ミニストック-06は新潟市の準防火地域に指定されるくらいの市街地にあるんですが、前面道路は砂利道。
このノスタルジックな雰囲気大好きです。
戸建て住宅の場合、ルールに従って土地の売買契約を行って、ここからここまでが私たちの土地だ~ってなるわけですが、広義に解釈すると、土地なんて地球から一次的に借りてるだけです。
いちいち線を引いたり、目隠ししたり、閉鎖的な暮らしをすることって、500万年かけて言葉によるコミュニケーションを築き上げてきた生き物の権利を放棄してるなぁって、
かなり壮大なことをこの砂利道だけで想像しちゃいました。
感受性豊かな僕。
ということで、先週の点検を受けて今日はエアコンの熱交換機の交換をメーカーさんからしていただきました。
さっきのノスタルジックはどこに行ったのかと思わせる、鮮やかな黄色い壁に掛けられたエアコン。そして、座りながらエアコンメンテナンスする担当者の方。
エアコンって保証期間が「本体は1年」ってでかでかと書かれていますが、冷媒系統は5年となっています。
また、メーカーが設定しているエアコンの標準使用期間は、JISで決められていて取り扱い説明書の後ろの方に書かれています。
期間としては10年を想定していて、1日の使用時間は夏期で9時間/日、冬期で7時間/日となっているので、24時間運転で全館冷暖房している家では、1日の使用時間が2~3倍となり、
逆算すれば寿命は1/2~1/3とも読み取れるわけです。(24時間オンにしているだけで、フルに動いているわけではないので、ここまで寿命が短くなることはありません)
ミニストック-06はお引渡ししてから4年半が経過しています。
よって、何かしらの不具合の発生は、ある程度想定内といってもいいのかもしれません。
今回は室内機からの水漏れが発生して点検してもらいましたが、今日ドレンパンを確認したところ、
もう何やら水がそもそも流れにくいような何かになっていました。
そりゃ溢れるわけだ。
結果的に保障が切れる半年前だったため、メーカー保証で対応していただけたのはラッキーだったと言えますが、
新築で終わりでなく、住み始めてからのメンテナンスは何時やってくるか分からないし、費用が発生することの方が多いと思います。
よって、設備機器はなるべく簡単に交換できて、かつ交換費用が安く済むものをお勧めしています。
また、少しでも長く、そして効率よく使っていただくためにも、こまめな清掃が必要ですし、
少なくても冷房使用期間のシーズン終わりには送風運転を20分ほどして、室内機を乾かしてあげてから、休眠期に入ってください。
業者を入れてのエアコンクリーニングも2年に1回とかの頻度で行っていただければ、より効率もよくなりますし、吹き出す風もさわやかになります。
逆に断熱材や耐震性能は一度建てるとメンテナンスがほぼできない場所なので、新築時にしっかりと設計と施工をするのが重要です。
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