ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

もうかった!

2014年05月15日 | わが町の景色
 もうかった! 今までなんで気づかなかったんだろう。

 我が家のすぐ近所にある公園のことだ。歩いて三十秒ほどのところにある小さな公園である。
 滑り台のような遊具と、ブランコ、そして砂場がある。そしてその横には少し丘が作ってあり、丘の中を土管のトンネルが縦横に通っている。通称「トンネル公園」だ。
 最初はちょっともの珍しいが、すぐに慣れてしまうのが悲しい人間の性だ。中学生などが、たまに二人でこの丘の上に座って内緒の話をしていたりする。天気のいい日は小さな子どもを連れた若いおかあさんや、おとうさんがいたりもする。
 四月の桜の季節には花を愛でる人たちが集まっていたりする。めったにないが、小学生が数人で遊んでいたりすることもある。
 だが、普段はあまり人も多くない、空き地のような公園だ。

 遊具や砂場、そしてトンネルの丘の横にはゲートボールなら余裕でできそうな土のグラウンドがある。もちろんゲートボールの設備はないのでそれをする人はない。小学生の男の子たちが、三、四人で野球まがいのことをやっていることは、めったにないが、ごくたまにはある。
 けれども概してそんなに遊ぶ子どもも訪れる人もあまりない。
 静かな公園である。

 この人気のない公園、そしてそのグラウンドが考えればものすごく「もうけもの」なのである。
 というのは、このグラウンドで夕方三十メートルダッシュをするトレーニングをし始めて感じたことだ。筋トレをしていて、スクワットの効果に疑問を覚えた私は、最近この公園で三十メートルダッシュをすることにしたのだ。
 これは効く。スクワットは脈が速くなって血圧が上がるだけのような気がするが、このダッシュは足のバネを必要とする私にとってかなり効果のあるトレーニングだ。動きに切れが出る。何のためかって? そりゃ卓球に決まってるだろ!

 そうやってプッシュアップやクランチなどの筋トレの後に、ここで三十メートル全力疾走を最低六本することにした私は、先日、はっと気づいた。
 こりゃすごいことではないか? 近所に三十メートルダッシュのトレーニングができる専用の運動場があるということがだ。
 無料でいくらでも練習できる。人はいないし、家から三十秒(走ってくれば十秒)だ。
 自分専用練習グラウンドだ。(もちろん私専用ではないが、人がいないので、実質「専用」ではないか!)こんな好条件のところに住んでいる私はなんとラッキーな男であろう。
 こりゃなんと豪勢なことよ。豊かなことである。

 めちゃくちゃもうかった気がして来たよ(笑)。
 すまんのう、みなのもの。はっはっは。
 リッチじゃ、リッチじゃ。 

 すけさん、ちょっと暑くなってきたのう。

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