~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

セルジュ・チェリビダッケさんの「新世界より」

2015-01-31 07:28:17 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日は、セルジュ・チェリビダッケさんが指揮するドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」です。
この演奏は、DVDで買いました。

チェリビダッケさんの指揮は、必ずと言っていいほど遅いのですが、この曲も期待に違わず”遅い”です。(こちら)

通常40~45分程度で演奏される曲なのですが、チェリビダッケさんの指揮はそれが55分ほど掛かっているのです。
もう、めちゃくちゃ遅いです。
それも、第1楽章、第4楽章の提示部の繰り返しはないというのですから・・・


 ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」

  指揮:セルジュ・チェリビダッケ
  管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
  収録:1991年


私は、じっくり型の演奏が好きです。
とは言っても、この曲で、ここまで遅いと、しょっちゅう聴きたくなる演奏という訳にはなりません。

でもです。
この演奏の第2楽章の「家路」の部分は本当に素敵です。

”コール・アングレ(イングリッシュホルン)”を一定時間ソロのように吹くとなると大変なのでしょうが、ゆっくりながらも本当に良いテンポで吹いています。
かなり私の好みに近いのか、このパートを聴いていると、小学校の頃の退校時間になった校庭の情景が、より鮮明に目に浮かんできます。
懐かしさにジーン・・・です。

でも続く第3楽章、第4楽章がやっぱり遅いです。
この曲は、元気を出したい時によく聴く曲です。
特に、第3楽章から第4楽章は、元気の出る部分です。
そういった意味では、この演奏に限っては、元気を出したい時にはちょっと向かない演奏かも知れません。

でも、ときどき聴きたくなるということは・・・通常の次元の演奏ではないのでしょうね。
何か不思議な力を持っています。

チェリビダッケさんの「新世界より」、これからも何回も聴くだろう素敵な演奏の一つです。
 

最後に演奏時間を比べてみます。
                   第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章 (全曲)
セルジュ・チェリビダッケ       12:02  17:00   9:25  14:58   53:25
ジョージ・セル(こちら)         8:41  12:11   7:53  10:54   39:39
ゲオルグ・ショルティ(こちら)    11:58  14:03   8:06  11:08   45:15

やはり遅いです!
 

荻原規子著【空色勾玉】(そらいろまがたま)ファンタジーの世界

2015-01-30 07:30:53 | 小説・本

おはようございます。

一月中に読んだ本の二冊目は荻原規子さんの【空色勾玉】です。
日本の神話に出てくる神々を基に書かれたファンタジー。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つくよみのみこと)、須佐之男命(すさのうのみこと)になぞらえた感のある、照日王(てるひのおおきみ)、月代王(つきしろのおおきみ)、稚羽矢(ちはや)の輝の大御神の姉兄弟と対立する闇の巫女姫に生まれた少女狭也(さや)のお話。

序盤は少女マンガっぽい感じで、ちょっと引いたのですが、
中盤から終盤、感動して泣けるのには我ながらビックリしました!

神話のロマンとスケールの大きさが詰まっていてワクワクしますね。
大蛇(おろち)の剣や勾玉(まがたま)などのアイテムが一層、神話の世界に華を添えています。
輝の世界の神々は、変若(おち)を持ち、死というものが無いという設定も面白いと思いました。
何百年も生き続けるもの。。。
その辺を上手く”落ち”をつけて終わらせたのも胸がスッキリしました。



【空色勾玉】は荻原規子さんのデビュー作だそうです。
古代日本を舞台にした本格ファンタジーとしてアメリカでも翻訳されていて人気も高いとのこと。

【白鳥異伝】【薄紅天女】と合わせて古代を舞台にした”勾玉”をめぐるファンタジーの三部作だそうです。
こちらの二冊も2月になったら借りてきて読もうと思っています。
 

コストコ【キャンベル コーンポタージュ】でシチューの夜

2015-01-29 07:26:07 | 料理

             
おはようございます。

昨日からグッ!と寒くなりましたね。
風邪など引かれませんようお気を付け下さいね。

年末にコストコに行き、クリスマス用に【キャンベル コーンポタージュ】を買いました。
305gの缶入りが12缶セットになったものです。

夫婦二人では、なかなか消費出来ないので、
最近はスープで飲む他に【キャンベル コーンポタージュ】を使ってシチューやグラタンを作っています。

どんどん缶が無くなっていきますよ~(笑)
寒い冬に大活躍です!




