昨日は私のうん十九回目の誕生日であった。別に、「うん」と隠す必要は特にないのだが、ちょっとアクセントを入れて見ただけである。
その昨日の夕方、仕事場からの帰りのことである。いつものようにチャリンコをこいでいると、図書館前の交差点で右方向から走ってきた高校生のチャリンコに横切られて、前方に出られた。
ん? と思ったのは、その高校生の後ろ姿がわが息子に雰囲気が似ていたからだ。
カバンもなんだか、彼のものと同じようで、これはたぶん息子であろうと決めつけた。彼の通学路と私の通勤路はそこの辺りから同じだからだ。
そうなると、そうしてはいられない。
必死でペダルをこぎ、前にいくそいつを抜かし始めた私である。30メートルほど追いかけて、やっとならびかけたとき、線路の高架下をくぐる狭いところに行き当たった。自転車で並ぶにはややせまいところだった。だが、そこまでくるとやめるわけにはいかない。
そのまま、高架の手前で彼を抜き去って高架をくぐった。その瞬間ちらりと見たら、なんだか、息子とはちがうようだった。
ありゃ! こりゃ人違いか。
そのまま、二股に分かれた道をひだりに走っていった私である。自転車の高校生は、右側の道にまっすぐ走っていった。
これははずかしい状況になってしまったなあ。息子と人違いして、よその高校生を自転車でむきになって追い抜いてしまったおじさんだ。しかも、少し危なかった。
反省反省・・・。
そう思いながら、家に帰ると、玄関先に息子のバッグが放り出してあるではないか?
茶の間にいた息子に、「もしかしたら、さっき追い抜いたのおまえ?
「そうだよ、なんだか大人げない大人がいるなあと思っていたら、パピーでびっくりしたよ」
なんだ、やはり人違いではなく、わが息子だったのだ。追い抜いた瞬間に人違いと思った、私の勘違いだったのだ!
たは! (笑)
昨日の誕生日のエピソードである。
その後、私はスポーツ教室の卓球の指導に行き、2時間のところを半分の1時間であがらせてもらって、帰って家族の顔を見ながらおいしいビールをいただいた次第である。
ほんとうに幸せな誕生日であった。
神さま、ありがとう。
その昨日の夕方、仕事場からの帰りのことである。いつものようにチャリンコをこいでいると、図書館前の交差点で右方向から走ってきた高校生のチャリンコに横切られて、前方に出られた。
ん? と思ったのは、その高校生の後ろ姿がわが息子に雰囲気が似ていたからだ。
カバンもなんだか、彼のものと同じようで、これはたぶん息子であろうと決めつけた。彼の通学路と私の通勤路はそこの辺りから同じだからだ。
そうなると、そうしてはいられない。
必死でペダルをこぎ、前にいくそいつを抜かし始めた私である。30メートルほど追いかけて、やっとならびかけたとき、線路の高架下をくぐる狭いところに行き当たった。自転車で並ぶにはややせまいところだった。だが、そこまでくるとやめるわけにはいかない。
そのまま、高架の手前で彼を抜き去って高架をくぐった。その瞬間ちらりと見たら、なんだか、息子とはちがうようだった。
ありゃ! こりゃ人違いか。
そのまま、二股に分かれた道をひだりに走っていった私である。自転車の高校生は、右側の道にまっすぐ走っていった。
これははずかしい状況になってしまったなあ。息子と人違いして、よその高校生を自転車でむきになって追い抜いてしまったおじさんだ。しかも、少し危なかった。
反省反省・・・。
そう思いながら、家に帰ると、玄関先に息子のバッグが放り出してあるではないか?
茶の間にいた息子に、「もしかしたら、さっき追い抜いたのおまえ?
「そうだよ、なんだか大人げない大人がいるなあと思っていたら、パピーでびっくりしたよ」
なんだ、やはり人違いではなく、わが息子だったのだ。追い抜いた瞬間に人違いと思った、私の勘違いだったのだ!
たは! (笑)
昨日の誕生日のエピソードである。
その後、私はスポーツ教室の卓球の指導に行き、2時間のところを半分の1時間であがらせてもらって、帰って家族の顔を見ながらおいしいビールをいただいた次第である。
ほんとうに幸せな誕生日であった。
神さま、ありがとう。