native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

これからのこと

2021-11-14 19:08:50 | 建物探訪
昨日、住学メンバーで富山県に行ってきました。

目的は、富山県朝日町で活動されている「家印(やじるし)」の坂東さんにお会いするため。

予め言っておきますが前々から私は富山県が大好きです。

今回は初めての朝日町(新潟から一番近い富山県)
午前中は坂東さんに施工中の建物や朝日町のいいところを沢山案内していただきました。
私としては、やっぱり間違いないという感想。
住学メンバーもご満悦の様子。

富山県って海と山両方を楽しめて、しかも海と山が緩やかにつながっているので、なんと言うか難しくないんです。

優しい地域って感じ。

お昼は、坂東さんが仲間たちと一緒に空き家をリノベしたカフェでいただきました。
道路にまともに接していないし、外からじゃお店かどうかもよく分からないのに、次から次へとお客さんが。

地域のホットスポットのようで、

心もおなかも大満足でした。
ちなみに根菜カレーをいただきました。辛すぎず、ほっこりしていて、とてもおいしかったです。自家製の紫蘇ジュースもさわやかでカレーの後には最高過ぎました。

そして、午後からがある意味本題。
坂東さんを含めてお三方から「空き家再生を通したまちづくり」についての講演を聞いてきました。

私は日頃、新築住宅の設計をメインとしているので一見無縁のようですが、空き家対策には一建築人としてとても興味があるというか、取り組まなければいけない課題と考えています。

それは、建て壊して新築するのか、
リノベーションするのか、
住宅以外の使い方として再生させるのか、

方法は様々です。

お三方からは、
空き家の活用需要はあるのに、所有者が分からないなどの理由で市場に出てこない空き家が沢山あるので、その発掘作業に苦労されているお話しや、
地域のコミュニティ活性化として空き家を活用することや企業誘致の一つとして空き家活用の提案があったり、
学生と空き家再生をすることで教育と地域の活性化をはかっていたりと様々な視点からのお話しを聞けて大変勉強になりました。

ほんと富山まで来た甲斐あり。(富山が遠いんじゃなくて、新潟が長いのが原因ですが)

新潟も空き家問題あります。
今日のお話はこれからの私自身に役立てていきたいと思います。

そして、この日の最大の収穫。
家印さんと言えばコレ。
※家印さんホームページより引用

すごく雰囲気いいじゃないですか。

これやりたーい。

行ったら絶対やろうと思っていたので、

やってきました。
1人じゃできないよ。
そんなスーパーマンは滅多にいないから。
みんなで楽しくやるのが大事っていうメッセージが込められた写真。

引き続き取り組んでいこうと思います。


コメントを投稿