昨日はとっても寒かったので、さっそく【キャンベル コーンポタージュ】を使って夕食にコーンシチューを作りました。

          


鶏モモ肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、マッシュルーム。
ここまでは普通のシチューの材料です。
そこに冷蔵庫に残っていた白菜も入れちゃった。
彩りに、これまた残っていたスナップエンドウを散らしました。
先日スーパーに行ったらブロッコリーのいいのが無かったんですもの。
本当に全然いいのがなかった

あと、水菜とベーコンのサラダを付けました。

シャトルシェフで肉や野菜類を短時間でやわらかくしてから、
鍋を取り出し【キャンベル コーンポタージュ】を溶かし入れて塩コショウで味を調えます。
体が温まりますよ~
 

高野和明さんの【13階段】を読んで

2015-01-28 07:21:37 | 小説・本
13階段
おはようございます。

今年も主人に頼まれた本を図書館で借りてきて交替で読んでいます。
今日は高野和明さんの【13階段】

この小説は第47回江戸川乱歩賞を受賞しています。

あらすじは元刑務官と前科者の青年が、まさに絞首刑寸前の人間の無実を晴らすために奔走するお話。

知っているようで知らない死刑制度について勉強になりました。
絞首刑の描写には震えがきたし、実際に執行する刑務官の苦悩も描かれていました。
重いテーマですが、そんなに重っ苦しくなくサラッと読めたのが良かったです。

考えさせられる事が押し付けがましくなく、上手く散りばめられていたっていう印象です。
こういうのをヒューマン推理小説っていうのかな。
推理小説ならではの謎解きもドキドキハラハラでテンポが良かったです。



この本を読んだせいだと思いますが、1月25日の読売新聞の一面に内閣府調査による死刑容認80%の記事が載っていたのに目が留まりました。
2009年の前調査より5.3ポイント下回ったものの死刑容認80%というのは日本において高い水準ですね。

イギリス、フランス、ドイツはすでに廃止されていて、韓国では死刑制度はあるのですが1998年から執行廃止されているそうです。
アメリカは50州のうち32州で死刑維持、中国では薬物犯罪でも死刑適用とありました。
国によって、これほど違う死刑制度。

【13階段】を読んで、日本では死刑が確定していても実際に執行されるかどうかは法務大臣しだいだし、
無期懲役になるか死刑になるかは裁判の運・不運もかなり影響していることを知り、何だかモヤモヤした感じです。

難しい問題でよく分からない!というのが本当のところですが、日本の死刑制度に関心が持てた小説でした。
 

 

2015【東京国際キルトフェスティバル】で買ったもの

2015-01-27 07:27:00 | 手芸
おはようございます。

先週の木曜日に【東京国際キルトフェスティバル】に出かけてきました(こちら)
今年はハワイアンキルトのクッションを作ってみたくてキットを探したのですが、
なかなか思うものがなくて、手に入れることが出来ませんでした。
好きな図案を自分で起こして、布も自分で用意してカットしないとダメなのね・・・。
この手間が惜しくてキットを探したけど、そう上手くはいきませんでした(笑)

さて、せっかくキルト展に来たんだから何か買わなくっちゃ!
ってちょっぴり焦って買ってきたものは。。。



”古布通り”のお店で買った、和の布をお花みたいにセットしたもの。
お正月に使う藍色のテーブルクロスに洗っても取れないシミがいくつか出来てしまったので、
そこに、このお花をアップリケしてもう少し使おうかなと・・・。



ここ数年お気に入りの”上田葉子アートスタジオ”の布です。
地元では手に入らない感じの柄と色合いが好きです。
33cm×50cmの布が6枚セットになっています。
2年前に作ったソファカバー(こちら)も”上田葉子アートスタジオ”のこのセットを使いました。



こちらは出来上がったものを買いました。
京都嵐山の”日本ねがい雛総本家”というお店のものです。

主人のお散歩用ポシェットにと思って買いましたが、
赤色(ピンク)が入っているので女性用みたいな感じもします。
男性っぽい色合いのものもあったのですが、本体と紐がビニール製でした。
こちらのしっかりした布製の方が使いやすいと思って買ってきましたが、
主人に見せたら「お前さんが使っても良さそうだね」って言われちゃった
何とかかんとか言って主人に押し付けて使ってもらっていますけどね(笑)

