native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】初めての-新潟の小さい家-

2020-06-23 21:47:19 | ministock-11(lab)
足場がなくなって、なんかいよいよ感が増してきました。

いかがでしょうか。
ネイティブディメンションズ初採用の魚沼杉は。

日が当たりやすいところはすでに色が落ち着き始めています。
これからの経年変化がとても楽しみです。

家族と共に成長する住まいですね。

一方内部の方は、モイス仕上げのため早々に電気屋さんが乗り込んで器具付けに勤しんでもらってます。

かわいい雰囲気のウォークインクロゼットになりました。

黒じゃなくてチャコールグレーがいい感じ。

なんとも言えない高さのバランス

文机って味わい深いですよね。

もう、養生をはぎ取って早く完成が見たいと、気持ちが逸るばかりですが、
ちょいと顔を横に向けると
あれれ

壁が張られていない。

これは、なんか間違えましたね。

施工ミス?
瑕疵の隠蔽?

なんなのココ。

魚沼杉が初採用なら、モイスもここまでの範囲を張るのは初めてです。
モイスの良さは以前お伝えした通りで、その一つに大工さんのお仕事がそのまま仕上げ工事になることでした。

つまり、ビニールクロスであったり、塗装をする必要がないので、将来的に何かメンテナンスする時に、大工さん一人がいれば壁の張り替えができちゃうんです。
今までだと、内装屋さんや塗装屋さんの都合を調整して伺っていたので、対応がワンテンポ遅れるなんてこともありました。

モイスにするとそれがなくなるわけなんですが、

何せ初めてなもので、

ホントかよ

って思っちゃうんです。

私。

そこで、大工さんに一言。

「カンタンに剥がせるか剥いでみよっか。特に難しそうな場所を」

大工さん

「・・・」

「・・・」

「実は、それちょっと思ってた」(ボソ

でしょー。気になってたでしょー。

という事で実験開始。

そしたらホントに簡単にはがせちゃった。(↑の画像の通り)
ちゃんとくっついているんだけど、剥がすときれいに壁から剥がれてくれます。

こんなのあり~って大工さんと苦笑い。

便利すぎでしょ。
とても粘りのある材料なので、1枚は再利用できるくらいきれいに剥がれてくれました。
もう1枚は、割れてしまいましたけど。
(実験の割に2枚剥いでしまいました)

面白い材料ですね。
という事で、大工さんの内部の工事も今週中には終わる予定。

後は設備工事と外構工事を残すのみとなりました。
完成見学会が近づいてきましたよ。
お楽しみに。

コメントを投稿