうだが、この三本を状況に合わせて選択する。
 まず、一番大きな、紺色を主調とした柄物の傘。これは、雨のひどいとき用だ。雨が激しい時には、さしていてもどうしても濡れることが多いので、できるだけ大きいものを使う。それでも濡れるが、我が家の傘で二番目に大きいのだ。ちなみに一番大きな傘は息子が使っている。
 この傘は大きいので濡れにくいが、重いのが難点である。であるから、朝大雨だったのに、夕方はあがってしまったという時などには少々持て余す。文字通り、無用の長物となるわけである。
 反対に、少雨、またはまだ降っていないし、ほとんど曇りだろうが、念のために持って行くか、という時に使う傘がある。ビニールの透明ぺらぺらの傘で、先ほどのものより、二回りぐらい小さい。そしてとても軽い。雨が降らなくても、鼻歌まじりに回しながら持って歩けるぐらいである。手ぶらが理想の私にとって、重宝な傘だ。
 三番目の傘は、お気に入りの傘だ。薄いベージュの傘で、ワンタッチ(上記の二つの傘は両方とも、ワンタッチがついていない! 今時珍しいが。一番目のは頑丈で無骨で、そういう便利さは要らないというポリシーのもとに作られたのだろう。二番目のはとにかく簡便化、軽量化、ローコスト化でワンタッチは排除されたに相違ない。)式で、デザインはシンプルだがシックだ。重量も割と軽めだ。ただ少し小さい。
 この三つの傘を項目によって比べてみると、大きさ、実用性という点では、A>C>Bということになる。軽さのメリットでいうとB>C>Aだ。
 三番目の傘は、デザインは気に入っているのだが、本格的な雨の時には不十分だし、雨が降るかどうかという時には、かさばるということで、上の「大きい重い傘」か、「小さい軽い傘」のどちらかにシェアを譲っている。 
 中途半端なのだ。だが、好きな傘である。たぶん、女の子とデートでも行くという時(むろん、そのような可能性は無限にゼロに近い。涙)には、この傘を持っていくだろう。
 有用性という点では、何か、そういった強力は特徴がなければいけないのだろう。だが、人生、有用性だけが価値ではない。
 人間についても同じことが言えるのではなかろうか? ・・・たぶん。

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