以上【東京国際キルトフェスティバル】2015でゲットしたものでした~♪
 

ワードで写真をいろいろな図形に切り取って貼る方法について

2015-01-26 07:21:27 | IT
私(おじさん)のIT日記です。

以前から紹介しているマイクロソフトのワードやエクセルに関する私のtips(ヒント集)の第12弾です。

今日は、こういった便利な機能がありますよという紹介です。

紹介する機能は、ワードの図形の塗りつぶしです。
(もちろん、図形ですからエクセルでも使える技です)

図形の塗りつぶしには、いろいろな色を使えます。
通常、塗りつぶしを行うとなると、すぐに赤や黄色で塗りつぶしてしまいます。

でも、この塗りつぶしには写真も使えるのです。
Ⅰ.写真を貼る具体的な操作はとぎの通りです。
【1】図形を入力(選択)して、
  
【2】”描画ツール”タブの”図形の塗りつぶし”の”図”で貼りたい写真ファイルを指定します。
  

ですから、お誕生日の写真をハート形に切り抜いて貼りつけることも出来ます。
これで、かわいい”お誕生日カード”もできますね。

この写真の縁をどうするかも指定できます。
Ⅱ.周りを少しぼかす具体的な操作です。
【1】図形を選択して、
 

【2】”図ツール”タブの”図の効果”の”ぼかし”からぼかしの程度を指定します。
  

さて、この塗りつぶしは、図形ごとにつけることが出来るので、便利と言えば便利です。
が、複数個の図形を組み合わせた時に、写真を貼りつけると妙な塗りつぶしになってしまいます。
  

でも、このようなときに使える嬉しい機能があります。
いくつかの図形をグループ化すれば、あたかも一つの図形として扱えるので、塗りつぶしに写真を使っても問題なくきれいな写真になります。
Ⅲ.グループ化して写真を貼る具体的な操作です。
【1】複数の図形を選択し、”描画ツール”タブの右の方にある”グループ化”ボタンを押します。
 
【2】一つの図形にして選択し、図形の塗りつぶしで写真を貼りつけます。
   


私は全然センスが無くてだめですが、図形を上手く組み合わせると素敵なデザインを作ることが出来ます。
素敵なデザインに素敵な写真を組み合わせるのもいいのではないでしょうか。
 

以前から気になっていた「もみじ葉ゼラニウム」

2015-01-25 07:37:27 | 草花
私(おじさん)の草花日記です。

昨年末、なんだかんだ言い訳をしながらガーデニングをサボってしまい、ビオラやパンジーを植えつけませんでした。
それで、今頃になってスーパーでビオラなど春の草花の苗を買ってきました。


そのひとつに、以前から気になっていた「もみじ葉ゼラニウム」の苗があります。

でも、春の草花とは言えないですね。
苗に挿してあるプラカードにも、”小さい秋みつけた”と書かれています。

実際、冬ですので既に紅葉しています。



帰宅し、早速鉢に植えつけ、取りあえず戸外ではなく玄関内に置きました。

上手く育ってくれるといいのですが・・・


「もみじ葉ゼラニウム」は”フウロソウ科”テンジクアオイ属の常緑多年草です。
花言葉は、「君ありて幸福」「真実の愛情」「真の友情」などと言うようです。


<ゼラニウムのリンク>
特有の匂いがない綺麗な「ゼラニウム」”プリメシャス” (こちら)
「蚊取草」と呼ばれても、いい香りがする「センテッド・ゼラニウム」 (こちら)
 

アリス=紗良・オットさんのグリーグ/ピアノ協奏曲

2015-01-24 07:37:07 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。


最近、若い女性がみな美人になったような気がするのは、本当におじさんになったせいでしょうか(笑)
でも、世界の、そして、日本の女性アーティスト、特にピアニストに美人が多くなったというのは確かだと思います。

もちろんCDなどのジャケットの写真だけで感じていることなので、実際に見たらどうなのかは分かりませんが・・・

ということで、先日、美人ピアニストのひとり、アリス=紗良・オットさんが出演するコンサートがテレビで放送されるということで、録画しました。


『東芝グランドコンサート2014』で、2014年3月に収録されたもののようです。


グリーグ/ピアノ協奏曲イ短調
  独奏:アリス=紗良・オット(ピアノ)
  指揮:ヴァシリー・ペトレンコ
  管弦楽:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

アリス=紗良・オットさんは、やはり美人です。
才色兼備ですね!

