~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

カルロス・クライバーさんの「ニュー・イヤー・コンサート」

2010-09-18 07:27:22 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

やっと秋らしくなってきたかなと思いながら、私の音楽日記は、
何と来春のウィーン・フィル/ニュー・イヤー・コンサートの期待を込めて、
そのコンサートについて書きます。

毎年1月1日にウィーン楽友協会の大ホール(黄金の間)で行なわれる、
おもにシュトラウス一家のワルツやポルカなどが演奏されるコンサートです。

初代のクレメンス・クラウスさん
(モノラル録音ですが「ウィンナ・ワルツ/ポルカ集」の大名盤があります)に始まり、
今まで、数多くの指揮者が登場しました。

私が観て楽しいと思った指揮者トップ3は、、
(1)カルロス・クライバーさん(1989年, 1992年の2回)
(2)ヘルベルト・フォン・カラヤンさん(1987年)
(3)ジョルジュ・プレートルさん(2008年,2010年の2回)
です。


それで、今日はカルロス・クライバーさんのコンサート(ビデオ)を紹介します。

ニューイヤー・コンサート1989 [DVD]
1989年、クライバーさんが最初にニュー・イヤー・コンサートに登場する時、
本当に指揮台に登場するか、”ドタ・キャン”するのではないかとか、
また、今までの”しきたり”を無視した演奏をするのではないかとか、
皆を心配させたようです。

でも、結果は、それまででもトップクラスのコンサートになったと思います。

踊るように滑らかな指揮と楽しげな演奏!
観ている私も大満足です!


ニューイヤー・コンサート1992 [DVD]
1992年は、更に楽しい演奏を聴かせてくれました。
何と、ポルカ「観光列車」では、鉄道のラッパまで吹いてくれたのです!

歴代のニュー・イヤー・コンサートの中でも、
今もって最高に楽しいものではないでしょうか。



私は、両コンサートとも、レーザーディスク(LD)を購入しました。
(これでLDプレーヤーを買って本当に良かったと思ったものです)
やはり、クライバーさんは、観て、聴いて、楽しい指揮者です。
LDの画質がかなり劣化していたのですが、
LDからDVD-Rにダビングしたものを今でも観ています。

何度観ても楽しいクライバーさんのニュー・イヤー・コンサート。
そのうちに、DVDを買おうかなと思っています。


本当にカルロス・クライバーさん指揮の「ウィーン・フィル/ニュー・イヤー・コンサート」は最高です!


<追記>

ところで、2011年のニュー・イヤー・コンサートは、指揮者がフランツ・ウェルザー=メストさんだそうです。
残念ながら、私は、ウェルザー=メストさんの指揮を聴いたことがありません。

それだけに、楽しみでもあります。