私(おじさん)の音楽日記です。
今日は、セルジュ・チェリビダッケさんが指揮するドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」です。
この演奏は、DVDで買いました。
チェリビダッケさんの指揮は、必ずと言っていいほど遅いのですが、この曲も期待に違わず”遅い”です。(こちら)
通常40~45分程度で演奏される曲なのですが、チェリビダッケさんの指揮はそれが55分ほど掛かっているのです。
もう、めちゃくちゃ遅いです。
それも、第1楽章、第4楽章の提示部の繰り返しはないというのですから・・・
ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
指揮:セルジュ・チェリビダッケ
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1991年
私は、じっくり型の演奏が好きです。
とは言っても、この曲で、ここまで遅いと、しょっちゅう聴きたくなる演奏という訳にはなりません。
でもです。
この演奏の第2楽章の「家路」の部分は本当に素敵です。
”コール・アングレ(イングリッシュホルン)”を一定時間ソロのように吹くとなると大変なのでしょうが、ゆっくりながらも本当に良いテンポで吹いています。
かなり私の好みに近いのか、このパートを聴いていると、小学校の頃の退校時間になった校庭の情景が、より鮮明に目に浮かんできます。
懐かしさにジーン・・・です。
でも続く第3楽章、第4楽章がやっぱり遅いです。
この曲は、元気を出したい時によく聴く曲です。
特に、第3楽章から第4楽章は、元気の出る部分です。
そういった意味では、この演奏に限っては、元気を出したい時にはちょっと向かない演奏かも知れません。
でも、ときどき聴きたくなるということは・・・通常の次元の演奏ではないのでしょうね。
何か不思議な力を持っています。
チェリビダッケさんの「新世界より」、これからも何回も聴くだろう素敵な演奏の一つです。
最後に演奏時間を比べてみます。
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章 (全曲)
セルジュ・チェリビダッケ 12:02 17:00 9:25 14:58 53:25
ジョージ・セル(こちら) 8:41 12:11 7:53 10:54 39:39
ゲオルグ・ショルティ(こちら) 11:58 14:03 8:06 11:08 45:15
やはり遅いです!
今日は、セルジュ・チェリビダッケさんが指揮するドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」です。
この演奏は、DVDで買いました。
チェリビダッケさんの指揮は、必ずと言っていいほど遅いのですが、この曲も期待に違わず”遅い”です。(こちら)
通常40~45分程度で演奏される曲なのですが、チェリビダッケさんの指揮はそれが55分ほど掛かっているのです。
もう、めちゃくちゃ遅いです。
それも、第1楽章、第4楽章の提示部の繰り返しはないというのですから・・・
ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
指揮:セルジュ・チェリビダッケ
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1991年
私は、じっくり型の演奏が好きです。
とは言っても、この曲で、ここまで遅いと、しょっちゅう聴きたくなる演奏という訳にはなりません。
でもです。
この演奏の第2楽章の「家路」の部分は本当に素敵です。
”コール・アングレ(イングリッシュホルン)”を一定時間ソロのように吹くとなると大変なのでしょうが、ゆっくりながらも本当に良いテンポで吹いています。
かなり私の好みに近いのか、このパートを聴いていると、小学校の頃の退校時間になった校庭の情景が、より鮮明に目に浮かんできます。
懐かしさにジーン・・・です。
でも続く第3楽章、第4楽章がやっぱり遅いです。
この曲は、元気を出したい時によく聴く曲です。
特に、第3楽章から第4楽章は、元気の出る部分です。
そういった意味では、この演奏に限っては、元気を出したい時にはちょっと向かない演奏かも知れません。
でも、ときどき聴きたくなるということは・・・通常の次元の演奏ではないのでしょうね。
何か不思議な力を持っています。
チェリビダッケさんの「新世界より」、これからも何回も聴くだろう素敵な演奏の一つです。
最後に演奏時間を比べてみます。
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章 (全曲)
セルジュ・チェリビダッケ 12:02 17:00 9:25 14:58 53:25
ジョージ・セル(こちら) 8:41 12:11 7:53 10:54 39:39
ゲオルグ・ショルティ(こちら) 11:58 14:03 8:06 11:08 45:15
やはり遅いです!