そして、演奏もなかなかよかったです。

私が持っているCDは、ディヌ・リパティさんとラドゥ・ルプーさんのもの。(こちら)
どうしても最初はそれらのCDと比較してしまっていけないのですが、曲が進むに連れ、自分の気持ちも乗ってきました。

観ても素敵、聴いても素敵な演奏でした。


そして、改めてグリーグのピアノ協奏曲は素敵な協奏曲だと思いました。
 

初日に出かけた【東京国際キルトフェスティバル】2015

2015-01-23 07:24:32 | 手芸

おはようございます。

昨日、東京ドームで始まったキルト展に行ってきました。
今年は初めて初日に行ったのですが・・・。

私のチケットには入場が9:30amとなっていたので、10時頃行ってみると、
初日はオープニングセレモニーがあるとかで一般の入場は11時からと放送が流れでおり、ドームの外で一時間も待つハメになりました。
私みたいな人が大勢いて、長い長い列があっと言う間に出来ていきました。
私はドームの屋根の下だったので傘を差さずに済んだのですが、後から来た人たちは傘を差して雨の中で行列を作って待っていました。

オープニングセレモニーのことを知っていたら初日にしなかったわ!と後悔したのですが、もう遅い。
しかも昨日は雨の予報だったので、きっと空いているだろうと期待して行ったのですが、皆さん考えることは一緒なんですね。
すごい混みでした。
キルト展においては、お天気は全然関係ないのねと痛感させられました(笑)

左は今年のパンフレットにもなっているキルトです。




入ってすぐのブースは特別企画の”キルトでつづる大草原の小さな家”
最初の写真のキルトもここに展示されています。
幌馬車とキルトが象徴的に飾られていました。


この特別企画ブースに”三浦百恵”さんのキルトが展示されていました。
黄色の明るくて優しいキルトでしたよ。


今年の”日本キルト大賞”を受賞された作品です。


”準キルト大賞”
とっても細かい手作業です。


バック部門の第1位の作品です。
シンプルなのが素敵でした。


”日本のキルト作家57人”のブースの中から、
伊万里焼を布で表現されていた作品のこの青・藍に惹かれました。

そして、もう一つの特別企画”キャシー中島の全仕事”
かなりの広さを使って、キャシー中島さんの作品が展示されていました。




相当な作品数で、載せきれないほどです。
圧倒的な存在感で見応えがありました。
大作から小物。
そして、スタンダードなキルトからハワイアンキルト、ステンドグラスキルトまで幅広く手掛けていらっしゃるのですね。
本当に凄いです。

この日、キャシー中島さんは”アロハ キャシーマム”のお店にずっといらっしゃってサインとかしてましたよ。
私も何かハワイアンキルトのキットを買いたいと思い、長い間粘ってお店を物色したのですが、結局思うものがなくて収穫なしでした。残念!




絵画のような作品や細かい手仕事に感動して一杯、心に栄養をもらってきました。
今年は入場が予想外の始まりで疲れましたが、やっぱり行って良かったです。
針と糸、布が好きな方々が一堂に会して、その熱気に元気をいただきました。

最後に、楽しみにしていたショップを見て歩いたのですが、今年は”これ!”という出会いがなく、少しだけ購入。
戦利品は次回、ご紹介しますね。
 

ミスド【ブルックリン D&D】の食感は好みです!

2015-01-22 07:18:29 | 美味しいもの
おはようございます。

昨日は一日中寒かったですね。
そんな寒い日に髪をカットしてきました。
セミロングからスーパーショートにしました。
美容院に入った時と出る時とではまるで別人みたい(笑)
首回りが思いっきり寒くなっちゃった
でもまあ、冬はタートルネックのカットソーをほとんど毎日着ているから大丈夫ですけどね。

髪が軽くなったせいなのか、寒さのせいなのか?
ついつい甘いものに目が行き(笑)
嵐の相葉雅紀君が宣伝しているミスドの【ブルックリン D&D】を買ってきてしまいました。
太る太ると思いながらね・・・(笑)





プレーン、キャラメルナッツ、ストロベリー、バナナチョコレートの4種類です。

D&Dとはデニッシュとドーナツの意味。
この二つをハイブリットしたもので、サクサクともっちりの食感が味わえるとのこと。
プレーンを食べるときには、これをかけて下さいとオリーブオイルを付けてくれました。

まずは、おやつにストロベリーをいただきました。
生地のもっちりした食感が好みです。
甘酸っぱいストロベリーもいいですね。

ミスドの【ブルックリン D&D】美味しくいただきました