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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-06(soho)】コンプライアンスゾーン-グランドピアノがある小さい家-

2017-10-16 23:00:23 | ministock-06(soho)
ロフトよりハンズ派でしたが、ロフトがあります。過去形の理由は新潟にハンズがないから(´;ω;`)

建築基準法で小屋裏を利用する場合は天井高1m40cm以内にすることが決められています。
小屋裏が1m40cm以上ある場合、なんでせっかくの未利用空間を有効に使おうとしてんのに、わざわざお金かけて天井を低くしなきゃいけないんだ!という感情が平均的だと思います(単なる主観)

ただ、そうは言いながらも1m40cm以上にしたいんなら3階建てで設計しましょう。
避難性、耐震性が法規上大きく異なってきます。

住まいとしてとても重要な性能ですので、そこは守りましょう。
普段の使い勝手も大切ですが、いざという時の性能はそれ以上に必要です。

ミニストック-06の小屋裏も1m40cm以上あるので、天井を作りました。
手間とお金かけてわざわざ作りました。

法令順守のために天井作りました。

なんて、堂々と言ったらネイティブディメンションズらしくないと自分で勝手に決めつけています。

そこで、

こんな天井にしました。

ロフトに設けたサッシと天井のラインを揃えました。
すると天井がサッシから入った日射の反射板代わりになります。

明るさ数割増し。

法律は大事。

でも法律のために家作ってんですかっていったらそうでもない。

安全で快適で使いやすくて格好良くするためです。



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