梅色々その２ 白梅～大阪公立大附属植物園2025/3上旬（5）

今日は白梅です。
梅の実を収穫するための品種はどれも白梅で、花としてはちょっと寂しい印象がありました。
ところがどっこい、大阪公立大附属植物園には沢山の白梅の品種があり、そんなイメージが変わりましたよ～
まあ、ご覧くださいな。



一重の白梅。その名も「白一重」。ってまんまやん！
爽やかな感じに見えるのは萼が黄緑色だからですね。蕊の黄色とよく合っています。



「白一重」は若い枝も緑がかっています。



続いて見かけたこちらは「豊後梅大輪」
純白ではなく少しピンクがかっています。一重で萼は赤。



こちら、同じく一重で萼が赤。「吉郎兵衛」です。
結構沢山咲いていたので、帰ってから見たら、写真がどっさりありました。



萼が赤いと可愛い感じですね。



吉郎兵衛はこんな写真で見ると、まるでダンチオウトウみたい。蕊蕊しいからですね。



こちらも沢山咲いていた白梅。「春日野」です。



「春日野」が吉郎兵衛と違うのは、八重咲であること。萼は赤です。
こちらも木が多かったですね。



こちらは一重で萼が黄緑色のタイプ。「白玉梅」です。



「白玉梅」の若い枝は鮮やかな緑色。



一重、紅い萼の「白加賀」です。こちらは実梅の品種です。



白加賀は、一重で萼が赤。



う～ん、これは白ではなく淡いピンクかも。樹名板には「サンゴ」



全体が丸っこい感じですね。



「サンゴ」の花は、まさに梅の形でした。

白い梅の最後はこちら。ヤバイです。



ね、可愛いでしょ。「野梅」です。



ウメは中国原産ですが、その原種のウメに近い品種が野梅なんだそうです。



花の大きさが小さめでとても可愛いです。
ちなみに、原種のウメは京都府立植物園に高木があります。

ということで、大阪公立大附属植物園のウメはこれでおしまい。
並べてみて気づいたのですが、紅梅は八重が多いのに白梅は一重が主流。
たまたまかもしれませんが・・・引き続き、あちこち見に行ってみようと思います！

【撮影：2025/3上旬　大阪公立大附属植物園】