ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

全日本卓球―得難き頂点

2010年01月16日 | 卓球 : My favorite things
 今年も全日本卓球を現在開催中である。後、二日残して、いよいよクライマックスだ。
 福原愛選手、今年も決勝に進出することができなかった。年上の田勢選手に屈した。「勝ちたい」という気が最初出過ぎて、うまく行かず、途中反動で弱気になったようである。田勢選手もそのあたりの勝負のあやがうかがわれるコメントを残していた。
 ベスト8ぐらいになると実力は僅差で、わずかなメンタルや偶然も勝負に影響する。普段勝ち越している相手でも、ぎりぎりのところの試合中の微妙なズレで勝敗はひっくりかえる。卓球は、そんな神経のすり減るようなきびしい競技のひとつである。
 記事では、愛ちゃん、全日本出場十一回目だそうだ。そんなに出ているのか。小さい頃からがんばっているからなあ。まだ、二十一歳だったか。だいじょうぶまだ若い。チャンスはいくらでもある。私は愛ちゃんも応援しているが、本当はたくさんの必死に戦っている選手たちみんなも応援してあげたいと思っている。
 全日本のタイトルは簡単そうで難しい栄冠だ。世界選手権出場や、オリンピック出場よりもハードなタイトルと言える。なにせ、全国から選りすぐりの実力のある選手の中を九回も勝ち続けなければタイトルは取れないのだ。
 みんないろいろなものを賭けて、死にものぐるいの戦いをしかけてくるのだ。自尊心、名誉、証明、けじめ、存在意義、どんな言葉で呼ばれるにせよ、それは選手の気持ちのすべてを支えるものだ。きびしい、気の遠くなるような長い長い練習の末に得た出場権。そして目の前にあるチャンス。みんな必死の思いは同じだ。
 そう思うと、見る側にも力が入ってくる。
 さあ、今年タイトルを取るのは誰なんだろう。有り難い事に、今年はテレビの放送が例年の倍だ。二日に渡って、男女シングルスの決勝と、ダブルスの決勝が見られる。生では見られなくても録画で見ることが出来る。
 誰が決勝でぶつかりあうにしても、非常にタイトな試合が見られるだろう。
 見るだけの私はひたすら固唾を飲むばかりである。

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