昨日、雑誌の取材で今年の春にお引渡しした佐藤さんとのコラボ04にお邪魔してきました。
お引渡ししてから半年ほどが経過して、お住まいがご家族に馴染んでいてとてもよかったです。
どんな暮らしぶりなのかは、是非本を買ってご確認ください。
発売時期になりましたらまたお知らせします。
さて、昨日の私の興味は、自身の設計の確認作業。
テーマは「窓から何が見えるか」
窓って色んな役割りがあるんですけど、外を眺めるためには「大は小を兼ねる」じゃなくて、ギョーカイでは「切り取る」なんて言います。
何でも見えればいいってもんじゃない。
見たくないものを省きながら見たい景色だけを切り取る設計です。
今回一番気を使ったのが、ダイニングに座った時に見える景色。
座ると、お隣の壁が見えなくなって、屋根と山の稜線だけが見えるようになります。
こちらも座ると遠くの林と空だけが見えるようになります。
立ってるときの設計ではなく、座るとどうなるかの設計。
うーん、落ち着く。(自画自賛)
何でもかんでも見えたり見られたりすると、結局カーテン締め切りになっちゃいます。
ウチとソトをどう繋ぐかで、広くもなり、快適にもなるんです。
窓って大事。
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